酒田市二番町のボードゲームカフェ＆バー「Chez Pierre（シェ・ピエール）」で現代美術家うしお氏によるボードゲームがテーマの作品上映展示のお知らせ

●現代美術家うしお氏による『白黒つけられないボードゲームシリーズ』上映展示

 

酒田市出身の現代美術家うしお氏。

昨年夏は東京都現代美術館での展覧会『あそび のじかん』に参加し、大規模な体験型インスタレーション作品を展示するなど、現 代美術の分野において意欲的な活動を続けています。 

 

今回はうしお氏の代表作である『白黒つけられないボードゲームシリーズ』の、 チェス、囲碁、オセロをモチーフとした３作品を、酒田市二番町にあるボードゲー ムカフェ「Chez Pierre（シェ・ピエール）」にて上映展示いたします。 チェス、囲碁、オセロという歴史の深いボードゲームをモチーフにした作品と、庄 内エリア唯一のボードゲームカフェのコラボレーションをお楽しみください。

 

●上映展示の入場料／開催日時につきまして 

入場：無料 

※ボードゲームをプレイする場合、飲食をする場合は別途費用がかかります （「Chez Pierre」の店舗メニューに準じます） 

 

開催日時：2020年10月13日（火）〜2020年10月27日（火） 各日14時〜24時 

※店舗営業時間に準じます

※10月19日（月）、10月20日（火）、10月26日（月）は休み 
　10月21日（水）は16時よりオープン 
※作品の設営は店舗休業日の10月12日（月）に実施予定

 

●現代美術家うしお氏略歴 

山形県酒田市生まれ。 

筑波大学大学院芸術研究科修了。 

 

様々なメディアを用い、ゲームに用いられる道具や設定、ルール、言 葉、イメージを多用し、再構成する手法で「思い通りにならない状 況」を可視化する作品を制作している。代表作はチェスや囲碁、オセロといった白黒の駒を使うボードゲームが“白黒つけられない”作品の シリーズなど。 

 

近年はgallery N 神田社宅（2018年）における個展「なかきよの と おのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな」のほか、 〈引込線／放射線〉所沢市周辺（2019年）「TERATOTERA祭り 2019〜選択の不自由〜」三鷹駅周辺（2019年）、「あそびのじか ん」東京都現代美術館（2019年）、「ここから２-障害・感覚・共生 を考える８日間」国立新美術館（2018年）などの展覧会に参加。 

 

【「Chez Pierre」店舗での上映展示イメージと上映展示を行う作品情報】

 

作品の上映展示は、店舗内２か所で行います。 

 

メインの展示場所は店舗奥に設置するスクリーンで、プロジェクターを使用して常時上映を行います。 奥のカウンター席からはもちろん、ボードゲームプレイ用のテーブル席からも見ることができます。 （※２の場所） 

 

また、店舗入り口、写真内の客席手前の位置（※１）にはタブレット端末を設置。スクリーン（※ ２）で上映されているものと同内容の映像を展示します。 あわせて、上映展示期間中お越しくださった方には、数量限定でノベルティもご用意しております。 

 

●上映展示を行う作品

１．オセロを使った作品 

作品名：《Where Are You?》 

制作年：2016 

素材・技法等：シングルチャンネル・ビデオ、サウンド｜38分

説明：ユニバーサルデザインのオセロを白黒半々に塗装し、 アイマスクをしてプレイする映像作品。作品で使用された白黒半々のオセロは、 会期中の店舗で実際にプレイすることが できます。

 

２．囲碁を使った作品 

作品名：《Continue? Yes.》 

制作年：2014 

素材・技法等：ミクストメディア │ インスタレーション 

説明：1945年8月6日、広島の郊外において行われていた本因坊戦（囲碁対局）。 爆発の瞬間、爆風で吹き飛ばされた囲碁の局面を影で表現した作品。

 

３．チェスを使った作品 

作品名：《やもめ男と美女のチェス》 

制作年：2013 

素材・技法等：シングルチャンネル・ビデオ、サウンド │ 3分 

説明：熱によって滑り、溶け合うチェスの映像作品。

 

 

【ボードゲームカフェ＆バー「Chez Pierre（シェ・ピエール）について】

所在地：〒998-0045　山形県酒田市二番町9-17

Tel：090-7561-5844

URL：https://www.chezpierre.jp/
Twitter/Facebook/Instagram: @chezpierre2020

事業内容：ボードゲームカフェ＆バー

営業時間：14時～24時（月曜定休）