世界初!コロナ後遺症に日本の医療機器「suisonia」が有効 臨床試験で明らかになった治療作用を呼吸器の世界的権威が論文発表
コロナ禍において全世界的な問題となりつつある後遺症を日本製の医療機器である「suisonia(スイソニア)」により軽減できる。10月15日、ロシア呼吸器学会の最高権威らが世界で初めてCOVID-19後遺症の臨床試験を実施し、有効な治療法を論文で発表しました。
感染者の4割が発症するコロナ後遺症
コロナ禍が続く中、最近になって注目されている問題に後遺症(Long Covid)があります。イギリスで行われた調査では感染者の37%が発症後12週の時点で、寝たきりになるほどの疲労感や日常動作に影響する息切れ、記憶障害などさまざまな症状に苦しんでいることが判明しており、後遺症に苦しむ人は世界中に1億人近くいるとも言われます。
感染者数の増加に伴って国内でも後遺症を訴える人が増えています。長期にわたって辛い症状に苦しみ、働いたり家事を担ったりできなくなってしまった患者の中には、生活が成り立たなくなる人も少なくありません。
世界的な呼吸器の権威が医療関係者を対象に臨床試験
世界中でコロナ後遺症の研究が進められる中、ロシアでは2020年秋から、日本のメーカーが開発・製造する医療機器「suisonia」による治療作用を検証する臨床試験が行われてきました。
この研究を主導したのはロシアで初めて肺移植を成功させた医師としても知られる呼吸器学の権威、アレクサンダー・チュチャーリン教授です。
臨床試験にはCOVID-19後遺症と診断されたモスクワ大学病院の医療関係者60人が参加。30人ずつsuisoniaを使用するグループと使用しないグループに分け、試験開始時点と10日後に後遺症の状態を調べる検査や判定を行いました。血液や呼気の検査、肺のCT、運動能力テストなど、69項目におよぶ検査の結果、下記のような顕著な作用が確認されました。
【suisoniaの使用により改善された事項の例】
・6分間に歩行できる距離がsuisonia使用群では1.5倍に伸びた(不使用群は変化なし)。
・suisonia使用群では酸素が全身にしっかり運ばれるようになった。
・suisonia使用群では血流が滞っていた血管の状態が改善された。
・suisonia使用群では「階段で2階に上がれなかった患者が4階まで上がれるようになった」「疲労感がなくなった」など生活の改善に直結する報告が多数見られた。
こういった結果を受け、論文ではsuisoniaについて「COVID-19後遺症の治療に有効かつ安全」と結論づけています。
suisoniaは「活性化された水素」を水蒸気と同時に生成し吸入する医療機器
"suisonia"は、Suisonia株式会社が2012年に開発を始め、2013年10月以降に販売を開始した医療機器です。一般的な電気分解とは異なる過熱蒸気還元法という独自の手法で「活性化された水素を含む蒸気混合気体 - H(H2O)m」を発生させるのが特徴です。suisoniaが生成する水素は、一般的な水素生成法から発生する水素に比べ、同じ濃度でも、還元力が高いことが特徴となっています。
また、健康の増進につながる多様な作用が期待されることから、喘息やCOPDなどの呼吸器疾患や腎不全等さまざまな疾患に対するはたらきについて、現在も国内外で研究が進められています。
《論文について》
論文タイトル:Hydrogen inhalation in rehabilitation program of the medical staff recovered from COVID-19(新型コロナウイルスから回復された医療スタッフに対する水素吸入のリハビリプログラム)
掲載誌:Cardiovascular Therapy and Prevention
Shogenova L.V., Truong T.Ch., Kryukova N.O., Yusupkhodzhaeva K.A., Pozdnyakova D.D., Kim T.G., Chernyak A.V., Kalmanova Е.N., Medvedev O.S., Kuropatkina T.A., Varfolomeev S.D., Ryabokon A.M., Svitich O.А., Kostinov M.P., Kunio I., Hiroki M., Chuchalin A.G. Hydrogen inhalation in rehabilitation program of the medical staff recovered from COVID-19. Cardiovascular Therapy and Prevention. 2021;20(6):2986. (In Russ.) https://doi.org/10.15829/1728-8800-2021-2986
《論文の解説》
https://mlslabo.com/research/post-covid-trial/
Suisonia株式会社について
Suisonia株式会社(旧: アースエンジニアリング株式会社)は1978年に産業用ロボットを製造する会社として発足。2012年には水素による健康実現に着目した現代表橋本勝之が、過熱蒸気還元法により水素と水蒸気を同時に生成し吸入する医療機器「suisonia」を開発しました。
2019年には、第3種医療機器製造販売業許可と医療機器製造業登録を取得。さらに世界へとsuisoniaの普及を図るべく、2020年に社名をSuisonia株式会社に改め、今日にいたります。
■ リンク一覧
コーポレートサイト:https://suisonia.com
■ お客様からのお問い合わせ先
TEL: 0120-775-665 <平日9:00~17:00 休日は除く>
お問い合わせフォーム:https://suisonia.com/contact/
■ 会社概要
会社名 :Suisonia株式会社
所在地 :福岡県北九州市八幡西区金剛三丁目5番56号
代表者 :代表取締役 橋本 勝之
設立 :1978年
URL :https://suisonia.com
事業内容 :医療機器開発製造販売、産業用ロボットの開発製造販売、EnergyPod 国内販売代理店
ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | Suisonia株式会社 |
---|---|
代表者名 | 橋本勝之 |
業種 | 医療・健康 |