攻城団が全国のお城の入城者数(観光客数)の最新調査結果を発表 〜1位は大阪城、2位は名古屋城、3位は二条城〜

日本全国の城好き・城めぐり愛好家が利用するサイト「攻城団」を運営する攻城団合同会社(代表:河野武)は、全国119城の管理事務所や自治体の協力を得て、毎年恒例となっている全国のお城の入城者数を調査しました。トップ3は2年連続で大阪城(大阪府大阪市)、名古屋城(愛知県名古屋市)、二条城(京都府京都市)が選ばれています。昨年は地震や台風など自然災害の影響もあり、上位のお城の多くは前年比でマイナスとなりました。

各位

プレスリリース

攻城団が全国のお城の入城者数(観光客数)の最新調査結果を発表

〜1位は大阪城、2位は名古屋城、3位は二条城〜

 

2019年5月31日

攻城団合同会社

 

日本全国の城好き・城めぐり愛好家が利用するサイト「攻城団」を運営する攻城団合同会社(代表:河野武)は、全国119城の管理事務所や自治体の協力を得て、毎年恒例となっている全国のお城の入城者数を調査しました。

トップ3は2年連続で大阪城(大阪府大阪市)、名古屋城(愛知県名古屋市)、二条城(京都府京都市)が選ばれています。なお大阪城の255万人は3年連続の1位ではありますが、昨年は地震や台風など自然災害の影響もあり前年比では少しだけマイナスとなりました。

 

全国のお城には入城チケットが必要な有料の場所と、城址公園として整備されており無料で見学できる場所があります。攻城団では公平を期すため、有料のみのお城に限定したランキングと、有料無料を問わない総合ランキングのふたつを発表しています。

総合ランキングでは江戸城(皇居東御苑の入園者数)、米沢城(上杉記念館、上杉博物館、上杉城史苑、上杉神社の合算値)がランクインしています。

 

なお今回の調査結果では上位のお城の入城者数が減っているためトータルで見ると前年比で88.8%という結果になりました。個々のお城では全体の約4割のお城がプラスで、6割が前年割れとなっています。

すでにお城めぐりはブームではなく、趣味として定着してきましたが、だからこそお城めぐりを楽しむ人たちの増加ペースはゆるやかになり、また飽きてしまう人も出てくると思われます。今後は新規需要だけでなく、いかにリピーターを増やすかという観点での観光施策が求められるでしょう。

 

今後も攻城団では有名なお城だけでなく、全国各地のさまざまなお城(天守など建物が残っていない城跡も含め)にスポットをあてていきたいと思っていますが、そのためにまず現状を把握することを重視しており、来年以降も調査を継続していくつもりです。

それと同時に各地でおこなった施策やメディアでの露出状況など多角的に分析をおこない、どうすれば地域の観光振興に貢献できるかを考えて提案していく所存です。

 

より詳細なレポートは下記のURLにあります。

https://kojodan.jp/blog/story/4237.html

 

■「攻城団」とは

「攻城団」は日本の「城」をテーマにしたメディアで、2014年4月6日に正式オープンしました。日本全国にあるお城(城址含む)を検索できるだけでなく、自分がこれまでにめぐったお城の訪問記録を残すことができます。城好き・歴史好きの方が、生涯にわたって利用できるサイトを目指して運営しています。

現時点で「団員」と呼んでいる登録メンバー数は約3600人(アクティブ)、26万回をこえる訪問記録が残されています。また団員が投稿したお城の写真はすでに16万枚をこえています。現在も利用者数、PVは毎月伸びており、今後はさらに多くの「城好き」が集まるコミュニティに育てていきたいと考えています。

 

■日本の城を観光資源に

「観光立国」が叫ばれ各地でさまざまな取り組みが行われる中、我々は「日本の城は最強の観光資源になる」と考えています。

また全国の城をただ訪問するだけではなく、その土地々々にまつわる歴史を学ぶことの楽しさを共有し、お城めぐりそのものをライフワークとして一生楽しめる趣味にできるよう、コンテンツや機能を充実させております。

攻城団では、周辺の城をひとまとめにした観光圏形成の支援のほか、「城主となった武将つながり」など城にまつわるさまざまなストーリーを軸にしたコンテクスト・ツーリズム(*)の実践を通じて、地域活性化や文化観光の振興に取り組んでまいります。

さらに、いずれは海外版を提供することで、訪日外国人数の増加にも貢献できると考えています。

 

*コンテクスト・ツーリズム

コンテクスト・ツーリズムとは、複数の観光スポットをある文脈(コンテクスト)で繋ぐことで、ストーリー性のある旅をすること。たとえば「織田信長、上洛の軌跡」や「築城名人・黒田官兵衛が築いた城」のように、一貫性のあるテーマで複数の観光地を巡ることを意味します。

コンテクスト・ツーリズムの可能性は、観光産業の活性化に繋がる「旅行のきっかけづくり」が何通りも実現できる点にあり、周辺自治体など各地域が連携しやすくなる点も挙げられます。

https://blog.kojodan.jp/entry/2019/03/08/135524



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企業情報

企業名 攻城団合同会社
代表者名 河野 武
業種 ネットサービス

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