ヨーガや東洋医学などの専門書を出版するガイアブックスが、医療従事者のための本格的なヨーガ解説書『医療におけるヨーガ 原理と実践』を発行
医師が豊富なデータ、エビデンスに基づき解説する「メディカルヨーガ」の教科書。ヨーガの医学的有効性を検証したバイオメディカル研究を体系的・包括的に紹介し、研究がもたらすエビデンスを解説したうえで、実践方法と臨床応用法を提案しています。
ヨーガ、理学療法、作業療法、東洋医学の専門書から、生活を豊かにするビジュアル本、カードブックまでを幅広く扱う株式会社ガイアブックス(本社:東京都港区、代表取締役:吉田 初音)では、2020年4月17日(金)、新刊書籍『医療におけるヨーガ 原理と実践』を発行しました。
▼ 『医療におけるヨーガ 原理と実践』:http://www.gaiajapan.co.jp/books/bodywork/yoga_pilates/4871/
■医療従事者のために執筆された、本格的なヨーガの解説書
『医療におけるヨーガ 原理と実践』は、医師、ヨーガ研究者、ヨーガセラピスト、看護師、その他の医療従事者のために執筆された、本格的なヨーガの解説書です。医療従事者、ヨーガセラピー、研究の各分野で国際的に指導的立場にあり、高い学術的実績に基づいて選ばれた総勢91名の寄稿者・協力者により執筆されています。
ヨーガの医学的有効性を検証したバイオメディカル研究を体系的・包括的に紹介し、研究がもたらすエビデンスの意味を解説したうえで、実践方法と臨床応用法を提案しています。治療的介入としてのヨーガに関心を持つヨーガセラピストや、理学療法士、医師、心理学者などの医療従事者にとって“必須の書”ともいえる書籍です。
■科学とヨーガセラピーの実践が収められた1冊
『医療におけるヨーガ 原理と実践』は、23の章で構成されています。1部は入門的な3つの章から成り、ヨーガ、ヨーガセラピー、ヨーガの精神生理学の基礎研究について書かれています。2部から7部は疾患別のヨーガセラピーについて記述。8 部は2つの章から成り、ヨーガセラピーの実際的問題、さらにヨーガの将来とその方向性について述べられています。
<特徴>
・科学とヨーガセラピーの実践が1冊に収められています。
・さまざまな疾患における、ヨーガの科学的根拠を再検証しています。
・ヨーガを治療に活用したい専門家のために、研究の知見と実践的意義を包括的に要約した内容となっています。
・ヨーガのバイオメディカル研究の第一人者が各章に寄稿しています。
・ヨーガセラピーが、信頼に足る専門的領域になることを後押ししています。
・ヨーガの実践に伴う問題を、疾患別にヨーガセラピストが簡潔に解説しています。
■『医療におけるヨーガ 原理と実践』概要
書籍名:『医療におけるヨーガ 原理と実践』
編者:サット・ビール・シン・カールサPhD(Sat Bir Singh Khalsa)、ロレンソ・コーエンPhD(Lorenzo Cohen)、ティモシー・マッコールMD(Timothy McCall)、シャーリー・テレスMBBS、MPhil、PhD(Shirley Telles)
日本語版監修者:新倉 直樹
翻訳者:吉水 淳子
ISBN:978-4-86654-029-0 C3047
本体定価:8,000円
発売日:2020年4月17日(金)
判型:B5(天地257×左右182mm)
頁数:592ページ
色数:本文1色刷
製本:並製
【編者について】
サット・ビール・シン・カールサPhD(Sat Bir Singh Khalsa)
ハーバード大学医学大学院ブリガム・アンド・ウィメンズ病院の助教授、クンダリニー研究所の研究ディレクター、クリパル・ヨーガ・ヘルスセンターのリサーチ・ディレクター、ベンソン・ヘンリー心身医学研究所の研究員。毎年開催されるヨーガ・リサーチ・シンポジウムのサイエンティフィック・コーディネーター。インターナショナル・ジャーナル・ヨーガ・セラピーの編集長。
ロレンソ・コーエンPhD(Lorenzo Cohen)
テキサス大学付属MD アンダーソンがんセンターの臨床がん予防科の特別教授、統合医療プログラムのディレクター、緩和医療・リハビリテーション・統合医療科の統合医療部長。中国・上海の復旦大学病院の特別臨床教授。国際統合腫瘍学会の創立者の1人であり元会長。
