マイクロブラッドサイエンス、独自開発の「MBSキャピラリー」がEU国内で新たに特許を取得
株式会社マイクロブラッドサイエンス(本社:東京都千代田区、代表取締役:大竹 圭)は、独自の技術により開発された微量採血器具「MBSキャピラリー」(日本特許番号:6444560号)が(以下、本特許)2021年8月にEU国内(ドイツ、フランス、イギリス)においての特許(欧州特許番号:3644057)を新たに取得する事をお知らせいたします。
今回の特許は、「血液採取器具」に関しての特許であり、本特許に関しては海外において初の特許取得となります。
当社としましては今後EU国内を含めた欧米諸国などへ向け、世界の予防医療や遠隔医療及び健康向上に寄与する活動をプロルート丸光社やその他の協力企業と連携を取り邁進してまいります。
【MBSキャピラリーとは】
弊社が独自の最新技術によって開発した微量採血器具「MBSキャピラリー」によって、良質な検査検体を指先から迅速かつ簡単に採取することが可能になります。
従来の血液検査では、腕静脈から注射器で5ml(ペットボトキャップ1杯分)以上の血液採取が必要でしたが、本採血具の使用により0.06ml(目薬1滴)の血液で医療検査レベルの精度を実現しました。
MBSキャピラリーの特徴
【取り扱いの簡便性】
・通常時は採血チップを容器に格納。使用時には組み立て方式で持ちやすい形状にすることで誰でも迅速かつ容易に指先採血を行う事ができます。
・検査目的に応じた必要採血量は採血チップの目盛線を目安にすればOK。シンプルながら確実に定量化が図れます。
・採血チップは形状や構造に特殊加工がほどこされ、血液成分を壊すことなく吸引します。
【様々な検査ニーズに応じた汎用性】
・血液量、検査項目に応じて、添加剤の種類や濃度をコントロール出来る特殊な塗布技術によって採血チップ内に、検査目的に応じた適量の添加剤をコーティングします。
・生化学検査、免疫検査、CBC検査などの試料として血清、EDTA血漿、ヘパリン血漿、EDTA全血などの検体を幅広く作成できます。
・血液採取後のチップを遠心分離容器に差込むだけで分離剤が充填され、採血から分離、保管までを分注無しに行い、血清/血漿を保存することが可能です。
【一般の血液分析機器への汎用性】
・ポータブル遠心装置で、適量の血清/血漿を分離ができます。
・微量検体を高精度で測定する測定法により、一般的なPOCT機器(ポイントオブケア)に対応しています。
・MBSキャピラリー全体の外径がテストチューブ(φ11mm)にマッチさせているので、ポータブル遠心装置にて血清/血漿を分離ができます。
MBSキャピラリーの詳細についてはこちら
https://www.microbs.jp/newdevice/
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企業情報
企業名 | 株式会社マイクロブラッドサイエンス |
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代表者名 | 大竹 圭 |
業種 | 医療・健康 |
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