ごみ焼却率世界ナンバーワンの日本 害獣エゾシカを燃やさず資源に
ごみ焼却率が世界第一位の日本。北海道でもエゾシカが多数焼却処分されています。鹿由来和漢素材原料の製造を行う北海道鹿美健株式会社(本社:北海道日高郡新ひだか町、代表取締役:鄭権)は、害獣として駆除されるエゾシカの利活用に取り組んでいます。
■ごみ焼却率世界一位の日本
OECD(経済協力開発機構)のデータによれば、日本は、ごみを焼却する割合が世界で最も多く、環境省が発表したデータ(令和元年)によると、ごみの処分方法で最も多いのが焼却で79.4%、リサイクルが19.6%、埋め立てが1%となっています。
■エゾシカ利活用の背景
近年、北海道ではエゾシカによる畜産業、農林業被害が拡大し、有害駆除が実施されています。駆除されて産業廃棄物となったエゾシカの焼却は約6000トン/年(弊社計算)。これだけのエゾシカがごみとして燃やされている一方、駆除された鹿の利活用については、未だ有効な方法が見つかっていないのが現状です。特にエゾシカの皮・骨は、ほぼ利用されず、産廃物として焼却処分されています。これに伴う焼却費用の発生、環境汚染の誘発も懸念されており、各自治体を悩ませています。
■エゾシカ利活用から生まれるロクキョウ (R)
鹿は滋養強壮効果が高く、中国では薬用価値が広く認知され捨てる部位がないほど全身が宝だといわれています。生薬では「高麗人参・冬虫夏草・鹿」が三つの宝。北海道鹿美健では、鹿を利活用した和漢素材ロクキョウ(R)の開発に成功。ただ捨てられる命を生かし、マイナスをプラスにする取り組みを続けています。
北海道鹿美健株式会社 https://6biken.co.jp/
ロクキョウについて https://youtu.be/XvnGq14A2ME
■会社概要
商号 : 北海道鹿美健株式会社
代表者 : 代表取締役 鄭 権
所在地 : 〒059-2561 北海道日高郡新ひだか町東静内270-11
設立 : 2017年4月
事業内容 : 鹿由来和漢素材原料の製造
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企業情報
企業名 | 北海道鹿美健株式会社 |
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代表者名 | 鄭 権 |
業種 | その他製造業 |