（株）アンテナ、高崎市のシンガポール現法関連事業を受注～市内農産品の海外販路開拓を独自の手法でサポート～

イベント・海外調査・PRコンサルティング事業を展開するクロスボーダー株式会社（本社：東京都台東区東上野、代表取締役グループCEO：古川エドワード英太郎、代表取締役社長：佐藤泰也）は、子会社の株式会社アンテナ（代表取締役：菅原豊）が現地法人「高崎トリニオン」の運営に参画することになりましたので、報告させていただきます。「高崎トリニオン」は群馬県・高崎市（市長：富岡賢治）が8月1日にシンガポールに設立したもので、（株）アンテナはその運営をサポートしていきます。

クロスボーダー株式会社

https://x-border.co.jp/

株式会社アンテナ

http://www.antenna2.co.jp/

　イベント・海外調査・PRコンサルティング事業を展開するクロスボーダー株式会社（本社：東京都台東区東上野、代表取締役グループCEO：古川エドワード英太郎、代表取締役社長：佐藤泰也）は、子会社の株式会社アンテナ（代表取締役：菅原豊）が現地法人「高崎トリニオン」の運営に参画することになりましたので、報告させていただきます。「高崎トリニオン」は群馬県・高崎市（市長：富岡賢治）が8月1日にシンガポールに設立したもので、（株）アンテナはその運営をサポートしていきます。

　現法には、輸出業務などに精通したスタッフ2名が常駐し、高崎産農産物および加工品の輸出・販売支援、現地での商談業務・商流の取引支援、農産物のプロモーション活動などの業務を行います。8月1日に現法のお披露目とPRの場を兼ねて、現地の関係者らを招き、開所式とレセプションパーティを開催しました。パーティでは、高崎市議会議長、在シンガポール日本大使館、ジェトロシンガポールなど現地関係者、現地の飲食業・卸小売業関係者、バイヤーなどが参加し、高崎産農産物の紹介やこれらを使用した料理の試食などを行いました。

(左)高崎市議会議長　松本賢一氏

(右)高崎トリニオン代表　古川エドワード英太郎氏　

高崎市の農産品等

(左)高崎市議会議長　松本賢一氏

(右)Singapore Manufacturing Federation　会長　Douglas Foo氏

　当社グループはこれまで、高崎市の平成27年度のチェコ、ポーランドでの海外ものづくりフェアの開催や平成28年度、平成30年度のシンガポールでの高崎市のものづくりや農産物のPR活動などを実施してきていますが、現在、高崎市は、今後見込まれる国内人口の減少やそれに伴う消費需要の減少などを踏まえ、新たな販路の拡大を図っていくため、海外にも目を向けています。この状況を鑑み、マーケット全体の成長が期待でき、アジアのハブとしてヒト、モノ、カネ、情報が集中するシンガポールに着目し、平成28年から、現地での食に関する大規模イベントなどに参加し、高崎市農産物の継続した販売、PR活動を実施するとともに、シンガポールのレストランで提供可能なレシピの開発（写真参照）などを繰り返し、輸出の可能性について研究してきました。

　そこで、今般、高崎市の特産である梅、果実、野菜など、味もよく、品質の高い農産物を恒常的に輸出できないか、また、輸出に取り組みたいが何から始めてよいか分からない生産者を後押しできないか、小ロットからでも本格的な輸出をできないか、など多くの課題をブレイクスルーするための高崎市独自の施策として、民間企業との共同により、専門的な輸出業務を行っていく現地法人「高崎トリニオン」を設立する運びとなり、その運営をサポートさせていただくことになりました。今後は「高崎トリニオン」を拠点として、シンガポールへの輸出を本格化させ、高崎市農産物のブランド力の向上を目指していきます。

〈研究を重ねて来たレシピ開発の一例〉