名古屋能楽堂で桃山時代の文化芸術の特別展覧会・能の特別鑑賞会 『桃山の美とこころー信長・秀吉・家康の遺したもの』開催、令和4年2月4日~2月7日、名古屋能楽堂
今年は「本能寺の変」から440年後にあたります。織田信長・豊臣秀吉・徳川家康が活躍した桃山時代の文化芸術は、現代にも大きな影響を与えています。日本の伝統文化をつなぐ実行委員会(本部:名古屋市中区)は、令和4年2月4日(金)~6日(日)に、桃山時代の文化芸術をテーマにした特別展覧会を名古屋能楽堂で開催します。桃山時代の傑出した芸術作品の映像を観客席に映写して、観客席の通路からご鑑賞いただきます。2月5日(土)・6日(日)には愛知県初公開となる、織田信長と豊臣秀吉の朱印状(仁和寺所蔵)を、能舞台の上で鑑賞していたただきます。2月7日(月)には豊臣秀吉が愛蔵したとされる能面「雪の小面」を用いた能の特別鑑賞会を行います。演目『雪』を金剛流二十六世宗家 金剛永謹(ひさのり)が舞います。本公演は「令和2年度第3次補正 地域ゆかりの文化資産を活用した展覧会支援事業(国内需要喚起型)」により開催します。
主催:日本の伝統文化をつなぐ実行委員会
共催:古典の日推進委員会
後援:愛知県・名古屋市
<主な催し>
令和4年2月4日(金)~2月6日(日)
特別展覧会:能楽堂の客席で芸術作品の映像を鑑賞
令和4年2月5日(土)・2月6日(日)
能舞台の上で織田信長・豊臣秀吉の朱印状(仁和寺所蔵)を鑑賞・愛知県初公開
令和4年2月7日(月)
能の特別鑑賞会:演目『雪』 豊臣秀吉が愛蔵した「雪の小面」を使用
令和4年2月12日(土)
金剛流26世宗家 金剛永謹による「雪の小面」に関する講演(徳川美術館)
■特別展覧会:名古屋能楽堂で映像を鑑賞
書籍『桃山の美とこころ―信長・秀吉・家康の遺したもの』(令和2年刊)に収録された文化財のうち一部の傑出作品の映像をご鑑賞いただきます。能楽堂という空間も、桃山時代に確立されたものです。440年の時を超えた空間で桃山時代の文化を観じていただきます。
観客席に和紙の造形物に映し出します。入場者は通路を巡りながら、1つずつ鑑賞していただきます。名古屋熱田の経師屋「水雲堂」当主の太鼓張り鳥の子和紙の襖に、数々の桃山の美が鮮明に映し出されます。通路は柔らかい絨毯と段差のないスロープです。座席で寛いでいただくこともできます。車椅子スペースからでもご鑑賞いただけます。
・日時: 令和4年2月4日(金)15:30~17:00
令和4年2月5日(土)11:00~17:00
令和4年2月6日(日)11:00~17:00
・会場: 名古屋能楽堂(名古屋市中区三の丸一丁目1番1号)
・チケット: 大人1,200円(税込)・特別展覧会公式本「桃山」を贈呈
学生・子ども500円(税込)
2月4日(金)の「能楽・素囃子、大人の勉強会」込みの場合、大人2,000円(税込)
2月5日(土)・2月6日(日)の「朱印状公開」込みの場合
大人1,500円、学生・子ども800円(税込)
未就学児は他の方にご迷惑にならないようご配慮の上ご入場ください
<プログラム>
令和4年2月4日(金)
13:30~ 能楽 素囃子 観世流太鼓方 加藤洋輝 他
大人の勉強会 環境学、造園学から見た桃山文化、日本人論
講師:倉澤行洋氏、進士五十八氏 他
15:30~17:00 桃山文化の映像投影によるデジタル展示会
令和4年2月5日(土)
11:00~17:00 桃山芸術の映像投影によるデジタル展覧会
11:00~17:00 織田信長・豊臣秀吉の朱印状(仁和寺所蔵)初公開(詳細下記)
14:00~14:30 独吟と朗読 観世流能楽師:久田勘鷗 俳優:天野鎮雄
令和4年2月6日(日)
11:00~17:00 桃山芸術の映像投影によるデジタル展覧会
11:00~17:00 織田信長・豊臣秀吉の朱印状(仁和寺所蔵)初公開(詳細下記)
14:00~14:30 講演「古典を楽しむ ~伊勢物語と俵屋宗達~」 講師:山本壯太
<特別展覧会公式本『桃山』>
ご来場者(大人のみ)には特典として、特別展覧会公式本『桃山』(A4変形、32ページ)を贈呈します。数に限りがあり、無くなり次第、配布終了します。チケットご予約の方には事前に本冊子をお送りします。日本の伝統文化をつなぐ実行委員会は、1992年に刊行された書籍『対極 桃山の美』(倉澤行洋著、淡交社)の増補復刻版となる『桃山の美とこころ~信長・秀吉・家康の遺したもの~』(倉澤行洋著)を令和2年度に制作。本書の中から傑出作品20点を本冊子に掲載します。
■能舞台上で織田信長・豊臣秀吉の朱印状(仁和寺所蔵)を愛知県初公開
