～重たい雰囲気もどこかへ行ってしまう～　音楽ボランティア「秋桜（コスモス）」による老人ホーム・慰問イベントが行われました

　5月12日、日曜日に練馬区の特別養護老人ホームにサイエントロジー音楽ボランティア「秋桜（コスモス）」が慰問演奏のために訪問し演奏を行いました。特定非営利活動法人イマジンは、秋桜の活動を応援します。

　秋桜（コスモス）は今年で活動19年目を迎え、数多くの施設を巡回してきました。参加者は23名。到着すると、10名位がすでに座って待っており、他の参加者の方々を職員の方が誘導します。

　場所の雰囲気は最初重たいものでしたが、「荒城の月」や「みかんの花咲く丘」「ふるさと」「影を慕いて」など昔の歌謡曲や童謡を10曲ほどを披露。演奏が進むにつれて、拍手が起こり始め一緒に歌ってくれます。認知症の方も気軽に参加でき、演奏の合間に色々と奏者に話しかけたり、笑いが起こります。音楽がその人自身の感情を引き起こし、喜びを創造します。音楽が演奏者と高齢者を結び付け、そこにコミュニケーションが生まれます。

　演奏はこの日は約30分ほど行い、最後に自己紹介をして「新宿のサイエントロジーからボランティアで来ています。」と告げて終わりました。帰りの際には、エレベーターホールの通路に椅子があり全員がそこに腰かけ手を振って「お気をつけて」「楽しみにしています」と見送りをしてくれました。


　「歌は時代を通してさびれることがありません」というアメリカの人道主義者で音楽家のL.ロン ハバード氏の言葉にもとづき、秋桜は歌の持つ「パワー」と「コミュニケーション」でお年寄りを元気にすることを目的に都内の高齢者施設を巡回し一緒に懐かしのメロディーを歌う活動を継続しています。


　特定非営利活動法人イマジンは、知的障害者のノーマリゼーション、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っており、秋桜による音楽慰問活動にも協力しています。