【東大生×藝大生の化学反応を起こす】アート拠点プロジェクトが営業自粛による存続危機 クラウドファンディング終了を目前に6月20日オンラインイベント開催

■アート拠点プロジェクトHATCHとは  

浅草に佇むヴィンテージビル『HATCH』は、ギャラリー付きシェアアトリエとして2013年にオープン。アーティスト・クリエイターの活動の拠点となっていました。

 

そして、より多くの質の高い若手アーティストたちを輩出していくため、今年4月からソニーの東大・東京藝大での社会連携講座(Ignite Your Ambition)に参加する学生とともにプロジェクトを立ち上げ、場を再構築・アップデートしていく予定でした。

 

一般的なシェアアトリエでは難しいアイデアを実現する。アーティスト達や他分野の学生同士との出会いを得られる。HATCHというビルまるごとキャンバスと捉える。アーティストや学生の「やりたい！」を思い切り叶えられる、HATCHをそんな自己実現の場にすることがこのプロジェクトの目標です。藝大生と東大生がタッグを組む事で、「遊びながら稼ぎながら走り続ける」＝遊び心とマネタイズの両立を最終的には目指していきます。

 

 

文京区・本郷に位置する東京大学と、台東区・上野に位置する東京藝術大学は、ほぼ徒歩圏内にあります。近隣にありつつも全く別のベクトルに突き抜けた両大学の学生が集まることによって、思わぬ化学反応が起こるのではないか。そんな想いを胸に、東大生・藝大生メンバーが集まりました。

このプロジェクトに興味を持って参加し、実際に活動する東大生・藝大生の声を一部紹介します。

 

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◯東大生代表が語る、HATCHが秘める可能性

東京大学文科２類の佐藤航平です。

東大生・藝大生と共にアート拠点を作り上げるこのプロジェクトの強みは、テクノロジーに強い東大生とアートに強い藝大生が相互補完をしあえる適材適所さにあります。これまであまり見られなかったこの２大学のコラボは、より多くの人を巻き込むことでさらに加速しています。例えば６月６日のイベント『建築って建物じゃない！？』でコラボが実現した『リノベする学生団体DaBo』とは、今後のリノベーションでも協働していく予定です。

東大生・藝大生中心のメンバーがより多くの人を巻き込んでいくことに、HATCHは多大なる可能性を秘めています。

 

◯藝大生が描く、HATCHのアート拠点としての未来

東京藝術大学建築科の蓮溪芳仁です。

HATCHでは様々なことが生まれては成長していきます。スタートとゴールが繰り返される中で、アートに限らず、分野の異なる人々が出会い、協力して場を作り上げていく場として常に動いていくことを考えています。

ゆくゆくはこの場所が、日本の、世界のアートの拠点となり、ここで発掘され、育ったアーティストが世界で活躍したりしたら面白いですね。

完成を目指すのではなく、変化し続けることを考える。常に変化していくこの世の中で、遊びながら、学びながら、稼ぎながら、走り続ける、常に変化し続ける場の未来をHATCHから感じます。

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東大生・藝大生メンバーはこのような志をもって日々活動しています。

しかし、新型コロナウイルスの影響で営業自粛を余儀なくされ、売上が絶たれ維持が危ぶまれる事態となりました。当面のビルの家賃、維持費を確保しなければ、今後の活動が難しくなってしまいます。

 

私たちは、アーティストや学生にとっての理想の場を守らなければいけない。そんな想いからクラウドファンディングによる支援を6月22日（月）まで募っています 。

https://camp-fire.jp/projects/268470/

 

 

■支援していただいた方にはユニークなリターン  

2000円〜100万円の支援コースをご用意しており、支援してくださった皆さまにはユニークなリターンを差し上げます。再開後HATCHにお越しいただいた方がさらにHATCHで楽しめるよう設定しました。お越しになれない方も、リターンを通じて藝大生×東大生の底力を感じていただけます。

 

【リターン例】詳しくはこちら（https://camp-fire.jp/projects/268470/）

・藝大生作の箸置き２個＋イラスト＋感謝のお手紙

・あなたの宣材写真撮ります！藝大生が撮るポートレート

・藝大生・東大生の１時間、3コマ売ります

・HATCHを藝大生・東大生とともにリノベーション！共創パートナー権

・手ぶらで来られるお得なBBQプラン（HATCH屋上にて）etc…

 

※ご支援いただいた資金は、営業自粛中の賃料、水道光熱費、諸経費、CAMPFIRE手数料に使わせていただきます。

 

 

■これまでのオンラインイベント  

このようなクラウドファンディングと並行して、HATCH浅草再開後を見据え、5月中に3回オンラインイベントを開催してきました。イベントの参加者の方とともにHATCHを作り上げる準備をしています。

 

①『東大生×藝大生と一緒に自己実現の場「HATCH」の在り方を考える』

 

②『東大生×藝大生 クリエイターなんでも座談会』

 

③『建築って建物じゃない!? 〜リノベする学生団体DaBoと建築を考えよう〜』

 

 

■【6/20開催】オンラインイベント『東大生と藝大生と3時間、あなたならどう使う？』  

クラウドファンディングのリターンとして提供する「藝大生・東大生の１時間、3コマ売ります」 。個性あふれる藝大生・東大生の時間を自由に使えるとしたら何をするかを、参加者の皆さまと考えます。オンラインで教える藝大生デッサン教室、東大生に学ぶノートの取り方、時間の使いかたetc…など、実際に担当するメンバーと話しながらアイデアを出し合っていただけるワークショップです。

 

【実施概要】

2020年6月20日（土）14:00〜

参加お申込：http://ptix.at/4xNLkT

 

【タイムテーブル】

14:00~14:05  オープニング

14:05~14:30  自己紹介セッション

14:30~14:45  HATCHとは?どんなメンバーがいるの?

14:45~15:40　【グループセッション】このリターン、どう使う？

15:40~16:00  クロージング

 

 

■最後に  

いよいよ外出自粛が緩和され、HATCHプロジェクトが実際に動き始めます。しかし、それを前にして、資金不足によって芽吹く前に頓挫してしまうかもしれません。東大生と藝大生の化学反応の機会やアーティストや学生の自己実現の場を守るために、皆さまのご支援を心よりお願い申し上げるとともに、ご興味を持ってくださった方はぜひオンラインイベントにご参加くださいますと幸いです。

 

 

【HATCH浅草について】

プロジェクト代表：近藤威志（HATCH 代表 / 株式会社CASE 代表取締役 / 総務省 地域力創造アドバイザー）

所在地：〒111-0032 台東区浅草6丁目1-16

TEL：03-6240-6969

E-mail：info@hatch.bz

Facebook：https://www.facebook.com/galleryhatch