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企業に絶対必要なオンリーワンのストーリー【書籍発売『ブランド・ストーリー戦略』】

株式会社マネジメント社は『ブランド・ストーリー戦略:人に伝えたくなる物語の力で「価値ある企業」へ』 (土屋勇磨 著)を6月9日に発売しました。本書ではさまざまなストーリーからブランディングを展開してきた著者がそのノウハウを余すところなく紹介した本です。

◆ビジネスにブランド力が必要なのか?

そもそもなぜビジネスにブランド力が必要なのでしょうか。著者はコロナ禍で高級ブランド品が売れた事例を紹介します。そこには行動制限などでお金の使い方が変わった背景がありました。このように消費行動は簡単に変わってしまいます。そうした時に重要となるのが、消費者に選んでもらえるブランド力なのです。

 

◆軽井沢をどう変えたか

著者は軽井沢でさまざまなブランディングを成功させています。高級別荘地の中にあった歴史ある物件をカフェとシェアハウスに改装します。この物件は軽井沢を見出した宣教師に由来し、建築史的にも貴重であったため、そのストーリーを導き出してプロモーションを実施。テレビや雑誌を中心に多くのメディアに取り上げられ、現在6店舗を展開するブランドをつくりました。

さらにかつて存在した軽井沢の老舗ホテルの三笠ホテルで出されていたカレーを商品化し、全国から注文が殺到するS級グルメとして知られるようになりました。著者は「人々が忘れかけている、本来その土地に根付いていた歴史や文化を掘り起こすことが、ストーリーを見つけるカギとなる」と記します。このメソッドは軽井沢ではなくあらゆる場所や事業に応用できるものです。

 

◆ブランディングの落とし穴

本書ではストーリーの見つけ方や作り方、さらにメディアに取り上げられる方法についても記されています。もっとも重要なのはそのイメージをいかに維持するかです。ブランディングにはいくつもの落とし穴があります。

・一貫性を保つ(一貫性の崩壊は売上の低迷期にしばしば起こりがち。ブランドイメージが確立するまでは一貫性を保つべき)

・伝えるべきではないストーリーを意識(自分のビジネスに没頭しすぎていると、何でも発信してしまい、場合によっては「マイナスのプロモーション」になることも)

・友人・知人への外注は失敗する(友人・知人がプロフェッショナルである場合を除き、依頼しない方が良い)

そのほか「地元を無視しない」「経営者自身もブランドの一部」など見落としがちなポイントも網羅されています。

 

◆オンリーワンを目指すために

著者の土屋勇磨(つちやゆうま)さんは、軽井沢に特化したコンサルティングを手がける株式会社軽井沢総合研究所代表取締役を務めるほか、軽井沢ウイスキーの復活を目指す軽井沢ディスティラリー・ジャパン株式会社代表取締役を務める人物です。生まれも育ちも軽井沢であり、大学卒業後大手不動産会社やリクルートグループ会社を経て、軽井沢新聞社に入社しフリーマガジンを創刊しました。本書では著者自身の体験を含め、多くの事例が成功例、失敗例含めて紹介されており、多角的な視点が得られる本です。周囲に負けないオンリーワンのストーリーを求めるすべての人に最適な一冊です。

 

【書籍情報】  

『ブランド・ストーリー戦略』

(2023年6月9日発売)

¥1650税込)

Amazonページ短縮URL: https://onl.tw/dhAs1ci



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企業情報

企業名 株式会社天才工場
代表者名 吉田浩
業種 新聞・出版・放送

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