家庭用冷蔵庫のリユース向け専用洗浄機を開発 初号機を株式会社シー・アイ・シーへ納入

　本専用洗浄機は、株式会社シー・アイ・シーの新リユースセンター（群馬県藤岡市）に納入され、今後１日あたり５０台程度の冷蔵庫部品を洗浄します。洗浄された冷蔵庫はリユース品として再販される予定です。

【課題】
　株式会社シー・アイ・シーのリユースセンターでは、使用済み家電製品の洗浄や修理、再販等を行っています。そうした中で特に家庭用冷蔵庫のリユースにあたっては、庫内の部品に付着した汚れや臭いの除去が必要となります。従来こうした作業の大半は人手で行っており、自動化や効率化が課題となっていました。

【課題解決】
　株式会社中西製作所では、株式会社シー・アイ・シーからの依頼を受け、従来型の汎用コンベア型洗浄機をカスタマイズし、メーカー毎にサイズや形状の異なる多種多様な冷蔵庫部品を一括して洗浄するだけでなく洗浄後に除滴まで一連の作業を行うことのできる専用洗浄機を開発しました。
　開発した専用洗浄機では、１時間あたりに６台の自動洗浄が行え、庫内部品に付着した汚れを洗浄し、除滴します。

【SDGsに向けた取り組み】
　ヤマダホールディングスグループのグループ会社である株式会社シー・アイ・シーでは、事業活動を通じSDGsの目標達成に貢献することを宣言し、販売した家電やパソコンのリユース・リサイクルを通じ、循環型社会の形成に貢献することを目指しています。株式会社中西製作所でも、SDGsの目標達成への取り組みとして「環境にやさしい製品の開発」を掲げております。
　今回のリユース家電用専用洗浄機の開発は、これらに沿ったものとなります。