PCR検査の最新技術を、開発途上国に届けたい！コロナ対策や災害医療を担う人材育成のためのオンライン研修実施を目指し、クラウドファンディングが始動

医療・健康

国際医療技術財団では、これまで89か国437名の臨床検査技師を育成。コロナ禍を受け安心安全なウェブ研修にシフトするべく、必要な資金獲得を目指してプロジェクトを立ち上げました。オンラインプログラム実施に必要な100万円を目指し、5月11日（火）まで支援を呼び掛けてまいります。

公益財団法人国際医療技術財団（JIMTEF）（所在地：東京都千代田区、理事長：小西恵一郎）は、2021年3月12日（金）、クラウドファンディングプラットフォームSyncable とCAMPFIREにおいて、新型コロナウイルス及び災害医療対策支援のプロジェクトをスタートしました。最先端の臨床検査や、震災など有事の医療支援を担える人材を育てるオンラインプログラム実施に必要な資金100万円を目指し、5月11日（火）まで実施いたします。

▼　クラウドファンディングページ

・「新型コロナウイルス対策を支援したい！最先端のPCR検査をはじめとする臨床検査技術を世界へ届けたい！」（Syncable）：https://syncable.biz/campaign/1453

・「新型コロナウイルス臨床検査技術を世界へ届けたい！3.11災害医療人材を育てたい！」（CAMPFIRE）：https://camp-fire.jp/projects/view/383069

■感染症や貧困、紛争、自然災害など課題山積の世界から人類を救いたいと設立

世界では、技術の革新や経済の発展が進む一方で、いまだに感染症や貧困、紛争、自然災害、食料、麻薬などの問題を解決できていません。そのため、各地では満足な医療サービスを受けられず苦しんでいる人が数多く存在しています。

この状況を改善したいと、JIMTEFは1987年に設立。30年以上にわたり、国際協力の促進および医療人材の育成を通じて、人類の福祉に寄与するために活動を続けています。

■89か国437名の臨床検査技師を育成、コロナ禍を受け安心安全なウェブ研修にシフト

JIMTEFの活動の柱の1つが、開発途上国への医療技術支援です。感染症の診断に必須な臨床検査技術に特に注力し、研修を積極的に実施。これまでに89か国437名の臨床検査技師を育成しています。しかし昨年より、コロナ禍でPCR検査をはじめとする最新技術の世界的ニーズが高まっているにも関わらず、対面での研修事業の停止が余儀なくされているのが実情。そこで、人と人との接触が不要なオンラインでも研修プログラムを実施できるようにしました。

また、もう1つの柱が、日本国内における災害医療人材育成です。2021年3月11日（木）で、甚大な被害をもたらした東日本大震災から10年が経過。今も各地で地震は頻発しており、南海トラフ地震などの発生も予想されています。大規模災害で欠かせないのが、発災から復旧・復興に至るまでの医療支援や健康支援。有事の際に活躍する専門技術と知識を有する人材育成の強化は喫緊の課題と言えることから、こちらもオンラインでも実施できるようにしました。

■クラウドファンディングの謝礼は、JIMTEFが作成・編集したコロナなど臨床検査技術研修教材の日本語版など

そこでJIMTEFでは、オンライン研修のために必要な資金獲得を目指し、クラウドファンディングに挑戦。2つのテーマに分け、同時に２種類のプロジェクトを立ち上げました。リターンとして、開発途上国向けに提供している、JIMTEFが作成・編集した新型コロナウイルスをはじめとする臨床検査技術研修教材の日本語版などを用意しています。

支援金は、オンライン研修のための設備投資や教材の作成、医療技術情報提供などに活用。その後、日本を代表する医療機関において、開発途上国の医療者に向けて感染症対策の技術研修を実施します。災害医療人材の研修については、２３の医療職種を対象に新型コロナウイルスの収束状況を勘案して行います。プロジェクトの期間は、2021年5月11日（火）まで。総額100万円という目標達成に向け、積極的に情報を発信してまいります。

【公益財団法人国際医療技術財団（JIMTEF）について】

所在地：〒102-0083　東京都千代田区麹町3丁目3-8

代表者：代表理事　小西恵一郎・林茂樹

設立：1987年10月31日

電話番号：03-3265-3800

URL：https://www.jimtef.or.jp

事業内容：国際医療技術協力、災害医療人材育成

【一般の方向けのお問い合わせ先】

公益財団法人　国際医療技術財団

担当者名：谷口諭

TEL：0332653800

E-Mail：taniguchi@jimtef.or.jp