NEDO「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」に採択
株式会社メタジェン(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO 福田真嗣、以下「当社」)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」に採択されました。 本事業において、当社と同じ慶應義塾大学先端生命科学研究所発のベンチャー企業である株式会社MOLCURE(以下、「MOLCURE」)と共に助成先となり、これまでの特定保健指導の現場で考慮されていなかった腸内環境因子を利用した最適な減量方法の予測により、生活習慣病の予防を効率化する業界横断型人工知能(AI)システムの開発を開始いたします。
当社及びMOLCUREは、メタボリックシンドロームや生活習慣病の予防・改善を目的とする特定保健指導(※1)の現場で適用可能な、業界横断型AIシステムとして、「腸内環境情報を利用した生活習慣指導AIの事業化を目指した開発事業」を開始いたします。
近年では、肥満や生活習慣病の発症あるいは増悪に腸内細菌叢が関与していることが明らかになってきています。また、腸内細菌叢のバランスは個々人で異なり、この差異は食習慣に大きく依存すると考えられています。そのため、個々人で異なる腸内環境情報に基づいて適切に食習慣の改善を促し、腸内細菌叢のバランスを整えることは減量の効率化や生活習慣病の予防・改善につながると期待されます。
食習慣や定期的な運動など、生活習慣の改善によって生活習慣病を予防する取り組みとして、現状は特定健診結果に基づく特定保健指導が実施されており、肥満度(腹囲・BMI)、血圧、血糖、脂質、喫煙などを評価項目とした生活習慣改善指導を行っています。本事業では、これらに腸内環境という新たな視点を加えることにより、個々人に対して最適な指導を行い、改善効果を高めることを目指しています。
当社およびMOLCUREは、本事業において、下記連携先2社と協力して腸内環境データと健診データの取得を行い、生活習慣の改善指導サポートを行うAIシステムの開発を実施します。
<採択事業の詳細について>
採択事業名:
Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業/業界横断型AIシステムの開発/腸内環境情報を利用した生活習慣指導AIの事業化を目指した開発事業
助成先:
株式会社メタジェン
株式会社MOLCURE
連携先(協力分野):
SOMPOヘルスサポート株式会社(参加者募集・運営協力)
株式会社町田予防衛生研究所(実データの取得)
事業期間:
2019年度から最長2021年度
本事業を通じて、当社およびMOLCUREは、予防医療を指向した生活習慣病の克服により、世界が抱える健康課題の解決と共に保険費・医療費の削減といった社会課題の解決に貢献してまいります。
リリースの詳細は以下をご覧ください。
https://metagen.co.jp/news/assets/MG_PressReleaae_191114.pdf
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企業情報
企業名 | 株式会社メタジェン |
---|---|
代表者名 | 福田 真嗣 |
業種 | 医療・健康 |
コラム
株式会社メタジェンの
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