景品は、20世紀最大の芸術家「ピカソ」の絵画！“1億2千万円”相当の作品が当たるチャリティくじの販売が開始、1口約1万2千円からネットで購入が可能

ピカソの絵画を景品とするフランスのチャリティくじ企画「1Picasso For 100Euros（１ピカソ・フォー・100ユーロズ）」の抽選会が、2020年3月30日（月）にパリのクリスティーズで開催することが決定しました。現在、１口100ユーロの抽選チケットを公式サイトにて販売しています。

▼　抽選チケット購入サイト：https://1picasso100euros.com/

■目的は水不足に苦しむアフリカの人々の支援、井戸やトイレの整備で生活向上を
「1Picasso For 100Euros」とは、ピカソの作品がくじで当たる抽選会に1口100ユーロから参加できる、人道支援のためのチャリティ企画です。目的は、アフリカに住む20万人の人々に、清潔で綺麗な水を供給すること。

アフリカでは、生活に必要な水を得るためには、毎日危険な道を何時間もかけて歩かなければならないのが現状です。その水も衛生面で課題があり、多くの人々が病原菌の危険にさらされています。慈善団体「CARE（ケア）」と協力し、井戸や洗濯施設、トイレの建設や修復をおこなうことで、これらの人々の生活の向上を支援します。

本チャリティ企画が初めて開催されたのは、2013年。ピカソのキュビズム時代の絵画『L'Homme au Gibus（オペラハットの男）』を、アメリカ人男性が手に入れました。得られた収益は約6億円。レバノンの古代首都ティールの世界遺産保存事業に使われました。
 

■世界2大競売会社「クリスティーズ」で開催されるグローバルイベント
2回目となる今回の景品は、ピカソの『Nature Morte（静物画）』。お酒のアブサンが入ったグラスと新聞紙を描いた人気作品で、美しい幾何学的な構成が高く評価されています。価格は推定1億2千万円。現在、世界最大級の個人収集家デービッド・ナーマド氏が所有しています。

抽選会が開催されるのは、フランス・パリ。“世界2大オークションハウス”のひとつであるクリスティーズで、裁判所監督のもと実施されます。当日は世界各国の有力メディアを多数招待。オンラインでのライブ配信も予定しています。

■全世界からくじに参加できる多言語サイト、今後は年一回のペースで実施
恵まれない人への資金提供だけにフォーカスしがちな一般のチャリティとは異なり、本物のアートの価値を知る教養あふれる人々が参加するのが本企画の特徴です。グローバル展開のために、公式サイトも多言語化。全世界からオンラインで気軽に参加することが可能です。今後は、さらなる人道支援のために、年に1回の頻度で、同様のコンセプトの企画を開催することを計画しています。

（フランスTV番組 Journal 20h00 での放映の様子）

＜「1Picasso For 100Euros」開催概要＞
目的：慈善団体を通じた人道支援チャリティ
場所：フランス・パリ、及びオンライン
絵画：『Nature Morte（静物画）』, 1921, Oil on canvas, 22.9 cm x 45.7 cm
証明書：ピカソの娘マヤ・ウィドマイヤー＝ピカソさんによる証明（2007年9月16日）、息子クロード・ルイス＝ピカソさんによる証明（2006年4月20日）
募金一口：100ユーロ（約1万2千円）
抽選会日時：2020年3月30日（月）午後6時開始
抽選会場所：クリスティーズ（9アヴェニューマティニヨン、パリ）
公式サイト：https://1picasso100euros.com/

【「1Picasso For 100Euros」日本事務局】
所在地：東京都港区南麻布3-20-1 5F
代表者：坂田由紀子
email：info@inspira-tique.com
URL：https://1picasso100euros.com/