ブラジル、トルコ、中国で微増するゾンビPC
ネット犯罪者に勝手に操られる「ゾンビPC」が、ブラジル、トルコ、中国で微増しています。また、ドイツ、イタリアは微減しました。
2008年第2四半期マルウェアレポート・フラッシュ
ブラジル、トルコ、中国で微増するゾンビPC
G DATA Software株式会社(代表取締役社長:Jag 山本、本社:東京都千代田区)は、2008年の第2四半期のマルウェアレポートの速報として、ゾンビPCの所在が、ヨーロッパからブラジル、トルコ、中国に移行しはじめていること、また、スパムメールの割合が上昇傾向にあることをお伝えします。
●ゾンビPCの所在は、ブラジルが1位に
ゾンビPCの所在は、今年4月に発表した際にはドイツが1位でしたが、今回は、前回3位のブラジルが10.2%で1位になりました。また、トルコと中国も微増しており、ボットを仕掛ける側の狙いが西欧から別の地域に移行しつつあることを示しています。また、この2008年第2四半期では、1日平均500万〜1,000万台のゾンビPCが稼働していたと推定されます。
ゾンビPCの所在比(G DATA Security Lab調べ)
国名 割合 4月の結果
1 ブラジル 10.2% 3位(8%)
2 ドイツ 9.3% 1位(10%)
3 イタリア 8.9% 2位(10%)
4 トルコ 8.3% 4位(8%)
5 中国 6.6% 5位(6%)
●スパムメールの割合の変化と内容
受信メールにおけるスパムの割合に関する調査の結果(ドイツのジーデータ・セキュリティ・ラボにおける検証)、2008年1月には60%だったのが、3月には80%、4月には94%にまで上昇しました。その後、6月に入って87%とやや落ち着いたものの、スパムメールは今後も上昇するおそれがありますので、引き続き注意が必要です。
また、スパムメールの内容については、バイアグラをはじめとした精力剤関連が約1/3をも占め、続いて「薬」(22%)、「ブランド品」(21%)となり、上位3項目で全体の約3/4を構成していました(2008年1-6月の統計)。これらの内容のメールには特に注意深く扱うことをお勧めします。
スパムメールの内容比(G DATA Security Lab調べ)
精力剤 30%
薬 22%
ブランド品 21%
学位 5%
ソフトウェア 3%
その他 19%
【参考】ウイルス検出率テストの結果
2008年6月23日の行われた、ドイツ「ComputerBild」誌に発表されたウイルス検出率テストの結果、前回に引き続きG DATAが1位を獲得しました。
ベンダー名 検出率
1 G DATA 99.9
2 AVIRA(有料版) 99.6
3 Kaspersky 99.2
4 F-Secure 99.0
5 Symantec 98.8
6 Bullguard 98.6
7 McAfee 96.7
8 AVIRA(無料版) 95.1
9 Panda Security 83.0
*ここに言う「ウイルス」とは自己複製を繰り返し不正を働く狭い意味でのウイルスのみならず、トロイの木馬やワーム、ボットを含むマルウェアのことです。
*「ComputerBild」誌はドイツで最大部数を誇る隔週発売のPC誌で、読者数は90万人以上と言われています。PC関連はもちろん、インターネットや携帯電話、家電情報も盛りだくさん。ニュースをはじめとした速報性の高い記事とともに、製品を比較検証するテストも毎回実施しています。
*************
リリースPDFと画像データはこちらにございます。
http://www.gdata.co.jp/press/200807ZombiePC.zip
*************
*ジーデータソフトウェアについて
G DATA Software AGは、1985年に創業したドイツのセキュリティソフト会社です。EUを中心に、コンシュマーならびに法人向け製品を展開しています。日本法人は2007年に設立、主要製品は「アンチウイルス」「インターネットセキュリティ」「トータルケア」です。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率であり、各誌・各テストで実証済みです。また、未知ウイルスへの防御、オンラインゲーム利用における安全対策、迷惑メールへの外国語フィルタなど、インターネットやメール環境を安全・快適にする機能を豊富に搭載しています。
*本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変更される可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をG DATA Software株式会社が保証するものではありません。本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。
【本リリースに関する問合せ先】
G DATA Software株式会社
101-0047 東京都千代田区内神田2-8-1 冨高ビル3F
広報窓口: 瀧本 往人
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com
URL: http://www.gdata.co.jp/
ブラジル、トルコ、中国で微増するゾンビPC