ティモシー・マッコールMD(Timothy McCall)
米国内科専門医。2冊の著書がある。世界各地でヨーガセラピーのセミナーや指導者訓練を行う。ヨーガセラピーを研究するセンターの共同所長も務める。2002年からヨーガ・ジャーナルの医学専門編集者。
シャーリー・テレスMBBS、MPhil、PhD(Shirley Telles)
インド医療評議会の先端研究センターが授与する賞の最初の受賞者。2007年からインドのパタンジャリ研究財団(ヨーガとアーユルヴェーダの研究機関)の所長。約150本の論文(大半を第1筆者として執筆)が、主要な国際的な文献データベースに登録されている。多くの共著と3冊の著書がある。
【日本語版監修者について】
新倉 直樹(にいくら なおき)
東海大学医学部 乳腺・内分泌外科 教授。医学博士、外科専門医、乳腺専門医、がん薬物療法専門医。医学雑誌に50本以上の学術論文を発表し、現在も乳癌診療、がん治療の研究、新薬の開発、ヨーガの研究などを行っている。2009-2010年University of Texas MD Anderson Cancer Center 留学中に代替医療としてのヨーガの研究に触れ、治療法としてのヨーガの研究を日本に紹介した。雑誌「Yogini」で“ヨガを科学的に検証する”を2011年-2013年まで連載。東海大学医学部付属病院では乳がん患者のための「ヨガ教室」を主宰している。
■「ヨーガにエビデンスがあるのか」の問いに答える本
『医療におけるヨーガ 原理と実践』の日本語版監修者である新倉 直樹(にいくら なおき)東海大学医学部 乳腺・内分泌外科教授が、その監修者序文の中で「ヨーガというインド発祥のメソッドを世界基準の科学的検証を行うことで、世界中の人々に効果を伝えるために世界中の研究者が知恵をしぼっている。本書では過去に行われた研究を基に西洋的な科学的検証の限界を述べつつ、今時点で示されている各疾患に対するヨーガセラピーのエビデンスを中立の立場で述べられている」と記しているように、世界中の医療関係者、研究者が集まって科学的検証を行い、現時点で明らかにされている検証結果をまとめた内容です。
医療におけるヨーガの効果だけに焦点を当てるのではなく、時にヨーガの限界についても示しています。 そうした点が、ヨーガの健康への効果を“自分の体験や感覚だけで語っている”他の書籍とは大きく異なっています。
■20年以上にわたりヨーガ関連の翻訳書を出版
株式会社ガイアブックスは、20年以上にわたりヨーガ関連の翻訳書を出版してきました。その間、ヨーガ人口は増え続け、一時のブームとして消え去ることなく、広く社会に浸透しています。なぜ、これほどヨーガが受け入れられているのか──。その答えが本書にあると思い、このほど出版いたしました。
日本では、医療現場におけるヨーガ療法の受け入れが、遅々として進まない現状があります。「病気予防においても治療においても効果が期待でき、お金もかからないヨーガメソッドに、医療の専門家の方々から目を向けてもらいたい」との思いもこめ、本書をここに発行いたします。
【株式会社ガイアブックスについて】
本社:〒107-0052 東京都港区赤坂1-1-16 細川ビル
代表者:代表取締役 吉田 初音
設立:1977年3月
電話番号:03-5549-2361
URL:http://www.gaiajapan.co.jp
事業内容:翻訳本、自然療法関連書籍、理学療法・作業療法・リハビリテーション関連書籍の発刊
【一般の方向けのお問い合わせ先】
企業名:株式会社ガイアブックス
担当者名:栗原
TEL:03-5549-2361(代表)
Email:utakamu@sunchoh.co.jp
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企業情報
企業名 | 株式会社ガイアブックス |
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代表者名 | 吉田初音 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
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