福井中国語講習会創立35周年記念講演会開催、長谷川清司代表が挨拶
7月11日に配信されたメルマガ日本僑報電子週刊が福井中国語講習会長谷川代表の挨拶文を全文掲載した。
福井中国語講習会創立35周年記念講演会開催、長谷川清司代表が挨拶
7月11日に配信されたメルマガ日本僑報電子週刊が福井中国語講習会長谷川代表の挨拶文を全文掲載した。
皆さん、今日は!
本日はお忙しい中、「福井中国語講習会」創立35周年記念講演会にご出席くださいましてありがとうございます。当講習会を代表致しまして、一言御礼申し上げます。
今から40年ほど前、福井市内には幾つか中国語を学ぶところが有りました。しかし、中国語の基礎であるピンインを徹底的に学ぶところはほとんどなかったように思います。初級、中級クラスの教材も出来合いのテキストを使っている所が多い中、講習会では少々型破りな教材を用いて学んでいました。文法中心の授業ではなく、文の構造、構成の仕方、並べ方に重点を置いた授業をしていました。
ここ数年、尖閣諸島の領有権の問題を巡り、きしみがありましたが、今は若干関係が改善してきているように感じます。外国語を学ぶことはその国の歴史・文化を抜きには考えられないと思います。だからこそ「政治・歴史と中国語の学習は不可分」との思いから、講習会では政治的な問題も避けずに話し合っています。そして語学の習得には言葉の背景を知ることが必要との観点から、中国の文化、歴史についても同時に学んでいます。
毎年、語学研修旅行を行ない、今年は18回目を数えました。単にお寺やお墓、観光地を巡り楽しむ物見遊山(ものみゆさん)の旅行ではなく、スタディツアーを特徴としています。今の中国社会に触れ、理解を深める為、工場見学や老人介護関連施設の訪問、また日本語を学んでいる大学の学生との交流をしています。
さて、35年の長きにわたり講習会を維持できたことの一番大きな要因は一緒に学ぶ同学達の存在です。中国古来の言い方に“八仙过海”(八人の仙人が海を渡る)があります。個性豊かな各同学が多方面にわたりその能力を発揮し、協力して下さったお蔭と感謝しています。在籍35年の老同学を初め、25年、15年、10年、5年と長期間にわたって学ぶ同学が多いのが特徴かと思います。
語学学習は学習それ自身が最終目標ではありません。学んだ中国語を実際の生活に活用してこそ真価が発揮され、意義あるものです。人と人との小さな交流、友情が力になり、相互理解を深めます。中国語学習者の特徴は小さな友好大使だと思います。
本日は日中を生の声で橋渡ししている元ジャーナリストの段躍中先生をお迎えし、『日本人の“中国嫌い”をなくすには』と題して豊富な経験をもとにご講演していただこうと思っています。どうか最後までご清聴下さいますようお願い致します。
簡単ですが、私のご挨拶とかえさせて頂きます。
2018年7月8日
福井中国語講習会
代表:長谷川 清司
目次
1)多くのご応募に感謝!第1回「中国滞在エピソード」応募総数125本に<最終集計>
2)好評シリーズの最新版『日中中日翻訳必携・実戦編4』、刊行決定!
https://duan.exblog.jp/26978259/
3)段躍中氏講師に招き「福井中国語講習会創立35周年記念講演会」盛大に
http://jp.duan.jp/event/2018.07.08_duan.pdf
4)「福井中国語講習会創立35周年記念講演会」長谷川清司代表の挨拶(全文)
http://jp.duan.jp/event/2018.07.08_duan.pdf
5)第14回「中国人の日本語作文コンクール」 教師の指導体験文を募集!
http://duan.jp/jp/shido-list.html
6)日中翻訳学院「高橋塾」第1回中文日訳公開セミナー、7/21開催へ
http://duan.jp/news/jp/20180721.htm
7)読売新聞(YOMIURI ONLINE)に『「大平学校」と戦後日中教育文化交流』が掲載された
https://www.yomiuri.co.jp/life/book/column/press/20180618-OYT8T50066.html
8)【著者動向】『日本語と中国語の落し穴』著者、人民網日本版の取材を受ける
http://japan.people.com.cn/n1/2018/0702/c35421-30103302.html
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企業情報
企業名 | 日本僑報社 |
---|---|
代表者名 | 段躍中 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
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