再入国拒否に苦しむ生徒の“学びたい気持ち”をフルサポート!鴨川令徳高校が、日本に戻れない留学生に対し、オンラインでの授業配信を継続
日本では現在、コロナの水際対策として129の国と地域からの外国人の入国を拒否。留学生の約4分の1にあたる15名が、いまだ母国待機を余儀なくされているのが現状です。ネット授業のみでは限界のある高校生の実効的な学びを保証するために、入国制限の早期解除を政府・外務省に要請していきます。
“海辺の校舎で学ぶ”をコンセプトに掲げる、学校法人令徳学園 鴨川令徳高等学校(所在地:千葉県鴨川市、理事長・校長:和田 公人)は、新型コロナウイルス感染症の影響でビザが停止され、一時帰国したまま日本に戻ることができない留学生に向け、インターネットでの授業を続けていることをお知らせします。
▼ 鴨川令徳高等学校|公式サイト:https://reitoku.ed.jp
■留学生の約4分の1にあたる15名が、再入国できず母国に待機中
鴨川令徳高等学校は、日本では珍しいサーフィン部のある高校。県外のみならず、海外からの留学生も積極的に受け入れており、若い世代にグローバルな交流の場を提供しています。しかし、冬から猛威を振るう新型コロナウイルス感染症により、この国際的な学び舎は、他の学校と同様に劇的な変化を強いられました。
新型コロナウイルス感染症の流行を受け、鴨川令徳高等学校では留学生に対し、再入国できなくなる恐れがあることから、日本に留まるよう指導を行いました。しかし、「日本の方が危険」と考える保護者の強い要望もあり、一時帰国する留学生が続出。その後、海外から日本への渡航が制限される中で、すべてのビザの効力が一時停止し、留学生の約4分の1にあたる15名が日本に戻れなくなってしまっています。
■ネットのみの授業では限界、入国制限の早期解除を政府に要請
鴨川令徳高等学校では、留学生たちの学習機会を何としても保証したいと方法を模索。緊急事態宣言の間に実施していた授業のインターネット配信を、通常授業再開後も継続することを決定しました。配信には、Googleが法人向けに提供しているビデオ会議ツール「Google Meet」を使用。Googleのサービスが利用できないという懸念があった中国国内でも、問題なく受信ができています。しかし、高校生レベルでは、オンラインのみで長期にわたり教育を行うのには限界があるのが実情です。
現在、日本は新型コロナウイルス感染症の水際対策として129の国と地域からの外国人の入国を拒否(*注)。感染拡大が止まらない中、いつ再入国が許可されるかという見通しは立っていません。しかし、生徒たちの「日本で学びたい」という強い希望を叶えるために、政府および外務省に対し、一日も早い入国制限の解除を求め、積極的な働きかけを行ってまいります。
(*注)新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置について|外務省:https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page4_005130.html
【学校法人令徳学園 鴨川令徳高等学校について】
所在地:〒296-0001 千葉県鴨川市横渚815
代表者:理事長・校長 和田 公人
設立:1929(昭和4)年4月
電話番号:04-7092-0267(代表)
コース:全日制・普通科(特別進学コース、総合進学コース、看護系進学プログラム)、通信制課程
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企業情報
企業名 | 学校法人令徳学園 |
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代表者名 | 和田 公人 |
業種 | その他サービス |
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