G DATA Software株式会社(代表取締役社長:Jag 山本、本社:東京都千代田区)は、2008年の第2四半期のマルウェアレポートの速報として、ゾンビPCの所在が、ヨーロッパからブラジル、トルコ、中国に移行しはじめていること、また、スパムメールの割合が上昇傾向にあることをお伝えします。
●ゾンビPCの所在は、ブラジルが1位に
ゾンビPCの所在は、今年4月に発表した際にはドイツが1位でしたが、今回は、前回3位のブラジルが10.2%で1位になりました。また、トルコと中国も微増しており、ボットを仕掛ける側の狙いが西欧から別の地域に移行しつつあることを示しています。また、この2008年第2四半期では、1日平均500万〜1,000万台のゾンビPCが稼働していたと推定されます。
ゾンビPCの所在比(G DATA Security Lab調べ)
国名 割合 4月の結果
1 ブラジル 10.2% 3位(8%)
2 ドイツ 9.3% 1位(10%)
3 イタリア 8.9% 2位(10%)
4 トルコ 8.3% 4位(8%)
5 中国 6.6% 5位(6%)
●スパムメールの割合の変化と内容
受信メールにおけるスパムの割合に関する調査の結果(ドイツのジーデータ・セキュリティ・ラボにおける検証)、2008年1月には60%だったのが、3月には80%、4月には94%にまで上昇しました。その後、6月に入って87%とやや落ち着いたものの、スパムメールは今後も上昇するおそれがありますので、引き続き注意が必要です。
また、スパムメールの内容については、バイアグラをはじめとした精力剤関連が約1/3をも占め、続いて「薬」(22%)、「ブランド品」(21%)となり、上位3項目で全体の約3/4を構成していました(2008年1-6月の統計)。これらの内容のメールには特に注意深く扱うことをお勧めします。
スパムメールの内容比(G DATA Security Lab調べ)
精力剤 30%
薬 22%
ブランド品 21%
学位 5%
ソフトウェア 3%
その他 19%
【参考】ウイルス検出率テストの結果
2008年6月23日の行われた、ドイツ「ComputerBild」誌に発表されたウイルス検出率テストの結果、前回に引き続きG DATAが1位を獲得しました。
ベンダー名 検出率
1 G DATA 99.9
2 AVIRA(有料版) 99.6
3 Kaspersky 99.2
4 F-Secure 99.0
5 Symantec 98.8
6 Bullguard 98.6
7 McAfee 96.7
8 AVIRA(無料版) 95.1
9 Panda Security 83.0
*ここに言う「ウイルス」とは自己複製を繰り返し不正を働く狭い意味でのウイルスのみならず、トロイの木馬やワーム、ボットを含むマルウェアのことです。
*「ComputerBild」誌はドイツで最大部数を誇る隔週発売のPC誌で、読者数は90万人以上と言われています。PC関連はもちろん、インターネットや携帯電話、家電情報も盛りだくさん。ニュースをはじめとした速報性の高い記事とともに、製品を比較検証するテストも毎回実施しています。
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リリースPDFと画像データはこちらにございます。
http://www.gdata.co.jp/press/200807ZombiePC.zip
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*ジーデータソフトウェアについて
G DATA Software AGは、1985年に創業したドイツのセキュリティソフト会社です。EUを中心に、コンシュマーならびに法人向け製品を展開しています。日本法人は2007年に設立、主要製品は「アンチウイルス」「インターネットセキュリティ」「トータルケア」です。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率であり、各誌・各テストで実証済みです。また、未知ウイルスへの防御、オンラインゲーム利用における安全対策、迷惑メールへの外国語フィルタなど、インターネットやメール環境を安全・快適にする機能を豊富に搭載しています。
*本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変更される可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をG DATA Software株式会社が保証するものではありません。本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。
【本リリースに関する問合せ先】
G DATA Software株式会社
101-0047 東京都千代田区内神田2-8-1 冨高ビル3F
広報窓口: 瀧本 往人
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com
URL: http://www.gdata.co.jp/
企業情報
企業名 | G DATA Software株式会社 |
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代表者名 | Jag山本 |
業種 | 未選択 |
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