
福岡県八女市で開発 竹粉末を使った環境に優しいオリジナルポリ袋「BAMBIO(バンビオ)」登場
株式会社バンブーテクノ(本社:福岡県八女市)と株式会社モロフジケミカル(本社:熊本県南関町)は竹粉末を使用した環境に優しいオリジナルポリ袋「BAMBIO(バンビオ・商標登録済)」を開発。日本国内に豊富に存在する天然素材「竹」をSHS(過熱水蒸気)処理装置で粉砕し、プラスチックとの融合成形が可能となりました。
・BAMBIO(バンビオ)
プラスチックとの溶融成形に利用可能な微粉末に加工されたSHS処理竹粉を用いて開発されたポリ袋「BAMBIO(バンビオ)」。ポリ袋の原料であるポリエチレンペレットと微粉末化した竹を配合し製造した環境に優しいポリ袋で、メジャーなサイズは「楕円抜き袋」と呼ばれる持ち手が楕円抜きに切り抜かれたA4サイズ。イベントや展示会での書類入れ、お菓子・ベーカリーショップの持ち帰り袋などで活躍が期待出来ます。2021年には商標登録を取得し、2022年12月現在、株式会社モロフジが運営するWebサイトにて取り扱い開始。
登録番号:第6457042号
・SHS(過熱水蒸気)処理
SHS(過熱水蒸気)処理とは過熱水蒸気(常圧で高温の水蒸気:約200℃)を用いた処理法で、粉砕困難なため工業利用されていなかった竹を、水蒸気の力で容易に微粉することが可能になりました。従来の竹の微粉末化で必要だった薬品処理・加圧処理等が不要なため、低コストで大量生産出来る処理法です。SHS処理で製造された竹粉をプラスチックと溶融成形した製品は機械的特性(曲げ強度、曲げ弾性率、引張強度、引張弾性率)の向上、帯電防止効果、熱膨張性の向上、吸水率の抑制、溶融成形時の有機酸発生量の軽減が期待出来る研究結果もあり、福岡県八女市内の公共施設や道路で利用されています。
・日本の竹問題とSDGs
竹は日本国内に豊富に存在する天然資源で古来よりタケノコや竹材として、日常的に利用されてきました。しかし、近年は海外産の安価なタケノコの流入、竹材需要の減少等による竹産業の衰退にともない、かつて人々の生活を支えてきた竹林は放置竹林となり、山林を侵食し、土砂崩れ等の災害を引き起こす存在として山村地域に大きな問題をもたらしています。私たちバンブーテクノは、放置竹林の問題を解消させ、SDGsの貢献、竹を中心とする天然資源を用いた新たな産業を創生し、地域社会の発展に貢献する会社を目指します。
社名:株式会社バンブーテクノ
本社所在地:〒834-0083 福岡県八女市立花町上辺春476番地
代表取締役:山田 豊男
事業内容:竹利活用の研究開発、竹の過熱水蒸気処理事業、竹チップ製造・販売、竹材の製造・販売、伐竹の買取・販売
設立:平成21年12月
HP:https://bamboo-techno.co.jp/
社名:株式会社モロフジケミカル
本社所在地:〒861-0801 熊本県玉名郡南関町大字関外目811
代表取締役:諸藤 俊郎
事業内容:合成樹脂製品製造業、スクリーン印刷およびスクリーン印刷関連業
設立:平成10年5月
HP:http://www.morofujichemical.co.jp/
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企業情報
企業名 | モロフジホールディングス株式会社 |
---|---|
代表者名 | 諸藤 俊郎 |
業種 | その他非製造業 |
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