誰にも息子を失うような経験をしてほしくない～#BlackLivesmatterに関連した母親のドキュメンタリー英語をサイエントロジー・ネットワークにて紹介

　先日、コロナウィルス感染拡大防止のために自粛している中、世界を震撼させるニュースが報道されました。米国ミネソタ州で白人の警察官に拘束された黒人男性が命を落とした事件です。

　この事件をきっかけに、現在、大規模な抗議運動が全米各地で起こっています。「#BlackLivesmatter」（黒人の命は大切）というメッセージとともに、「人種差別に背を向けてはならない」という動きが急速に広がっています。

　「もう十分。もうこのままじゃいけないんだ」、「変化すべきだ」と、人種差別による暴力的な殺人に対し、もう目を背けてはいられない状況がやってきています。

　しかし、自由への戦いは、暴力対暴力ではありません。正義を求め、正しい情報と知識を得て、それを使用すること、そして互いに理解し、公正さを取り戻し、互いの人権を尊重しあう社会を構築することです。

　全米中で抗議運動が沸騰する中、サイエントロジー・ネットワークでは、米国カンザスシティで警察と地域社会との不信感を乗り越える役割を果たした、ある母親の記録を伝えるドキュメンタリー映画「アンコモン・アライズ」を紹介しています。

　「私は他のどの母親にも私が経験しているものを経験して欲しくないんです」と主人公の黒人女性であるロジリン・テンプルさんは語っています。2011年、ロジリンさんの息子が自宅で殺害されました。彼はまだ26歳だったのです。

　「アンコモン・アライズ」は　息子の死という心の荒廃を経験してから、どのように個人的に正義を求め、人生を変えるような地域社会の行動喚起へと変化していったのかに関する、ある母親の物語です。このドキュメンタリーは、悲しみにくれる地域社会と警察とのギャップに効果的に橋をかけるロジリンさんの役割を探求しています。

　このドキュメンタリーの紹介とその内側は、サイエントロジー・ネットワーク　「ドキュメンタリー・ショーケース」から：
　https://www.scientology.tv/ja/series/documentary-showcase/uncommon-allies/

　人種差別に立ち向かったマーティン・ルーサー・キング・ジュニア氏は、「どこかにある不正は、あらゆるところの公正に対する脅威です」と訴えています。平和を求めるマハトマ・ガンジー氏は、「非暴力は人類が使える最大の力です」と語っています。人が自由により高い境地に至れる文明を目指した米国の人道主義者であるL.ロンハバード氏は、「人権は夢ではなく、実現されなければなりません」と述べています。

　平和のために団結・・・、「私たちは息を引き取るまで戦う」と決意した、息子を思うある母親の姿勢から何かを感じ取っていただければ幸いです。

　特定非営利活動法人イマジンは、知的障害者のノーマリゼーション、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っており、人権の教育活動を応援しています。