「つくろい東京ファンド」は8月より「東京アンブレラ基金」の運用を正式スタート。協働9団体ともに「今夜、行き場のない人」を誰ひとり路頭に迷わせない社会へ
見えやすい形の「ホームレス」の方が減少し、一方でさまざまな背景を抱えた「今夜、行き場のない人」は都内で1.6万人いるとも推定される現状を解決するため、緊急宿泊支援費の提供と調査研究をおこなう「東京アンブレラ基金」。協働9団体と共に3月より設立し、また同月よりクラウドファンディングを開始。741人の方から6月の終了時までに当初の目標金額の3倍にもおよぶ6,113,500円ものご支援をいただきました。これらを原資とする形で、各協働団体への緊急宿泊費の提供を8月より正式スタート。それに伴い、基金のウェブサイト ( https://umbrellafund.tokyo/ )もオープンいたしました。
■東京アンブレラ基金が正式スタート
見えやすい形の「ホームレス」の方が減少し、一方でさまざまな背景を抱えた「今夜、行き場のない人」は都内で1.6万人いるとも推定される現状を解決するため、緊急宿泊支援費の提供と調査研究をおこなう「東京アンブレラ基金」。
協働9団体と共に3月より設立し、また同月よりクラウドファンディングを開始。741人の方から6月の終了時までに当初の目標金額の3倍にもおよぶ6,113,500円ものご支援をいただきました。
これらを原資とする形で、各協働団体への緊急宿泊費の提供を8月より正式スタート。それに伴い、基金のウェブサイト ( https://umbrellafund.tokyo/ )もオープンいたしました。
■GWからのテスト運用で成果が
2019年のゴールデンウィークは例年にない10連休となり、たとえば日雇い(日払い)で生計を維持されている方が仕事を失い、また公的支援の窓口にも繋がれず困窮されることが予想されました。私達はこの状況に対応するため、先行して基金のテスト運用を開始。予想通り、長期休みによって家庭に居づらく親元から出ざるをえない青少年や、仕事と共に住まいを失った方などが協働団体へ相談に訪れ、基金の拠出によって緊急宿泊支援に繋がることができました。
GWからのテスト運用期間において、すでに10件以上の方が基金によって宿泊支援を受けることを実現しました。
■ホームレス支援をアップデートするために
正式スタートに伴い、協働団体のひとつであり調査分析を担当されるARCHの協力で、基金を通じて支援に繋がった方のデータ集計をおこない、見えにくい形での「ホームレス」の実態を明らかにしていきます。
また、変化の速い社会問題に対応していくため、アンブレラ基金自身もアップデートしていきます。
どうか引き続きご注目ください。
●東京アンブレラ基金公式サイト
●東京アンブレラ基金協働団体のご紹介(2019/08/月現在)
・NPO法⼈TENOHASI http://tenohasi.org/
・⼀般社団法⼈Colabo https://colabo-official.net/
・認定NPO法⼈難⺠⽀援協会 https://www.refugee.or.jp/
・LGBTハウジングファーストを考える会・東京 https://lgbthf.tokyo/
・NPO法⼈豊島⼦どもWAKUWAKU ネットワーク https://toshimawakuwaku.com/
・避難の協同センター https://hinan-kyodo.org/
・NPO法⼈ ⼈⾝取引被害者サポートセンター ライトハウス https://lhj.jp/
・NPO法人ピッコラーレ https://piccolare.org/
・ARCH(調査協⼒)https://archcd.wixsite.com/arch
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一般社団法人つくろい東京ファンドについて
一般社団法人つくろい東京ファンドは、2014年6月、「市民の力でセーフティネットのほころびを修繕しよう!」を合言葉に、東京都内で生活困窮者の支援活動をおこなってきた複数の団体のメンバーが集まり設立。現在都内各地で住まいを失った方を対象としたシェルターの運営、空き家を利用した若者向けシェアハウス、元路上生活経験者などが働くカフェやこども食堂など、さまざまなプロジェクトを展開。
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企業情報
企業名 | 一般社団法人つくろい東京ファンド |
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代表者名 | 稲葉剛 |
業種 | その他サービス |