松岡正剛のイシス編集学校、20周年記念イベント開催（9/20-9/21）～「Edit Japan2020　いまこそ、編集する、日本する」～

教育

編集工学研究所（本社：東京都世田谷区、代表取締役社長：野村育弘、取締役所長：松岡正剛）が主宰するイシス編集学校が2020年6月1日に創立20周年を迎えました。9月20・21日（日・月）の、2日間にわたり、20周年記念オンライン・イベント「エディット・ジャパン2020 第74回感門之盟」を開催します。日本全国を中継で結び、多彩なゲストと松岡正剛のトーク・セッションも実施します。

２０００年２月、まだ黎明期にあったインターネット上で、松岡正剛によるブックナビゲーションサイト「千夜千冊」の連載がスタートしました。同年の6月、同じくネット上で、松岡正剛が校長をつとめる「イシス編集学校」が編集工学を学ぶ唯一の場として産声をあげました。20周年を迎える今年、基本コース【守】は、第45期を迎えるに至り、総受講者は3万人、育成された指導者数は750人（累計）にのぼります。

2020年9月20日・21日（日・月）には、初の2日間連続で、20周年記念イベント「エディット・ジャパン2020 第74回感門之盟」をオンライン開催します。「感門之盟」とは、コース修了を祝う卒門式のこと。今回は、4つのコース修了を祝うと同時に、イシス編集学校ゆかりのさまざまなゲストを招きながら、20周年を祝います。

2020年は、図らずも、コロナウィルス感染拡大により世界中が混迷を抱え、さらに先行きが見えづらい状況となりました。テレワークが日常化する中で注目される、オンラインでつながることの可能性や課題は、未だ編集されないままの状態であると言えます。松岡正剛をはじめイシス編集学校では、この間、オンライン・オフラインでのハイブリッドや、映像とテキストによる多相的なコミュニケーションの在り方を含めて、同時遠隔体験の新しい形を模索してきました。この2日間は、イシス編集学校所在地である編集工学研究所ブックサロン本楼をスタジオ化して、全国各地を繋ぎながらライブ配信します。特に、2日目は、松岡正剛が監修した近畿大学ビブリオシアターの特設スタジオと中継したゲストセッションなどを予定しています。同日10時半からは法政大学総長田中優子氏による20周年に寄せるメッセージも予定しています。

この20年間で、イシス編集学校には、編集工学にもとづいた独自の集合知・編集知が蓄積されてきました。「エディット・ジャパン2020 第74回感門之盟」では、東京・九州・大阪・名古屋をはじめ、日本全国にいる編集学校指導陣、多彩な編集人材および関係者の方々を中継でつなぎ、集合知・編集知の一端を可視化していきます。予想もしない転換期にある2020年だからこそ、編集工学の知をいかし、「日本を編集（エディット・ジャパン）」していこうという志をもって、イシス編集学校20周年の試みを「Edit Japan 2020」と名付けました。全国に広がる「エディット・ジャパン」の動きを体感していただける2日間。最後に予定している松岡正剛校長講義では、この20年を振り返り、これからの編集知をめぐる展望を存分に語ります。

当日、ご取材をご希望の方は、事前にお問い合わせください。
ご関心のある時間帯のみのご取材も可能です。参加費無料でご案内しております。

実施概要

イシス編集学校20周年感門之盟

Edit Japan 2020 〈開催概要〉

■日時：2020年 9月20日（日）13:00～20:20

　　　　　　　 9月21日（祝）10:00～19:20（予定）

■会場：ZoomおよびEdit café (イシス編集学校プラットフォーム)

■会費：5,000円（税別）、U-23：2,500円(税別) 23歳以下の学生

■対象：イシス編集学校にご参加いただいた皆さま

＊2日にわたるオンライン＆インタラクティブ・スタイルです。

＊編集工学研究所「本楼」スタジオを本局として近畿大学「アカデミックシアター」、
イシス編集学校九州支所ほか各地中継映像をZoomで中継します。

■プログラム内容　（ダイジェスト）