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安城市歴史博物館 特別展「江戸の遊び絵づくし」を開催! 期間:令和2年10月3日(土)~11月15日(日) 【遊びの天才・奇才 娯楽浮世絵ワンダーランド】

安城市歴史博物館では、特別展「江戸の遊び絵づくし」を開催しております。江戸時代に庶民も楽しめる娯楽として爆発的に広まった浮世絵の中でも、機知とユーモアにあふれた浮世絵を「遊び絵」として、それぞれの特色別に計110点をご紹介します。 展示では、一見男性の横顔と思いきや、よく見ると裸にふんどし姿の男たちが寄り集まって描かれている、幕末の絵師・歌川国芳による「寄せ絵」の代表作「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」をはじめ、「東海道五十三次」で有名な歌川広重による「隠し絵」や、「富嶽三十六景」で知られる葛飾北斎といった、著名な絵師たちの遊び心満載の作品が出品されます。 さらに、「影絵」や「判じ絵」(絵や文字から言葉を読み解くクイズのような浮世絵)などの楽しみ方を実際に体験できるコーナーを設け、見て・触れて・考えて、幅広い年齢層の方々に江戸庶民の遊び心を楽しんでいただける展覧会となっています。

1.特色別の浮世絵(一部)

「有罫絵(うけえ)」

運気が高まる時期(有罫)に入る人へのお祝いに贈られました。福助の眉は筆、目は河豚など“ふ”のつくもので構成されています。

作品:歌川芳藤「有罫絵 ふ尽しの福助」、歌川広重「ふ尽しのお福」など

 

「隠し絵」

絵の一部に顔や体などの絵を潜ませた浮世絵。作品は雪景色に浮かぶドクロに対峙する平清盛の勇敢さが描かれています。

作品:歌川広重「平清盛怪異を見る図」

 

「身振絵」

人間・動物・器物などを表現する形態模写を描いたもの。当時は宴会芸のお手本になっていました。

作品:歌川豊国「犬の介科(みぶり)」「猫の介科(みぶり)」など

 

2.展示関連イベント:「よって、たかって、こしらえる!?」フォトスポット など

歴史博物館のエントランスホールに、3m以上の巨大な浮世絵「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」(歌川国芳作)を貼り出しました。観覧者の皆様に浮世絵の一部となっていただき、博物館2階から写真を撮って楽しんでいただくスポットとしてご用意しています。

また、出品作品の「おもちゃ絵」を使って、簡単工作を楽しめるコーナーも設けています。

 

○展覧会名:特別展「江戸の遊び絵づくし」

○会期:10月3日(土)~11月15日(日)

    9時~17時(入館は16時30分まで)

〇休館日:毎週月曜日

○観覧料:500円(中学生以下無料)

○主催:安城市歴史博物館・中日新聞社

〇企画協力:株式会社アートワン

 

歌川国芳「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」

 

 

 

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