能舞台上で織田信長と豊臣秀吉の朱印状(仁和寺所蔵)を愛知県で初公開します。
日時: 令和4年2月5日(土)・2月6日(日) 両日とも11時~17時
朱印状鑑賞料金: 300円(税込)(特別展覧会のチケットとは別に必要)
注意: 白足袋を着用のこと(白足袋は持参もしくは当日受付でも販売、1,300円~)
・織田信長朱印状 大きさ:縦 27.0㎝、横 43.2cm 月日:永禄11年10月9日
宛先:御室御門跡雑掌 成多喜(鳴滝)御房
朱印:天下布武 馬蹄廓 内容:門跡領を安堵する内容
・豊臣秀吉朱印状 大きさ:縦45.7㎝、横 61.4㎝ 月日:(文禄元年か)5月29日
宛先:仁和寺殿 朱印:秀吉朱印
内容:ゆかけ(弓懸)などを送った事に対するお礼状
■能の特別鑑賞会:演目 『雪』 豊臣秀吉が愛蔵した「雪の小面」を使用
豊臣秀吉が愛蔵したとされる能面「雪の小面」(金剛家所蔵)を用いて、金剛流二十六世宗家 金剛永謹が『雪』を舞います。なお、金剛流7世の金剛氏正(1507~1576年)は「鼻金剛」と言われた名手で、豊臣秀吉に仕えました。
演目:『雪』 出演:金剛流二十六世宗家 金剛永謹(ひさのり)
日時:令和4年2月7日(月)18:00~(解説20分、上演60分) 会場:名古屋能楽堂
チケット:全席指定
正面6,000円、脇正面5,000円、中正面4,000円(税込、未就学児不可)
<関連講演:「雪の小面」に関する講演>
講師:金剛流二十六世宗家 金剛永謹(ひさのり)
日時:令和4年2月12日(土)14:00~
会場:徳川美術館ホール
料金:2,500円(税込) 別途、徳川美術館の入場料が必要
■チケットの購入方法
いずれのチケットも下記でお求めいただけます。
・日本の伝統文化をつなぐ実行委員会
お名前・ご住所・電話・メール・お席の枚数をご記入の上、
メールアドレス( mkabuki2@gmail.com )またはFAX( 052-323-4575 )にて
お申し込みください。受付後、お支払いについてご案内します。
お支払いは現金書留または銀行振込となります。
WEB https://dentoubunka2021.com/
・名古屋市文化振興事業団 電話:052-249-9387 (営業時間 平日 9:00~17:00)
・芸文プレイガイド 電話:052-972-0430
(営業時間 火~金10:00~19:00、土日祝10:00~18:00)
・名古屋能楽堂 電話:052-231-0088 (営業時間 9:00~17:00 休館日を除く)
■共催団体:古典の日推進委員会
2008年に設立。『源氏物語』に代表される我が国の古典文学を始め、さまざまの分野における「古典」の素晴らしさと、古典に触れ、親しむことの大切さを「古典に親しみ、古典に学ぶ」をキーワードに、「古典の日フォーラム」や「朗読コンテスト」、「街かど古典カフェ」などの多彩な文化事業を続けている。
所在地:〒600-8009 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地
京都経済センター3階
公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー内
電話:075-353-3060 FAX:075-353-3055
URL:https://hellokcb.or.jp/kotennohi/
■主催団体:日本の伝統文化をつなぐ実行委員会
名古屋を拠点に活動し、日本に伝わる伝統芸能、文化を後世に伝承するため、講習会等の開催、メディアでの発信、実演などを行う組織。文化庁の補助事業「文化遺産総合活用推進事業(地域文化遺産活性化事業)」に5年継続の事業「中京歴史文化遺産活性化事業」(以下「本事業」)を提案し採択されており、今年度は事業4年目を迎えた。本事業の目的は、「中京地域における貴重な文化遺産に焦点をあて、それらの存在や価値を地域の人々に認知・理解していただき、地域の文化を育む」こと。
所在地:〒460-0012 愛知県名古屋市中区千代田3-10-3
電話:052-323-4499 FAX:052-323-4575
Eメール:mkabuki2@gmail.com URL:https://dentoubunka2021.com/
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企業情報
企業名 | 日本の伝統文化をつなぐ実行委員会 |
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代表者名 | 大西 文一郎 |
業種 | 旅行・観光・地域情報 |