東京2020オリンピック・パラリンピックを盛り上げる企画を学生が提案！宝塚大学東京メディア芸術学部と新宿区がコラボしたプロジェクトが始動

教育

宝塚大学東京メディア芸術学部の授業の一環で、新宿区地域振興部東京オリンピック・パラリンピック開催等担当課と連携した取り組みが始まりました。学生たちに出された課題は、新宿区民に対する2020年開催東京オリンピック・パラリンピック競技大会の普及啓発提案について。初回の授業では、新宿区の担当者から大会概要やコンセプト、主催イベントなどについての説明を受けた後、全国各地で行う関連プログラムについて情報収集しヒントを集めました。作業はグループで行われ、最終的に企画をパネルにまとめプレゼンテーションを実施し2019年3月3日（日）に行われる新宿区主催の500日前イベントにて展示予定です。他にも、本学は新宿区と協同し大会に向けた様々な取り組みに参加しています。

宝塚大学東京メディア芸術学部の1年生が必修科目として履修する「初年次教育」のひとつ「表現実践」の授業で、新宿区地域振興部東京オリンピック・パラリンピック開催等担当課と連携した取り組みが始まりました。

学生たちに出された課題は、新宿区民に対する2020年開催東京オリンピック・パラリンピック競技大会の普及啓発提案について。この取り組みに関する初回の授業は、新宿区の担当者を招き2018年12月17日（月）本学にて行われました。世界最大のスポーツの祭典である「オリンピック・パラリンピック」大会概要や2020年東京大会での3つの基本コンセプトについて説明を受け、新宿区が主催し展開している普及啓発イベントや様々なプログラムを紹介していただきました。

学生たちはインターネットを駆使し、全国各地で行う関連プログラムについてヒントを集めることから、制作に取り掛かりました。リサーチの種類や方法、調査内容における向き不向き、メリットデメリットなどを学び、機動力が高く広範囲まで網羅できるデスクリサーチを活用し情報収集を進めます。作業はグループワークで行い、集めた情報をチームで出し合って自分たちのアイデアに繋げていきます。本学で学んでいる専門分野に結び付けた表現方法を模索しており、開催に向けて区民の機運を高め、ボランティアが力を発揮できるよう創意工夫を加えます。

最終的には企画を1つのパネルにまとめプレゼンテーションを実施し、2019年3月3日（日）に行われる新宿区主催の「500日前イベント」にて展示予定です。

他にも本学は新宿区と協同し、大会に向けた数多くの取り組みに参加しています。2017年10月に開催された「1000日前イベント」や2018年6月の「777日前イベント」ではアスリートになりきって記念撮影ができるトリックアートの制作を行いました。現在は、街を装飾してPRを図る「シティドレッシング」の一環として、新宿区庁舎外壁やエレベーターの扉にイラストをラッピングするプロジェクトを進行中です。

本学が実施する「初年次教育」とは、宝塚大学でどのような力を身につけるかという教育の方向を染み込ませ、思考力や実践力を伸ばしつつ、自己を表現するためのものです。授業は「表現実践」の他、「表現思考」と「表現とICT」を開講し、社会人として、クリエイターとして求められる基本的な知識を身につけます。