二十歳の新成人へ贈る入魂のベルト4332本が遂に完成 東京葛飾区のベルト工場がコロナ禍における就職難にエール
有限会社長沢ベルト工業(東京都葛飾区堀切 代表取締役 長澤猛臣)は、未来を担う若者へ向けて自社で手づくりするベルトを葛飾区内の新成人4332人へ寄付する計画です。ベルトは社会へ飛び立つ第一歩には欠かせないアイテムです。自社のベルトに思いを託しコロナ禍における就職難に「カツシカ」ない、というエールを込めて二十歳を迎えた新成人へ贈ることを決意しました。
区内での新成人は推計4332人。ベルトの生産は昨年11月より始め、3月3日(水)で全本数が完成いたします。今週中には葛飾区へ寄付を完了し区側で配送をしていただく予定です。
当初は成人式参列者のサプライズプレセントとして贈る予定が中止となり、区内新成人全員へ贈る決意を固め再始動。自社の費用及びクラウドファンディングを活用し、また取引先からの革寄付によって材料を調達。完成したベルトは特別な革ケースと共に新成人へ思いを届けます。
新成人全員へ贈るという計画は工員8名ほどの町工場にとって大変な計画ではありますが、先の見えないコロナという敵に打ち勝ち若者達が未来の希望を抱いてもらうために行動を起こしました。この計画を発信することで、日本を支え続けてきた町工場のパワーと技術をより多くの方に共感して頂き、また行政と町工場が協力することでより大きな力となり未来へ貢献できることを、日本全国の町工場にも伝えて行きたいと思います。
ささやかなベルトの贈り物を手にした若者達の表情、そして未来に希望を抱いてゆく姿をぜひ取り上げて頂けましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
<寄付するベルト=帯が伸縮する新商品>・・見た目は通常の高級本革ベルト。しかし立ち座りや食事の場など腹部に圧がかかるとベルト帯自体が伸縮し、腹部の圧迫を軽減するという今までにない着け心地を追求したベルトです。
【有限会社長沢ベルト工業】
創業53年、葛飾の地で本革ベルトを作り続けている。創業者の長澤潤治から2代目の長澤猛臣と受け継ぎ、㈱ジュン・オンワード商事㈱など主にアパレルOEMを中心にベルトを供給。2015年ごろまでは順調に供給先を増やし従業員も増員して生産数拡大の計画をしていたが、その後ファストファッションの台頭とベルトレスのスタイリングが主流になるにつれベルトの供給量が減り、現在は最盛期の半数まで売り上げが落ち込む。
OEMの脱却に向けて3年ほど前から自社商品の開発に力を入れる。1年前にはベルト帯自体が伸縮する技術を開発しクライドファンディングへの出品。高評価を得たことで実用新案を所得。その後、東京都中小企業振興公社の支援商品に認定され、現在は6種類の本革バリエーションで販路を拡大中。また、ベルト技術を取り入れた新たなアイデア商品の開発にも力を注ぎ、ベルト+アルファの商品展開で生き残りをかける。
創業当時から本革にこだわり続ける。本革は食するお肉の副産物であり再生可能な素材である。動物への感謝を忘れず商品化することで、愛着を持って末永く使用するSDGsには非常に重要な素材である。地球にやさしい本革の可能性をこれからも商品開発によって発信して行く。
有限会社長沢ベルト工業
担当:長澤、小泉 TEL03-3693-4944 FAX03-3695-2103
メール:n.b.kougyo3194@s7.dion.ne.jp
ホームページ:http://www.nagasawabelt-kougyo.jp/
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企業情報
企業名 | 有限会社長沢ベルト工業 |
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代表者名 | 長澤 猛臣 |
業種 | その他製造業 |