「賃貸住宅の契約更新手続きで電子化を開始」

不動産

株式会社ジェイエーアメニティーハウス（本社：神奈川県平塚市　以下　ジェイエーアメニティーハウス）は、不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区　以下　アットホーム）が提供する、不動産業務の効率化を目的とした電子サインサービス　「スマート契約」・「クレジットカード決済サービス」を導入し、賃貸住宅の契約更新手続きで電子化を開始しました。

【概要】

「スマート契約」による契約書類の電子化：賃貸住宅の契約更新のタイミングで、希望者には「スマート契約」により、電子化した契約更新書類を送付します。インターネット環境とブラウザがあればPC・スマートフォンといった機器を問わず、いつでも更新契約書への署名が可能となります。

併せて「クレジットカード決済サービス」による決済の電子化：オンライン上で決済が可能となる「クレジット決済サービス」の提供を行います。これにより、希望者は、クレジットカード情報を登録するだけで、不動産会社の店頭や銀行に出向くことなく、更新料のオンライン決済を行うことが可能となります。

これらのサービスの導入により、ジェイエーアメニティーハウスが管理する約2万戸の賃貸住宅の契約更新手続きについて、時間や場所を選ばず、更新手続きがオンライン上で完結することが可能となりました。

【「スマート契約」導入における課題の解決】

これまでもジェイエーアメニティーハウスは契約者の多様化するライフスタイル、ニーズに対応するため、契約書の電子化を検討してまいりました。賃貸住宅の契約更新は法令上電子サインによる契約が認められており、またジェイエーアメニティーハウスの管理物件は約2万戸に及ぶため、この契約の電子化を進めることは契約更新者にとっての利便性向上をはじめ、契約書の返送・更新費用等の決済等にかかる手間の節減、契約完了までのリードタイムの短縮など業務効率化においても大きなメリットがあります。

一方、一般的な電子サインサービスでは、電子化した契約書を送信するためにメールアドレスが必要ですが、当初の賃貸契約を書面で行っている賃貸住宅の既存入居者についてはメールアドレスを把握できておらず、このことが更新手続き電子化のハードルとなっていました。そこでジェイエーアメニティーハウスは、電子サインサービス「スマート契約」の導入促進において同様の課題を持っていたアットホームの実証実験に協力。更新が近づいた賃貸住宅の既存入居者にQRコード※を掲載した圧着はがきを送付し専用フォームにメールアドレスを入力してもらうというモデルを共同で構築し、既存入居者（契約更新者）のメールアドレス情報の取得を実現しました。

※QRコードの商標はデンソーウェーブの登録商標です。

ジェイエーアメニティーハウスはこれからも賃貸住宅の契約更新だけでなく、他の業務においても積極的な電子化に取組み、エンドユーザー、オーナーの双方に対して、不動産契約等に関連する利便性の向上と新たな顧客体験を提供します。

アットホーム株式会社について

創業：1967年12月

代表者：代表取締役会長松村文衞取締役社長鶴森康史

本社所在地：東京都大田区西六郷4-34-12

ホームページ：https://www.athome-inc.jp/

事業内容：不動産会社間情報流通サービス、消費者向け不動産情報サービス、不動産業務支援サービス

＜本件に関するお問い合わせ＞

株式会社ジェイエーアメニティーハウス

設立：1999年10月

代表者：代表取締役社長　今井　洋一