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第24回京都国際学生映画祭、成功裏に閉幕!グランプリの栄誉に独『Intermezzo』!準グランプリを日本の『スケルツォ』と仏『Migrants』がW受賞!

第24回京都国際学生映画祭が成功裏に閉幕を迎えた。2022年2月11日(金)~13日(日)までの京都文化博物館での実地開催と、同年2月18日(金)~25日(金)までのVimeoでのオンライン開催が実施された。グランプリにはKim Lea Sakkal監督の『Intermezzo』(独)がその栄誉に輝き、準グランプリは塩川孝良総監督・戸松幹太監督『スケルツォ』(日)とHugo Caby監督ほかの『Migrants』(仏)がW受賞となった。最終審査員賞では黄夢璐監督の『およげるネコ』(日)、渡邉安悟監督『獰猛』(日)、三代朋也監督『難若者』(日)、板野侑衣子監督・ますだあやこ監督の『魚の目』(日)の4作品に賞が贈られた。実行委員賞は、服部正和監督の『FRONTIER』(日)とFilip Diviak監督の『Sounds between the Crowns』(捷)が受賞した。

京都国際学生映画祭は、東京学生映画祭・京都国際学生映画祭に並ぶ規模を誇る日本三大学生映画祭の一角。京都を中心とする関西圏の大学生が主体となり企画・運営を行う日本最大の国際学生映画祭である。学生が制作した自主映画を世界各地より集め、実行委員が審査をし、上映する機会を学生が作り出し、未来の映画人を担う人材・才能の発掘を目的として開催されている。
京都は、歴史的に見ても日本映画黎明期の文化遺産を現在も継承する「映画のまち」であり、京都市の人口の1割を学生が占める「大学のまち・学生のまち」でもある。本映画祭では、多くの可能性に満ちた世界の作品の中から映画に新たな領域を加え得る才能を発掘・紹介することで、国際交流や相互理解の場を創出し、京都の活性化をめざしている。


今年度で24回目の開催となる本映画祭は、史上初の取り組みとして対面とオンラインのハイブリッド開催を実施。2022年2月11日(金)~13日(日)までの京都文化博物館での実地開催と、同年2月18日(金)~25日(金)までのVimeoでのオンライン開催が実施された。
 

昨年度予定されていた第23回京都国際学生映画祭の開催が新型コロナウイルス感染拡大に伴ってオンラインのみとなったことで、今年度は実に2年ぶりの実地開催となった。
政府・自治体・会場の新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインに基づく対策を講じ、感染拡大に最大限留意した上で映画祭が実施された。
 

今大会では国内172作品、海外143作品の計315作品もの応募があり、その中から選び抜かれた入選18作品がコンペティション部門の審査対象となった。
今年度は映画祭史上初の4人の審査員体制で開催され、最終審査員を真利子哲也 氏、矢崎仁司 氏、矢田部吉彦 氏、行定勲 氏が務めた。
なお、映画祭では入選作品の上映のほかに以下の特別企画も併映され、作品の上映後には各監督による特別トークショーが実施され、京都文化博物館フィルムシアターの感染対策で間隔の開けられた座席は大いに賑わいを見せた。

最終日に授賞式が挙行され、今年度は「グランプリ」と「準グランプリ」、そして4人の最終審査員がそれぞれ選定する「最終審査員賞」と、学生実行委員が選定する「実行委員賞」が授与された。

まず「実行委員賞」の表彰が行われ、第24回京都国際学生映画祭 副実行委員長の熊谷宏彰による挨拶の後に、服部正和監督の『FRONTIER』(日)とFilip Diviak監督の『Sounds between the Crowns』(捷)に賞が贈られた。

続いて「最終審査員賞」の発表に移り、以下の4作品にそれぞれ賞が贈られた。

1作品目は真利子哲也賞として黄夢璐監督の『およげるネコ』、2作品目は矢崎仁司賞として渡邉安悟監督の『獰猛』、3作品目は矢田部吉彦賞として三代朋也監督の『難若者』、4作品目は行定勲賞として板野侑衣子監督・ますだあやこ監督の『魚の目』となった。

続けて「準グランプリ」は、昨年度の第23回京都国際学生映画祭同様に2作品のW受賞となった。
1作品目はHugo Caby監督ほかによるアニメーション『Migrants』(仏)に贈られ、2作品目は塩川孝良総監督・戸松幹太監督の『スケルツォ』(日)にその栄誉が贈られた。

最後に「グランプリ」は、Kim Lea Sakkal監督の『Intermezzo』(独)がその栄誉に輝いた。

授賞式の最後に企画検討委員会 委員長の由良泰人による閉会の言葉があり、会場からは大きな拍手が贈られ、第24回京都国際学生映画祭は盛会のうちに閉幕した。
今年度の入選作品は18作品中10作品が国内作品であり、準グランプリも日本作品の『スケルツォ』が受賞している。これは実に5年ぶりの快挙である。また、『難若者』で最終審査員賞を受賞した三代朋也監督は、京都国際学生映画祭史上最年少での受賞となった。

今年度もコロナ禍に負けず世界中の学生から多くの作品応募があり、たくさんの熱い想いを受け取った。学生の作品を上映する機会である本映画祭が永く続き、より多くの方々へ学生映画を届け、さらなる発展を遂げるよう努めていくので、今後とも本映画祭をどうぞよろしくお願いいたします。

 

■グランプリ
Kim Lea Sakkal『Intermezzo』(独・Academy of Media Art Cologne)

■準グランプリ
塩川孝良・戸松幹太『スケルツォ』(日・日本大学)
Hugo Caby、Antoine Dupriez、Aubin Kubiak、Lucas Lermytte、Zoé Devise『Migrants』(仏・Pole 3D)

■最終審査員賞
● 真利子哲也 賞

黄夢璐『およげるネコ』(日・武蔵野美術大学)

● 矢崎仁司 賞

渡邉安悟『獰猛』(日・東京藝術大学大学院)
● 矢田部吉彦 賞
三代朋也『難若者』(日・埼玉県立芸術高等学校)

● 行定勲 賞
板野侑衣子・ますだあやこ『魚の目』(日・同志社女子大学)

■実行委員賞

服部正和『FRONTIER』(日・立教大学)
Filip Diviak『Sounds between the Crowns』(捷・Tomas Bata University in Zlín)



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企業情報

企業名 京都国際学生映画祭
代表者名 山口そよか
業種 エンタテインメント・音楽関連

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