城北信用金庫が川口市の子育て世帯を応援！店舗建物内に認可保育園を開設

　城北信用金庫（本店：東京都荒川区理事長：大前孝太郎）は、株式会社学研ココファン・ナーサリー（本社：東京都品川区代表取締役社長：小早川仁）と連携し、令和２年４月１日より、蕨支店芝出張所内に認可保育園「ココファン・ナーサリー川口芝」を併設いたします。なお、学研ココファン・ナーサリーと金融機関との連携は、当金庫が初となります。

■取り組みの背景

　埼玉県川口市は、東京都に隣接するベッドタウンとして子育て人口が増加しており、これに伴って待機児童数増加への対応が課題となっています（平成２９年4月待機児童数４９名→平成３０年４月待機児童数８２名）。特に当出張所の周辺エリアは、川口市より「平成３１年度認可保育所整備事業者の重点募集地域」に指定されており、保育所の必

要性が高い地域となっていました。

　このような状況から、ＪＲ京浜東北線蕨駅から徒歩６分の好立地にある当出張所に保育所を誘致し、当金庫初の複合店舗へとリノベーションしました。質の高い保育サービスと安心して子どもを育てられる街づくりに取り組む学研ココファン・ナーサリーと手を携えることで、子育て世帯の多様なニーズに応えながら、地域の価値向上に貢献することができると考えております。　

保育室の内装からは色･光･音などの刺激を極力排除し、長時間園にいる子どもや感覚過敏などの特性を持つ子どもも落ち着いて過ごせるユニバーサルデザイン

保育室間に可動間仕切りを採用し、園行事などの用途に応じて、最大３部屋まで空間を広げられるように。間仕切りの窓は、開放感と保育士のスムーズな連携を考慮

■城北信用金庫の地域を活性化するコミュニティづくり

荒川区町屋にある遊休施設を活用した城北信用金庫のインキュベーションオフィス「COSA ON（コーサオン）」

　今回の取り組みは店舗の遊休スペースを活用したもので、不動産コンサルティングを行う株式会社ザイマックスのサポートを得て実現しました。これまでにも当金庫では、荒川区町屋の遊休施設をインキュベーションオフィスにするなど、地域課題に即したコミュニティ拠点の開発を行っています。

　今後も、地域の皆さまとコミュニケーションを密に図り、当金庫のさまざまな経営資源を地域の課題解決に活用してまいります。

■学研ココファン・ナーサリーについて

　株式会社学研ココファン・ナーサリーは首都圏を中心に4５園（令和２年４月現在）を展開する子育て支援の総合事業会社です。学研グループのノウハウを活かし、子どもの発達過程や多様性に対応した「育てるチカラ」を引き出す保育プログラムを実践。さらには、コミュニケーション力や思いやりなどの社会性の発達に効果があるとして、子どもと高齢者による「多世代交流」に取り組んでいます。