より安心で便利な「新しい生活様式」に向け、非対面での受け取りニーズに応える新たな取り組みをスタート～第１弾宅配ボックスを石川県金沢市に１万世帯へモニター提供～

　株式会社ナスタとヤマトホールディングス株式会社は、Amazonの協力の下、ますます高まりつつある宅配便の非対面受け取りニーズに応えるため、より安心で便利な「新しい生活様式」の確立に向けた取り組みを開始します。　取り組みの第１弾として、６月から、石川県金沢市に在住のAmazonユーザー様を対象に、ナスタが宅配ボックス10,000台をモニター提供、ヤマト運輸が宅配ボックスへ配達を行います。

　株式会社ナスタ(本社:東京都港区、代表取締役社長:笹川順平以下、ナスタ)と、ヤマトホールディングス株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：長尾裕）は、Amazon（本社：東京都目黒区）の協力の下、ますます高まりつつある宅配便の非対面受け取りニーズに応えるため、より安心で便利な「新しい生活様式」の確立に向けた取り組みを開始します。

　取り組みの第１弾として、６月から、石川県金沢市に在住のAmazonユーザー様を対象に、ナスタが宅配ボックス10,000台をモニター提供、ヤマト運輸（本社：東京都中央区、代表取締役社長：栗栖利蔵　以下：ヤマト運輸）が宅配ボックスへ配達を行います。

■背景と目的

　新型コロナウイルス感染症の拡大にともなう外出自粛を受け、個人宅宛の宅配便が増加する中、配達時により安心な荷物の受け取り方法として、非対面での受け取り需要が大きく拡大しています。今後も国民一人ひとりが行動を変容し「新しい生活様式」に移行することが求められていることから、非対面での受け取りニーズは更に高まることが予想されますが、その一方で非対面での受け取り時の新たな課題も発生しています。

　ナスタは昨年、「置き配に関する実態調査※」を行い、多くのユーザーが置き配の普及を望んでいるものの、荷物を受け取る場所によって、盗難や水濡れなどへの不安を感じていることが分かりました。安心安全な置き配として普及させていくため、ユーザーが抱える不安を解決することが必要と考え、ナスタは非対面かつ安心安全に受け取れる“宅配ボックス”の普及に取り組んでまいりました。

　ヤマト運輸は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、在宅時の非対面による指定場所配達を2月中旬から開始し、多くのお客様にご利用いただいております。一方、荷物の水濡れ、個人情報漏洩などの可能性を心配するお客様の声もあり、一部地域では、荷物の下に紙を敷き、荷物が直接床に触れないようにするなどの対策を行っています。また、今後もwithコロナの下、お客様がより安心・便利にご利用いただく最適な受け取り方法の検討を進めています。

　この度、両社は盗難や水濡れなどのお客様の心配や不安、不便を解消するために、ナスタの宅配ボックスを設置し、非対面受け取り方法の社会への浸透、定着を目指す取り組みを開始します。Amazonにて置き配を実施していない、戸建て、共働き世帯が多い石川県金沢市の1万世帯のAmazonユーザー様に当取り組みのモニター協力をお願いします。

　コロナ影響下において、非対面・非接触の需要が拡大し、お客様の荷物の受け取り方も大きく変化しています。今回の第一弾の取り組みを皮切りに、実際に利用されたモニターの皆さまからのアンケートを踏まえ、両社は配送における非対面受け取りの全国的な普及のためにサービスの改良を行ってまいります。

※置き配に関する実態調査：https://www.nasta.co.jp/news/news_20191106_okihai_Pressrelease.pdf.pdf

■実施内容

・モニター様へ、宅配ボックス10,000台を提供　※１世帯１台に限定

・Amazonにて注文された商品の宅配ボックスへのお届け

・宅配ボックス利用についてのアンケートを実施

※モニター終了後は、そのまま宅配ボックスをプレゼント

■対象商品

・商品：宅配ボックス：Nasta Box SOFT（ナスタボックスソフト）

・サイズ：W440/D350/H500mm（受取可能サイズ：W385/D300/H480mm）

・付属品：ワイヤー１本、アナログ南京錠２本、取扱説明書

※詳細は、商品サイト（https://www.nasta.co.jp/product/delivery-box/box-soft/）をご参照ください。