医療用品の市場規模、COVID19の感染拡大により2021年には1000億米ドルへ、CAGR13.4%で成長すると予測
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「医療用品の世界市場:種類別 (挿管用品、個人用保護具、注入用品、放射線用消耗品、創傷ケア用品)・エンドユーザー別 (病院、診療所) の将来予測と、新型コロナ感染症 (Covid-19) の影響」 (MarketsandMarkets) の販売を6月9日より開始いたしました。
COVID-19の医療用品市場への影響は、2019年の780億米ドルから2021年に1000億ドルに達し、CAGR13.4%で成長すると予想されています。環境・個人衛生に対する意識の高まりが消毒剤の消費につながり、COVID19の感染拡大により、医療環境の整備、PPEキット・N95マスク、人工呼吸器、診断用品などの需要が増加したことで、市場が牽引されると予測されます。一方で、緊急性のない治療や手術の遅れ、都市封鎖によるサプライチェーンや物流への影響は、市場の成長を抑制する可能性が高まります。
消毒剤部門は最高のCAGRで成長する
製品別では、挿管・人工呼吸器用消耗品、消毒剤、個人用防護服、診断用消耗品、滅菌用消耗品、輸液・注射用消耗品、透析用消耗品、創傷ケア用消耗品、放射線治療用消耗品、その他医療用消耗品に分類されています。消毒剤分野は、最速で成長すると予想されています。これは、コロナウイルスの二次汚染から人々を守るために、除菌剤など消毒剤の需要に起因すると考えられます。
病院部門が成長を牽引
エンドユーザーに基づいて、医療用品業界は病院、診療所、その他に分類されます。2019年は病院部門が最大シェアを占め、最速で成長すると予測されています。この部門の成長は、病床や集中治療室の需要、専門スタッフの必要性、個人用保護具の消費に起因しています。
北米が最大のシェアを占める
医療用品業界は、北米、欧州、アジア太平洋(APAC)、その他の、4つの地域に分類されています。2019年は、北米が最大の市場シェアを占めました。これは、主に挿管・人工呼吸器用消耗品の採用率が高いこと、米国でのCOVID-19陽性症例・死亡者数が多いこと、医療制度が確立されていること、大規模病院が多く存在することなどに起因していると考えられます。さらに、世界的主要企業の多くが米国に拠点を置いており、装置の製造が容易であることが挙げられます。
【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama937807-covid-19-impact-on-medical-supplies-market-by-type.html
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企業名 | 株式会社グローバルインフォメーション |
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代表者名 | 樋口 荘祐 |
業種 | その他サービス |
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