名画座ギンレイホールのクラウドファンディング 目標金額達成の御礼と引き続きご支援・応援のお願い
【目標金額達成の御礼と引き続きご支援・応援のお願い】 6月19日の募集開始より予想をはるかに超えるスピードで全国の皆さまから多大なるご支援をお寄せいただき、プロジェクト開始3週間目の本日7月9日時点では、1400名以上もの方々より、目標額の160%を上回る1600万円超のご支援をいただきました。本当にありがとうございました。 劇場再開から約1か月が経ちました。さまざまな感染対策を実施した上で営業を続けております。座席数の制限や幕間時間の確保による上映回数減少などもあり、稼働率は本来の3割程度に留まっております。安定した運営とは程遠い厳しい状況が続いています。 引き続き7月31日のプロジェクト終了まで引き続きご支援を募らせていただきたく思います。ご支援金は、劇場運営維持費のほか、休館のため一律2か月間有効期限を延長したシネマクラブ会費の補填に使わせていただきたいと考えております。
【目標金額達成の御礼と引き続きご支援・応援のお願い】
6月19日の募集開始より予想をはるかに超えるスピードで全国の皆さまから多大なるご支援をお寄せいただき、プロジェクト開始3週間目の本日7月9日時点では、1400名以上もの方々より、目標額の160%を上回る1600万円超のご支援をいただきました。本当にありがとうございました。
劇場再開から約1か月が経ちました。
現在は、政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を踏まえて制定された全興連のガイドラインに従い、さまざまな感染対策を実施した上で営業を続けております。座席数の制限や幕間時間の確保による上映回数減少などもあり、稼働率は本来の3割程度に留まっております。常連のお客様は徐々に顔を見せてくださるようになりましたが、全体的には思った以上にお客様の戻りが鈍く、安定した運営とは程遠い厳しい状況が続いています。
また、6月中旬以降の都内の感染者数の増加により、今後の客足や営業にも更なる影響が懸念され、コロナ禍の打撃はさらに大きくなる様相を呈しています。
そこで、改めてのお願いになりますが、7月31日のプロジェクト終了まで引き続きご支援を募らせていただきたく思います。
ご支援金は、劇場運営維持費のほか、休館のため一律2か月間有効期限を延長したシネマクラブ会費の補填に使わせていただきたいと考えております。
引き続きご支援・応援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
◆クラウドファンディングページ
https://motion-gallery.net/projects/ginreihall
(検索ワード MOTIONGALLERY ギンレイホール)
※支援の期間:2020年6月19日~7月31日
※支援の内容:3,000円~200,000円まで各種。
※各種リターンとして「クリアファイル」「オリジナル・トートバッグ」「オリジナル・Tシャツ」ほか1年間ギンレイホールへ入場可能な「ギンレイシネマクラブ年間パスポート」(シングル/ペア/グループ)など。
◆ギンレイホール館主からのメッセージ
今日社会ではデジタル化の促進とオンライン事業の拡充が叫ばれているなかで、映画もネット配信の時代に入りました。事実、映画館が休業していたこの期間には、配給会社やミニシアターが映画ファンや映画経済のためとしてデジタル配信を行ってきました。
デジタル配信が加速する一方で、名画座の生きてゆく道は厳しい現実を帯びてきています。コロナ終息後を睨んでも今こそ名画座の真価が問われています。ギンレイホールも生き残りを掛けて挑戦していかなければなりません。劇場映画の魅力は暗闇の空間で互いに知らない者同士が映画を通じて《感動》を共有するところにあると思っています。この《感動》の共有こそが映画館の存在価値を認めていただける「原点」だと思います。ギンレイホールはこの「原点」を追い求めて、名画座の看板に恥じない映画を用意して、ファンの皆さまが映画館に来て映画を楽しんでいただけるよう努力を重ねる覚悟でおります。
どうか皆さまのご支援ご協力をお願い申し上げます。
◆クラウドファンディングに寄せられた応援メッセージ
『大切な場所』
長い間、神楽坂を仕事場にしていたから、ぼくにとってギンレイホールは休息と研究が両立する素敵な場所だった。映画ファンならよだれが出るような粋な二本立ての番組をどれほど堪能したかわからない。
ぼくは今、そのギンレイホールをモデルにした映画『キネマの神様』を製作している。コロナ騒ぎにめげずに頑張ってほしい、あなた方は日本映画の、この国の文化の希望であり、とても大切な場所です、という思いを込めて。
映画監督 山田洋次
『名画座の灯火が消えないように』
名画座が舞台の小説「キネマの神様」は、映画を通してこわれかかった家族が再生する物語です。本作に登場する名画座「テアトル銀幕」は、「ギンレイホール」を下敷きにして書きました。そして、主人公であるダメ親父と失業した娘は、私の父と私自身を投影しました。愛すべきダメ親父だった父は、私に映画を観る楽しさを教えてくれたのです。
ギンレイのシネパスポートは、そんな父の宝物でした。
名画座の灯火がけっして消えないように、キネマの神様の隣りの席に陣取って、きっと父も見守っているはずです。
作家・「キネマの神様」作者 原田マハ
『思い出のスクリーン』
私も通う地元・神楽坂の名画座ギンレイホール。
神楽坂から脇道を抜けたビルの1階に映画館はあります。
いつも入場待ちのお客様が並んでいますが、この2か月間はひっそりとしていました。
以前、父が製作した幻の映画「舗道の囁き」も上映していただいた思い出のスクリーンです。『神楽坂映画祭~加賀まりこスペシャル』(2015)では、私自ら選んだ出演作品を特集上映していただきましたが、中でも「美しさと哀しみと」は新たに35㎜ニュープリントフィルムを用意して、上映をお願いしました。
そんなご縁のある、とても大切な映画館です。
いつまでもスクリーンで映画を見ていただけるように、応援しています。
女優 加賀まりこ
『頑張れギンレイホール』
かれこれ40年以上前のことになりますが、私の夫であった故森田芳光が映画監督になる前、ギンレイホールで長くバイトをしていました。
夜、最終回が始まると劇場にいるのは映写技師の芳賀さんと森田だけになり、売店でパンフレットやコーヒーを売るのも森田がひとりでやっていました。今から考えると、その後コーヒーを入れるとか見たこともないので、やれば出来たんじゃないって感じですが(笑)
私はお茶の水で仕事をしていたので早く終わったときはギンレイホールに行き、最終回の映画を終わるまで観せて頂きました。当時からギンレイはセンスの良い映画ばかりやっていたので、私は名画のラストシーンだけは誰よりも観ているかもしれません。終映後には座席を全部上げて片付けて帰りました。気恥ずかしいですが、正に青春の思い出そのものです。
近くのお店で美味しいものを色々食べましたが、しょうが焼きが絶品の「インドール」を始め、惜しくも閉店したお店も少なくありません。東京の街も発展するのは良いですが、古き良き街並みやお店は残して欲しいです。今年はコロナの感染拡大を受けて全国で更に閉店してしまうお店が相次ぎとても残念です。
映画館も皆さん大変!ギンレイホールも勿論例外ではありません。シネコンでは観られない大人の上質な映画をこれからも観ることが出来るよう、名画座文化を絶やさないよう、どうか皆様ギンレイホールを応援してください!
森田芳光事務所 プロデューサー 三沢和子
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本件に関するお問い合わせ先
ギンレイホール 担当:久保田・藤永 TEL:03-3269-3852 MAIL:ginrei@ginreihall.com
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企業情報
企業名 | 株式会社 ギンレイシネマックス |
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代表者名 | 加藤忠 |
業種 | エンタテインメント・音楽関連 |