レザーブランドLazy fellowによる障害者アートのコラボプロジェクト「uncommon」開始

障害のある人のアートを、デザインを通して社会に発信する「Able Art Company」とのコラボ商品を製作。

障害のある人の描いた、12,000点以上の中から選んだ3つのアート

革製品Lazy fellowの障害者アートのコラボプロジェクト「uncommon」が、「Able Art Company」とのコラボ商品を製作しプロジェクト開始となりました。

uncommon

https://uncommon.studio.site

「uncommon」の記念すべきfirst productは、障害のある人のアートをデザインを通して社会に発信する「Able Art Company」とのコラボレーション。登録作品12,000点以上の中から3つのアートを選び、iphone caseなどの商品にしました。

uncommonとは、持続可能な社会へ〝希望〟のアプローチ

メインプロジェクトとして、障害のあるアーティストのアートとLazy fellow（革製品）を融合させた製品を誕生させました。これはアートを描いたアーティストに、使用料としての対価をお支払いする事で、障害があっても良い作品はきちんと評価を得て、稼ぐ事ができる世の中になってほしいという願いが込められています。寄付ではなく対価としての取引、さらに持続可能な作業委託や就労、その先の、子供たちに障害を知ってもらう為の活動にも発展できるような〝希望〟を描いたプロジェクトです。

障害の有無に関わらず、世の中にはいろんな人がいます。何かの分野で才能を発揮する人、発揮できる何かをなかなか見つけられない人、特に障害のある人が活躍できる分野はとても限られています。そんな中ここ数年障害者アートが注目を集めており、アートの才能を発揮する人の活躍の場が広がっています。「uncommon」は、多くの人に障害を知ってもらいたい。障害のある人とその身近な人たちも、やりがいや達成感を感じられるような機会となり、そしてそれが一時的なものではなく永続的に続いていくような、社会作りの一端になりたいと願っています。また「uncommon」を行うLazy fellowの代表には知的障害を持った息子さんがおり、子育てで辛くキツかった思い出、それでも大変な毎日の中で年々可愛く面白くなっていくお子さんへの愛情と、それに反して、お子さんの未来に対する不安の中で葛藤があったそうです。このプロジェクトは障害のある人達の未来が少しでも良くなれば、という親心の結晶でもあるのです。

障害者アートを身近に、そして「当たり前」に

このプロジェクトは、まさにuncommonな才能によって描かれた作品達を、少しでも多くの方に知って身近に感じてもらうため、障害のある人の描いたアートを、革製品にのせて育てるアートとして販売していきます。アート以外のプロジェクトとして、障害のある人の就労をサポートする「ちまちまマッチプロジェクト」にも力を入れています。障害があると出来ないことや苦手な事もありますが、特性が上手くマッチするととても素晴らしい能力が発揮されることがあり、梱包資材のシール貼り、パンフレットの袋詰めなどマッチできる作業を増やしていきます。また「絵本プレゼントプロジェクト」では、障害というものを少しでも理解してほしいという思いから、幼稚園や保育園等に障害に関する絵本をプレゼントする活動をしております。製品と障害者アートのコラボプロジェクト「uncommon」の、「Able Art Company」との商品はiphone case￥5,940（税込）～、手帳型iphone case￥9,240（税込）〜、Apple watch band￥8,316（税込）～。それぞれ阿山隆之作「チャウチャウ」、太田宏介作「チーター」、山田恵子作「アゲハチョウ」のアートが焼印されています。2022年6月24日（金）20：00〜受付開始、商品お届けはご注文から約1ヶ月を予定。

「uncommon」を通して、障害者アートを身近に、そしていつか当たり前にそれがある社会を目指していきます。

■Lazy fellowについて

レイジーフェロー。主にイタリアの革を使用し、オリジナル模様の刻印を押した商品も人気な、手縫いでつくる革製品のブランド。代表は中瀬明菜（ナカセアキナ）。ハンドメイドサイトCreemaで、作品ランキング長財布部門1位獲得実績多数、作家ランキング財布部門で上位獲得実績あり。