ローム・アンド・ハース・ジャパン（株） ホルムアルデヒドを一切含まない断熱材用バインダー「ＴＳＥＴ(ティーセット）」リリースのお知らせ
ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社はこのたびホルムアルデヒドフリーの断熱材用 「ＴＳＥＴ」バインダーを開発し、日本国内で販売を開始いたします。
報道関係者 各位
プレスリリース
２００５年１０月６日
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ホルムアルデヒドを一切含まない断熱材用バインダー「ＴＳＥＴ(ティーセット）」リリースのお知らせ
ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社
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ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社（本社：東京都千代田区 代表取締役社長：渡邉憲也）は、
このたびホルムアルデヒドフリーの断熱材用「ＴＳＥＴ」バインダーを開発し、日本国内で販売を開始いたします。
シックハウス症候群やアスベストによる健康被害など、建築・インテリアに使用される化学物質を原因とする問題が
表面化する昨今、揮発物質であるホルムアルデヒド等への懸念が深刻化しています。
日本国内では、平成１５年７月の改正建築基準法以降、内装用途ではホルムアルデヒド発散量が
以前よりも極めて低レベル（室内濃度０．０８ｐｐｍ）で規制されています。
現時点ではグラス繊維断熱材に一般的に使用されているフェノール樹脂から発生するホルムアルデヒド成分は
キャッチャー剤により抑制されていますが、ホルムアルデヒドの発散による環境および人体健康に及ぼす危険性（発ガン性）や、
室内の空気汚染に対する懸念（シックハウス症候群）のため、ＶＯＣ規制は更に厳しくなりつつあります。
そのような社会的な状況を踏まえ、当社ではホルムアルデヒドを一切含まない「ＴＳＥＴ」バインダーを開発しました。
同製品は、壁・天井等の断熱材で使用できるよう開発されたアクリル樹脂をベースとする熱硬化性バインダーで、
現在使用されているホルムアルデヒド含有樹脂の代替品として当社独自技術（特許）を基礎に開発されました。
従来技術では、脱ホルムアルデヒド縮合反応により物性を上げていますが、同製品では、脱水縮合反応を利用し、
反応で発生する物質をホルムアルデヒドではなく、水のみとする事に成功。
商品が実際に使用されるオフィスや住宅でのホルマリンフリー化はもちろんのこと、
断熱材の製造現場の作業環境改善にも貢献する事が可能です。
同製品は既に北米においてホルムアルデヒド含有樹脂の代替原料として、
グラス繊維断熱材バインダーとして使用されています。
大手断熱材メーカーであるジョンズ・マンヴィル(Ｊｏｈｎｓ Ｍａｎｖｉｌｌｅ)社が、２００２年にこの用途でバインダーを住宅用途の
大部分を同製品に切換え、産業用途でも切換えが進んでいます。
今後、日本および欧州各国においても同様の動きが加速することが予想されています。
現在日本でも多くの引き合い・問い合わせが寄せられ評価を頂いており、
「ＴＳＥＴ」バインダーを使用した製品の上市もまもなく予定されています。
同製品は今後、より安全な建材用バインダーおよび他様々な用途での利用が見込まれると共に、
日本における環境問題に対応するために非常に重要な戦略製品のひとつに成長する事を期待しています。
TSET（ﾃｨｰｾｯﾄ）は、ローム･アンド・ハース社またはその子会社もしくは関連会社の商標です。
■ローム・アンド・ハース社
ローム・アンド・ハース社はアメリカ・フィラデルフィアを拠点とし、
日用品、食料、建築用市場からエレクトロニクス産業用に至るまで
様々な製品を提供する特殊化学素材メーカー。
２７カ国で事業を展開し、２００５年には８０億ドルを上回る年商を見込んでいる。
詳しくは当社のホームページ www.rohmhaas.com をご覧ください。
■ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社 建築・機能性コーティング事業部
１９０７年の当社設立以来水性化の歴史は、
１９５３年に世界初の水性アクリル樹脂を開発したことから始まり、その品質と技術を現在の水準まで高めてきた。
当社はその技術力を用いて、塗料の耐候性と耐久性、密着性と防汚性、さらに光沢をも向上させてきた。
また、この事業は内外装用塗料を始め、金属用塗料、木工塗料、一般道路や高速道路に使用される路面表示用塗料、
DIY用塗料、プラスチック用塗料や製紙用コーティング剤、不織布用バインダー、絵画、皮革用途に至るまで、
様々な分野でのニーズに応え、多種多様な原料を提供している。
■本件に関するお問い合わせ先
ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社
〒102-0075 東京都千代田区三番町6-3
TEL:03-6238-4160
担当:建築・機能性コーティング事業部 白木
■報道関係者お問い合わせ先
ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社
〒102-0075 東京都千代田区三番町6-3
TEL:03-6238-4214
