国際規格準拠のモジュラー型基板用コネクタhar-modular® 高速データ伝送用モジュールを発売
ハーティング株式会社は、2023年6月1日(木)より国際規格準拠の基板用モジュラー型コネクタhar-modular® 向けに高速データ伝送専用の新モジュールhar-modular®データを販売開始します。
ハーティング株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:能方 研爾)は、2023年6月1日(木)より国際規格準拠の基板用モジュラー型コネクタhar-modular® 向けに高速データ伝送専用の新モジュールhar-modular®データを販売開始します。
新har-modular®データモジュールは、従来のイーサネット規格の他、1ペア2芯でイーサネット伝送を行う新IEEE 802.3規格のSPE(シングルペアイーサネット)に対応します。360°の完全シールドで確実にノイズを除去し、10Gbps伝送に使用することが可能です。1ペア単独のD2モジュールと4ペアのD8モジュールの2種類、メザニン接続用のストレートとマザーボードのインターフェース用にアングル型を用意しています。
har-modular®は、2.54mmピッチの基板用コネクタ規格DIN 41612 / IEC 60603-2に準拠し、モジュールで電力、信号、データを自由に組み合わせてカスタマイズ可能なハーティングのモジュラー型基板間接続コネクタです。長年にわたり幅広いラインアップを誇るDIN 41612規格基板用コネクタと、電力、信号、データ伝送用などの接続を自由に構成可能なモジュラー式耐環境角型コネクタの業界標準を確立した専門性を生かして2020年に開発されました。当製品は、挿抜回数や過電流に対する耐性、基板保持力など、産業用途に耐える堅牢性を備えています。組み立てサポートツールにモジュールを差し込み、固定レールをはめるだけ、工具なしで簡単に組み立てることができます。ロット数1個から構成できるので、開発や試作に最適です。
今回追加したデータ専用モジュールによりhar-modular®のカスタムの可能性がさらに広がります。新har-modular®データモジュールは、通信システムのマザーボードやバックプレーン、19インチラック内の基板間データ接続や制御機器にカスタム回路を追加する場合に適しています。
【モジュラー型基板用コネクタhar-modular®の概要】
〇コンタクトピッチ:2.54mm
〇対応規格: IEC 60603-2 (DIN 41612 )
〇コネクタ長: 20.32mm ~172.72mm
〇モジュール種類
◇データ用モジュール [新] D2モジュール:1ペア2ピン、D8モジュール:4ペア 8ピン
・データ伝送速度:10/100 Mbps、1/5/10Gbps
※基板の材質/配線方法によっては最大25Gbpsの伝送が可能
・SPE(シングルペアイーサネット)対応
◇信号用モジュール:9ピン (最大2A/ピン)、1x 同軸コンタクト (50Ω/75Ω)
◇電力モジュール:1ピン (最大40A)、3ピン(最大15A/ピン)、4ピン(最大6A/ピン)
◇高電圧モジュール:1ピン(最大2800V)
〇ストレートもしくはアングル(オスのみ)
〇接続方法:はんだ
〇構成をアシストするオンライン構成ツールを用意
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企業情報
企業名 | ハーティング株式会社 |
---|---|
代表者名 | 能方 研爾 |
業種 | その他製造業 |
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