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コロナ禍で1年以上も親元へ帰れない留学生のために冬休みを拡大して帰国できるようにします

寮生活をしている留学生の様子が例年と違いイライラしているように見えるのは、コロナ禍の影響で中国との往来が禁止されたのを受けて、1年以上も親元へ帰れないからでした。

鴨川令徳高等学校(千葉県鴨川市、和田公人校長)には、中国からの留学生50名ほどが寮生活をしています。最近、その寮生の様子がいつもと違い、なにかイライラしているように感じ、その原因として考えられるのが、コロナ禍で過去1年間に一度も親元へ帰国できていない留学生がいたことでした。例年であれば、夏休み、冬休み、春休みに一時帰国していましたが、新型コロナの影響で海外から日本への入国が原則できなくなりました。そのため、一旦帰国すると、いつに日本に戻って来れるか分からず、1年以上も日本に滞在し続けることになった留学生が多数いました。

しかも、ステイホームを守るためには、気分転換のためでも気軽に外出できる状況でもなく、体育館など学校内の施設での気分転換だけでは十分ではありません。

そこで、留学生について中国からの入国が認められるようになったのを受けて、冬休みを1月20日頃まで拡大し一時帰国できるようにします。一時帰国するためには、中国入国時に2週間の隔離が、また日本入国時にも2週間の自主が隔離あり、最低でも1ヶ月の期間が必要となります。そこで、隔離期間中も授業のライブ配信を受講することで単位認定に必要な出席時間を確保します。

3年生は大学受験があるため、冬休みでの一時帰国は難しいため、1、2年生のみが対象となりますが、すでに10名近くが希望しています。

 

 



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企業名 学校法人令徳学園
代表者名 和田 公人
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