担当:広報部 カルデラ
E-mail:kcaldeira@rohmhaas.com
プレスリリース
２００５年１０月６日
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ホルムアルデヒドを一切含まない断熱材用バインダー「ＴＳＥＴ(ティーセット）」リリースのお知らせ
ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社
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ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社（本社：東京都千代田区 代表取締役社長：渡邉憲也）は、
このたびホルムアルデヒドフリーの断熱材用「ＴＳＥＴ」バインダーを開発し、日本国内で販売を開始いたします。
シックハウス症候群やアスベストによる健康被害など、建築・インテリアに使用される化学物質を原因とする問題が
表面化する昨今、揮発物質であるホルムアルデヒド等への懸念が深刻化しています。
日本国内では、平成１５年７月の改正建築基準法以降、内装用途ではホルムアルデヒド発散量が
以前よりも極めて低レベル（室内濃度０．０８ｐｐｍ）で規制されています。
現時点ではグラス繊維断熱材に一般的に使用されているフェノール樹脂から発生するホルムアルデヒド成分は
キャッチャー剤により抑制されていますが、ホルムアルデヒドの発散による環境および人体健康に及ぼす危険性（発ガン性）や、
室内の空気汚染に対する懸念（シックハウス症候群）のため、ＶＯＣ規制は更に厳しくなりつつあります。
そのような社会的な状況を踏まえ、当社ではホルムアルデヒドを一切含まない「ＴＳＥＴ」バインダーを開発しました。
同製品は、壁・天井等の断熱材で使用できるよう開発されたアクリル樹脂をベースとする熱硬化性バインダーで、
現在使用されているホルムアルデヒド含有樹脂の代替品として当社独自技術（特許）を基礎に開発されました。
従来技術では、脱ホルムアルデヒド縮合反応により物性を上げていますが、同製品では、脱水縮合反応を利用し、
反応で発生する物質をホルムアルデヒドではなく、水のみとする事に成功。
商品が実際に使用されるオフィスや住宅でのホルマリンフリー化はもちろんのこと、
断熱材の製造現場の作業環境改善にも貢献する事が可能です。
同製品は既に北米においてホルムアルデヒド含有樹脂の代替原料として、
グラス繊維断熱材バインダーとして使用されています。
大手断熱材メーカーであるジョンズ・マンヴィル(Ｊｏｈｎｓ Ｍａｎｖｉｌｌｅ)社が、２００２年にこの用途でバインダーを住宅用途の
大部分を同製品に切換え、産業用途でも切換えが進んでいます。
今後、日本および欧州各国においても同様の動きが加速することが予想されています。
現在日本でも多くの引き合い・問い合わせが寄せられ評価を頂いており、
「ＴＳＥＴ」バインダーを使用した製品の上市もまもなく予定されています。
同製品は今後、より安全な建材用バインダーおよび他様々な用途での利用が見込まれると共に、
日本における環境問題に対応するために非常に重要な戦略製品のひとつに成長する事を期待しています。
TSET（ﾃｨｰｾｯﾄ）は、ローム･アンド・ハース社またはその子会社もしくは関連会社の商標です。
■ローム・アンド・ハース社
ローム・アンド・ハース社はアメリカ・フィラデルフィアを拠点とし、
日用品、食料、建築用市場からエレクトロニクス産業用に至るまで
様々な製品を提供する特殊化学素材メーカー。
２７カ国で事業を展開し、２００５年には８０億ドルを上回る年商を見込んでいる。
詳しくは当社のホームページ www.rohmhaas.com をご覧ください。
■ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社 建築・機能性コーティング事業部
１９０７年の当社設立以来水性化の歴史は、
１９５３年に世界初の水性アクリル樹脂を開発したことから始まり、その品質と技術を現在の水準まで高めてきた。
当社はその技術力を用いて、塗料の耐候性と耐久性、密着性と防汚性、さらに光沢をも向上させてきた。
また、この事業は内外装用塗料を始め、金属用塗料、木工塗料、一般道路や高速道路に使用される路面表示用塗料、
DIY用塗料、プラスチック用塗料や製紙用コーティング剤、不織布用バインダー、絵画、皮革用途に至るまで、
様々な分野でのニーズに応え、多種多様な原料を提供している。
■本件に関するお問い合わせ先
ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社
〒102-0075 東京都千代田区三番町6-3
TEL:03-6238-4160
担当:建築・機能性コーティング事業部 白木
■報道関係者お問い合わせ先
ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社
〒102-0075 東京都千代田区三番町6-3
TEL:03-6238-4214
担当:広報部 カルデラ
E-mail:kcaldeira@rohmhaas.com
企業情報
| 企業名 | ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社 |
|---|---|
| 代表者名 | 渡邉 憲也 |
| 業種 | 未選択 |
