EPA濃縮型・藻類由来オメガ3脂肪酸市場、乳児用調製粉乳および機能性食品飲料における需要が市場を牽引
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「EPA濃縮型・藻類由来オメガ3脂肪酸の世界市場:成長・動向・予測」 (Mordor Intelligence LLP発行) の販売を4月23日より開始いたしました。
EPA濃縮型藻類オメガ3成分市場は、2020年から2025年の予測期間中に8.2%のCAGRで成長する見込みです。
オメガ3オイルは、心血管、眼、脳の健康など幅広い健康上の利点を有する必須脂肪酸であり、栄養補助食品、乳児栄養、機能性食品・飲料、医薬品・臨床栄養など、さまざまな用途で広く使用されています。
EPA市場は、成人ベースの必須オメガ3サプリメントの開発において、栄養補助食品部門からの堅調な需要によって成長しています。また、乳児用調製粉乳、栄養補助食品、強化食品や飲料、動物向け栄養素、医薬品など、さまざまな分野における応用も市場の成長をさらに促進しています。
しかし、規制機関による規制には、市場の成長抑制因子と考えられるものも含まれます。例えば、IEG(国際専門家グループ)の勧告によると、乳児用調製粉乳中のEPA含有量は、DHAの含有量を超えてはならないため、EPAベースの乳児用調製粉乳製品の導入に積極的な主要メーカーにとって障壁となっています。
乳児の栄養ソリューションと機能性食品・飲料を開発するうえでEPAは効果的な組み合わせを生み出します。そうした広範な使用が藻類オメガ3成分市場を後押しすると予想されています。乳児の認知力および視覚発達においてEPAの有効性を示す膨大な科学的証拠により、世界の乳児用調製粉乳市場が刺激されています。例えば、多くの新たな研究と臨床研究において、低EPAおよび低DHAが早産のリスクを高めることが実証されています。
アジア太平洋地域は、藻類オメガ3成分市場の中で最も急成長を遂げている地域です。オーストラリア国立心臓財団は、心血管疾患および高トリグリセリド血症のリスクを減らすために、1日あたり500〜1200mgの範囲でEPAの摂取を推奨しています。
EPA濃縮型・藻類由来オメガ3脂肪酸の主要企業は、Koninklijke DSM N.V.、Omega Protein Corporation、The Archer Daniel Midland Company、Corbionです。戦略的アプローチとしての企業の合併、拡大、買収、パートナーシップの提携、新製品開発にも重点が置かれています。例えば、Croda Internationalは、2018年にシャーロットタウンに拠点を置く海洋バイオテクノロジー企業であるNautilus Biosciences Canada Inc.を買収し、革新的な科学をアプリケーションに活用しました。また、BASF Newtrition Omega-3は、2017年により多くのオメガ3のバイオアベイラビリティを可能にするために、Accelon吸収加速技術を発表しました。
【当レポートの詳細目次】
https://www.gii.co.jp/report/moi649817-global-epa-focused-algae-omega-3-ingredient-market.html
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