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現地観光ガイドが、自宅にいながら外国人観光客に対して筑波山を案内!コロナ禍でも安全なリモートガイド×Trippyの実証実験を実施

訪日外国人と観光ガイドを直接繋げるマッチングサービス「Trippy」で、日本在住の外国人と茨城県つくば市の現地ガイドがマッチングし、現地観光ガイドが自宅から外国人観光客に対して筑波山を案内。カメラ付きのタブレットを用いたビデオ通話により、お互いの顔が見える状態でリモートガイドを行い、安定した通信環境の中で円滑に会話をしながら、安全で楽しい旅行を行いました。

訪日外国人と観光ガイドを直接繋げるマッチングサービス「Trippy」(トリッピー)の開発・運用を手掛ける、株式会社C-ONE(シーワン)(所在地:東京都千代田区、代表取締役:丸山善弘)は、茨城県つくば市と連携して、「Trippy×地方創生×リモートガイド」の可能性を探る実証実験を行いました。「Trippy」は、「日本をより深く体験したい訪日外国人」と「地元の魅力を伝えたい現地の観光ガイド」を直接繋げることで、オーダーメイドな現地観光を日本語・英語・中国語により提供できる、CtoCのマッチングサービスです。詳細については以下をご覧ください。

 

▼「Trippy」公式ウェブサイト:http://www.trippy.co.jp

 

<実証実験概要>

実験目的:「Trippy×地方創生」と「Trippy×リモートガイド」の可能性を探るため

実験対象:観光客/高東さん(中国人男性)、グエン・ティ・リンチーさん(筑波大学、ベトナムからの女子留学生)、ガイド/吉原一行さん、Y.Kさん(つくば観光ボランティアガイド298)

実験日程:2020年10月31日(土)、2020年11月19日(木)

実験方法:「Trippy」を用いて、地元観光ガイドが自宅から外国人観光客に対して筑波山を案内する。

 

 

日本在住の外国人が、「Trippy」でマッチングした茨城県つくば市の観光ガイドのリモートによる案内のもと筑波山観光を楽しむ

今回の実証実験は、つくば市未来共創プロジェクトに株式会社C-ONEが採択され、つくば市・つくば観光コンベンション協会・つくば観光ボランティアガイド298の協力のもとに行われました。当初は訪日外国人観光客を地元の観光ガイドが案内する実証実験を行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、日本にいる外国人をつくば市在住の地元観光ガイドが案内する方式に変更。さらに安全面の観点から、対面式ではなくガイドが自宅から、茨城県の筑波山を観光する観光客へリモートで案内する形を取りました。

 

今回の実証実験は以下の流れで実施されました。

1.ガイド講習会によるTrippyのアカウント登録

株式会社C-ONEよりつくば観光ボランティアガイド298へのTrippyの使い方や注意事項の説明を実施しました。

2.Trippyによるガイドと観光客のマッチング

観光客がアプリ上でつくば市のガイドを検索し、ガイドのプロフィール、おすすめスポットや記事を見た後、ガイドとマッチングが成立しました。

3.筑波山でのリモートガイド観光

旅行当日にアプリ内のチャットでガイドが観光客にビデオコミュニケーションアプリのリンクを送り、案内が始まりました。

 

 

実験結果

1.Trippyを介してスムーズにリモートガイドの開始が可能

Trippy上で、観光客とガイドのマッチングから現地でのリモートガイド開始の一連の流れを簡単かつスムーズに実施することができました。

 

2.筑波山のほとんどの場所で通信が滞ることなくガイドが可能

筑波山山頂付近の一部のスポット以外では全く通信が乱れることがなく、リモートによる観光案内を行うことができました。より回線環境が整っている都市部はもちろん、日本の多くの地域で問題なくリモートガイドに取り組めると考えられます。

 

3.ガイドが事前に準備した資料を投影しながら案内することで、わかりやすい魅力的なガイドが可能

今回のリモートガイドでは、ガイドの方が事前に観光スポットの説明を書いた画用紙を準備してくださっていました。それにより、会話だけでなく文字での説明も加わって分かりやすい説明になっていました。手書きの資料だけでなく、パワーポイントや画像・動画での説明も組み合わせることで、さらに魅力的な案内になる可能性を感じました。

