世界のチャリティマラソン寄付額は過去最高に:イラク人質事件当事者の今井紀明が250kmマラソンで1000万の支援を募るプロジェクト開始
認定NPO法人D×P(ディーピー)(本社:大阪市、理事長:今井紀明、以下D×P)は、2019年5月29日(水)まで、今井紀明がモンゴルのゴビ砂漠を250キロ走り1000万円の支援を集めるプロジェクトに挑戦します。世界では個人がマラソンで寄付を集める『チャリティランナー』の寄付額は伸びており、ロンドンマラソンでは約1,480億円に。東京マラソンでも5億8557万円が集まりました。個人間送金がしやすくなったことを背景に、個人が周囲から寄付を集める「Peer to Peer ファンドレイジング」が広がりを見せています。今井紀明は2004年のイラク人質事件の当事者であり、2019年4月には15年ぶりにイラクへ再訪。難民キャンプなどを訪れ、日本の若者が抱える孤立の課題をよりいっそう感じ、寄付集めに向けた意欲を表明しました。
世界のチャリティマラソン寄付額は過去最高に:イラク人質事件当事者の今井紀明が250kmマラソンで1000万の支援を募るプロジェクト開始
認定NPO法人D×P(ディーピー)(本社:大阪市、理事長:今井紀明、以下D×P)は、2019年5月29日(水)まで、今井紀明がモンゴルのゴビ砂漠を250キロ走り、1000万円の支援を集めるプロジェクトに挑戦します。
今井紀明はこれまでチャリティランナーとして1280万円を集め、世界のウルトラマラソンに挑戦してきました。2016年のサハラ砂漠マラソン出場時は、183名から520万円を、2017年のアタカマ砂漠マラソンでは231名から764万円を集めました。このクラウドファンディングにより、若者の社会課題を知らない人に興味を持ってもらうきっかけになりました。
世界で伸びるチャリティラン寄付額
個人がマラソンで寄付を集める『チャリティランナー』の寄付額は、世界的に伸びています。チャリティマラソンの先駆けである、ロンドンマラソンでは寄付額の累計が10億ポンド(約1,480億円)に到達しました。出場者の約75%がチャリティーとして参加し、1日で集める寄付金額の世界記録を12年連続で更新、ギネス世界記録を保持しています。
一方日本では、2019年の東京マラソンにおいて過去最高の寄付金額(5億8557万468円)が集まりました。東京マラソンでの「チャリティーランナー」枠の数は3年連続増加し、2019年は5000人(2018年4000人、2017年3000人)を集めました。チャリティランナーは、寄付先団体と共にチャリティ事業をアピールします。個人が寄付を集めることで、多くの人に社会課題や団体の活動を広めることで、支援の輪を広げます。
個人が寄付を集めるP2Pファンドレイジングの広がり
チャリティランナーのように、個人が特定の団体のために周囲から寄付を集める仕組みは、「Peer to Peer(P2P)ファンドレイジング」と言います。フィンテックが進み個人間送金が簡単にできるようになったことが、P2Pファンドレイジングが広がった大きな背景となっています。今井紀明が今回挑戦する、1000万円を集めてチャリティーでモンゴル砂漠を走るプロジェクトは創業以来初めて挑戦する金額です。このプロジェクトが成功すれば、チャリティランナーとして集めた金額の大きさは日本最高となります。
※クラウドファンディングサイトCampfire にて挑戦中
https://camp-fire.jp/projects/view/135828
(今井紀明よりメッセージ)
「僕は15年前に医療支援の活動のため、イラクを訪問し武装勢力に拘束されました。日本に戻ってから自己責任のもとバッシングを受け、対人恐怖症になり引きこもっていた時期があります。周りの人に助けられて少しずつ回復していきました。2019年4月に15年ぶりにイラクを訪れ、難民キャンプなどをめぐりました。ISなどに加わってしまった10代の話を聞く機会があり、課題の根本は「孤立」にあるのではと思いました。それは僕がD×Pで支援している10代を取り巻く環境とも似ています。若者が人とのつながりがつくれず、孤立してしまっています。もともと文化部で、運動には一切縁がなったけど、マラソンは僕に生きる実感を与えてくれた競技でした。僕が挑戦することで、大人になっても、いくつになっても挑戦できる姿を見て少しでも何かを考えるきっかけになればいいなと思っています。
6/11「投資×寄付 意思をもったお金の使い方」開催!
ひふみ投信代表取締役社長藤野英人さんと、D×P代表今井紀明が寄付にまつわるトークイベントを開催します。メディア関係者の皆様のご取材は、info@dreampossibility.com(熊井)までご連絡ください。
今井紀明プロフィール
認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長。
1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)卒。高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと、日本社会から大きなバッシングを受ける。結果、対人恐怖症になるも、大学進学後、友人らに支えられ復帰。2012年にNPO法人D×Pを設立。「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望がもてる社会」を目指している。通信・定時制高校に通う生きづらさを抱えた若者に、「つながる場」と「いきるシゴト」「いきる暮らし」を届ける若者支援コミュニティをオフラインとオンラインで作っている。
団体概要
認定NPO法人D×P(ディーピー)
公式WEBサイト:http://www.dreampossibility.com/
通信・定時制高校の高校生のサポートに特化したNPOです。高校生に「人とのつながり」と「働き、生きる場」を提供することを目指し、現在大阪・京都・兵庫・滋賀・札幌・岡山などでプログラムを提供。年間約1,000名の高校生をサポートしています。
本件に関するお問い合わせ
認定NPO法人DxP(ディーピー) 担当:今井・熊井
info@dreampossibility.com
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企業情報
企業名 | 認定NPO法人D×P(ディーピー) |
---|---|
代表者名 | 今井 紀明 |
業種 | 教育 |
コラム
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