レ・ロマネスクが結成２０周年記念リサイタルを二万人の故人の聴衆に囲まれた墓地から配信

今年１０月に、音楽デュオのレ・ロマネスクが結成２０周年を迎えるのを記念して、日本武道館や横浜アリーナのキャパシティを超える数のオーディエンス（すべて故人）を前に、築地本願寺の墓所である和田堀廟所（東京都杉並区）の本堂にて、無観客リサイタルをおこないました。その模様を、レ・ロマネスクのYouTube公式チャンネルから３日連続で配信します。

フランク・シナトラ、クインシー・ジョーンズ、井上陽水、桑田佳祐などのコンサートマスターやアルバム製作で知られるバイオリンの中西俊博をはじめ、ピアノの鶴来正基（加藤登紀子、THE BOOMなど）、ドラムのyoshie*（フリッパーズギター、コーネリアスなど）らの一流ミュージシャンの演奏をバックに、レ・ロマネスクの二人が、「祝っていた」「伝わレレレ」などの代表曲や、最新曲「アゲインをもう一度」など全１６曲を歌います。

このために新調されたビジュアルは、全身に「レレレレ……」と書かれたスーツの上下やワンピースで、ボーカルのTOBI（トビー）いわく、「耳なし芳一をイメージした」そうです。

「２０周年で何か大きなことをやりたいと、全国ツアーやフランスツアーを企画していましたが、すべて新型コロナでキャンセルとなり、ならば武道館や横アリじゃなくても、無観客で二万人の観客に聞いてもらえる場所があるじゃないかと思いつき、問い合わせて快諾いただきました。尊敬する作曲家の古賀政男先生や服部良一先生、歌手の笠置シヅ子さんや作家の樋口一葉さんなどに聞いていただけるなんて、これぞ２０周年記念リサイタルにふさわしい機会はないなと。ぜひ皆さんもフェスだと思って楽しんでください。さらに投げ銭でご祝儀をいただけたらうれしいです」

ライブの様子は、10月24日(土)、25日(日)、26日(月)の3日間、レ・ロマネスク公式のYouTubeチャンネルから配信されます（アーカイブ公開予定はありません）

視聴者は世界から無料で見ることができるほか、YouTubeアカウントを作成すれば、チャットで会話に参加したり、スーパーチャットでお祝いの投げ銭を送ることもできます。

内容は事前に収録した同じ映像になりますが、レ・ロマネスクの二人が毎回チャットで参加し、日替わりのコール＆レスポンスなど、双方向でライブ感覚で楽しめるよう趣向が凝らされます。

『レ・ロマネスク結成２０周年記念リサイタル』

■開催日時

2020年10月24日（土曜日）よる19時30分から

2020年10月25日（日曜日）ひる13時30分から

2020年10月26日（月曜日）よる19時30分から

レ・ロマネスクYouTube公式チャンネル

https://www.youtube.com/user/LesRomanesques/live
からLIVE配信（およそ70分）

■出演

レ・ロマネスク（TOBI、MIYA）

■演奏

中西俊博（バイオリン）

鶴来正基（ピアノ）

yoshie*（ドラム）

渡邊恭一（サックス、クラリネット）

寺尾陽介（ベース）

奥野武範（ギター）

■収録場所

築地本願寺和田堀廟所（東京都杉並区）

◎レ・ロマネスク とは

ポップ音楽ユニット。TOBI(トビー)とMIYA(ミーヤ)によりフランスのパリで結成。世界12カ国50都市以上で公演したのち、2011年のFUJI ROCK FESTIVAL出演を機に帰国。NHK Eテレ『お伝と伝じろう』のメインキャストに抜擢され、シングル・アルバムを次々とリリース。ボーカルのTOBIの稀有な体験をつづった書籍『レ・ロマネスクTOBIのひどい目』が話題となり、メディアにも多数出演。最近では『仮面ライダーセイバー』出演など、俳優やラジオパーソナリティなど活動の幅を広げている。サブボーカルだったMIYAもソロシングル『POY(ポーイ)の季節』をリリースし、精力的に活動中。