 

4.ビデオ通話によりお互いの顔を見ることができ、円滑なコミュニケーションが可能

タブレットのカメラを用いたビデオ通話により、お互いの顔が見える状態での観光ができました。これにより、リモートガイドでも円滑なコミュニケーションが可能で、ガイドを伴う旅行の楽しみの一つでもある、人と人との交流を楽しめることが明らかになりました。また、タブレットの外カメラと内カメラを使い分けることにより、ガイドは観光客がどこにいるかをリアルタイムで把握できるため、迷うことなくスムーズな観光案内を実現させられました。

 

 

地方創生とコロナ禍での観光を盛り上げる、新しい形の旅行ガイド

株式会社C-ONEは「地方の観光を盛り上げたい」という変わらない想いに加えて、「コロナ禍での新たな観光スタイルを生み出したい」との想いで今回の実証実験に取り組みました。

 

「Trippy」でマッチングした外国人を現地の観光ガイドが案内することで、外国人観光客にガイドの地元の魅力を伝えられることがわかりました。近年ではスマートフォンなどを活用して情報を調べることができるため、都市部に限らず地方部へと旅先の選択肢が広がっています。このような状況において「Trippy」を用いることで、さらに多くの観光客を地方に呼び込むことができるのではないかと考えています。今回の実証実験によって「Trippy×地方創生」の可能性を見出すことができました。

 

「Trippy」とリモートガイドのコラボによる実証実験により、スマートフォンで完結できる新しい観光スタイルの可能性を見出すことができました。今回のような、観光客が観光地を訪れ自宅などにいるガイドに案内してもらう形だけでなく、観光客が自宅などにいながらガイドが観光地を訪れ案内する形での活用も考えられます。これにより、「Trippy」で日本の現地ガイドとマッチングした外国人観光客が、自国にいながらリモートによる日本観光を行うことも可能となります。加えて、どちらの形でも日本人同士でのマッチングも可能で、「Trippy×リモートガイド」の活用の幅は豊富であると感じました。

 

 

ガイドと観光客からのコメント

観光客:

高東さん(中国人男性)

「今回マッチングしたガイドさんは歴史や中国にも詳しい方なので、自分に合うガイドさんを見つけられました。コロナが長期化しそうなので、旅行が好きなのに行けていない人にとって、リモートガイドの需要が伸びていくと思います。」

 

グエン・ティ・リンチーさん(筑波大学、ベトナムからの女子留学生)

「このアプリを使って、自分の目的に合うガイドさんを探すことができるはずなので、拘束時間が長かったり、あまり行きたくないところが行程に含まれていたりすることが多いツアーより良い体験ができると思います。リモートガイドのいい点として一人旅行でも寂しくなくなる点や、希望すれば昼食時などに接続を切って1人で自由にする時間も作ることができる点などが挙げられると思います。これからもっとリモートガイドを使いたい人が増えるだろうと思います。」

 

ガイド:

吉原一行さん(つくば観光ボランティアガイド298)

「タブレットを使ったリモートガイドでも、ある程度自分の思うように観光客を案内できたと思います。リモートガイドのいいところは、案内に気を使わなくてもいいこと、及び、ガイド側の拘束時間が少なく、都合がつけやすいことだと思います。今後はコロナが収束した後でも、必ずリモートガイドの需要は伸びると思います。」

 

【株式会社C-ONEについて】

株式会社C-ONEは人と人との交流で日本の魅力を海外に発信したいという想いのもと、現役東大生を中心としたメンバーで設立された会社です。

 

所在地:〒101-0043 東京都千代田区神田富山町7

代表者:代表取締役 丸山善弘

設立:2018年1月

電話番号:03-6869-7035

URL:http://www.trippy.co.jp

事業内容:訪日外国人と観光ガイドを直接繋げるマッチングサービス「Trippy」の開発・運用

 

 

【一般の方向けのお問い合わせ先】

企業名:株式会社C-ONE

担当者名:丸山善弘

TEL:03-6869-7035

Email: support@trippy.co.jp

 



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企業情報

企業名 株式会社C-ONE
代表者名 丸山善弘
業種 旅行・観光・地域情報

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