第17回エコノミクス甲子園 8つの大会で全国大会出場チーム決まる

第17回全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」の地方大会は、12月11日(日)に、8つの県にて開催され、全国大会出場チームが決定した。

12月11日(日)に開催された栃木・新潟・岐阜・香川・愛媛・鹿児島の各大会は、集合形式にて開催された。参加したのは、各県内の高校に通う高校生。2人１組で挑戦し、４択形式の筆記クイズや早押しクイズなどに解答した。富山大会並びに福井大会は、北陸銀行の主催でオンライン形式にて開催され、参加した高校生らは、スマートフォンなどから4択クイズ50問に挑戦した。

各大会の優勝校、優勝チームは以下の通り

大会名	主催	優勝校	優勝チーム名
栃木大会	足利銀行	栃木県立矢板東高等学校	「レッセフェール」チーム
新潟大会	第四北越銀行	新潟県立新潟高等学校	「エイブラ公•林間」チーム
岐阜大会	十六銀行	鶯谷高等学校	「x2+y2=r2」チーム
香川大会	百十四銀行	香川県立高松西高等学校	「シカマル」チーム
愛媛大会	伊予銀行	新居浜工業高等専門学校	「新居浜高専勝機」チーム
鹿児島大会	鹿児島銀行	ラ・サール高等学校	「幣の一般理論」チーム
富山大会	北陸銀行	富山県立高岡高等学校	「蛍雪」チーム
福井大会	北陸銀行	福井県立藤島高等学校	「ふっくらおとこ」チーム

優勝チームは、他都道府県で行われる地方大会の優勝者とともに、来年2月に東京で行われる全国大会へ出場する。

＊栃木大会スタッフコメント（足利銀行）

コロナ禍での集合形式による開催ということで、不安もありましたが、スタッフの協力と参加者、観覧者の理解もあり無事に開催することができました。

決勝ラウンドは大いに盛り上がり、参加者だけでなくスタッフも楽しむことができました。

金融教育の一助となれるよう、今後も楽しい大会運営を目指していきたいと思います。

＊岐阜大会スタッフコメント（十六銀行）

本年は５校１１チームにご参加いただきました。

昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症によって、友人たちとの思い出を作る機会が減少した高校生の皆さまに、本大会で早押しクイズにチャレンジするという珍しい経験や、チームメイトと戦略を考え、勝負を勝ち抜く貴重な体験などを通して、かけがえのない思い出を作っていただきたいとの想いから、「集合形式」での開催を決断いたしました。

難問が続き、全チームが苦戦した決勝ラウンドで、見事最終問題にて逆転し、全国大会への切符を手にしたのは、鶯谷高等学校１年生の「x2+y2=r2（まる）」チームでした。

参加者からは、「普段あまり気に留めることのない経済についての知識を深められるいい機会となった」「戦略を考える必要のあるルールで面白かった」等の感想が多く寄せられ、スタッフ一同大変嬉しく感じております。

　最後になりましたが、岐阜大会開催にあたりご支援、ご後援を賜りました皆さまに心より感謝申しあげます。

＊愛媛大会スタッフコメント（伊予銀行）

長引くコロナ禍の中、集合形式での開催を無事に終えることができ安心しております。参加を決意し、大会を盛り上げてくれた愛媛県内の高校生の皆さまに感謝しています。

参加した高校生たちは真剣に金融や経済に向き合っており、とても感銘を受けました。高校生たちの金融・経済に対する興味・関心・知識が年々高まっているように感じています。来年以降も引き続き多くの高校生に参加いただけるように、高校生により身近な方法を模索しつつ、さらに「エコノミクス甲子園」を広められるよう邁進してまいります。

愛媛に帰ってきてくれた学生スタッフの皆さま、そして、第17回エコノミクス甲子園に参加してくれた愛媛県内の高校生の皆さま、本当にありがとうございました。

地方大会の詳細はエコノミクス甲子園公式HP　https://econ-koshien.com/

エコノミクス甲子園の全国大会は、ここ2年オンラインでの開催となっていたが、来年2月25、26日にオフラインでの開催を予定している。全国各地で行われる地方大会を勝ち抜いた45チームが東京に集まり、17チーム目の全国優勝を争う。

＊全国大会概要

主催：認定NPO法人　金融知力普及協会　https://apfl.or.jp/

開催日・場所： 2023年2月25日(土)・26日(日)　都内

後援：文部科学省　環境省　金融庁　消費者庁　金融広報中央委員会　IFC国際金融公社

内容：地方大会より戦略性が求められるルール、金融経済により深い知識が必要なクイズで日本一を決める　全国大会優勝チームにはニューヨーク研修旅行がプレゼントされる