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高専生が先生~すごいぜ!マイコンプログラミング講座~【鹿児島高専】 IoT・プログラミング教育支援テーマ開発プロジェクト

 鹿児島工業高等専門学校(鹿児島県霧島市 校長:上田悦子 以下「鹿児島高専」)では、鹿児島高専の学生が講師となり、令和5年9月16日(土)に公開講座「高専生が先生~すごいぜ!マイコンプログラミング講座~」を実施しました。この講座はプロジェクトメンバーの学生達がテーマを考え、基板設計、プログラミングを行い、講師となって開催したものです。

【公開講座受講の中学生の様子 1】

<目的>

 この公開講座は、鹿児島高専SSD(Supporting Students Dreams)の「IoT・プログラミング教育支援テーマ開発プロジェクト」という活動の一環で行っています。小学生・中学生向けに開催するモノづくり公開講座を学生主体でテーマ開発を行って、実施することを目的に活動しています。

(下写真~参加学生:2列目左から、電気電子工学科2年:帖地さん、岩崎さん、電気電子工学科4年:中尾さん、電気電子工学科3年:田上さん、1列目左から、電気電子工学科3年上山さん、片平さん、谷さん)

【プロジェクトメンバー】

*鹿児島高専SSD(Supporting Students Dreams)とは~ 鹿児島高専に在籍する学生に、各種コンテストへの参加や 社会貢献への参画を通じて、『将来の自分をかたち作る新たな武器を手に入れてもらう』と共に、『高専生のポテンシャルの高さを世の中に広く情報発信してもらう』ことを目的としています。これまでの実績としては、①教育委員会を通じ、離島の小中学校に出前授業や講話を行った「サイバーセキュリティボランティア」(セキュリティ人材育成事業)。②今まで応募できなかったコンペの部門に挑戦し、147応募作品中12作品の本選進出に選ばれ、審査員特別賞を受賞した「空間デザイン部門応募プロジェクト」。③鹿児島県伊佐市牛尾校区コミュニティとコラボして、地域の伝統や風習を後世に伝える活動に参画した「コミュニティ教科書作りワークショップ」等があります。

 

<概要>

 講師となる学生たちは、他の部活動もしながら、週に1~2回、全員で集まり、公開講座のテーマについて案を練り、回路製作やプログラミング、資料作成などの公開講座の準備を行ってきました。当日は、LED点灯回路のシミュレーション、ドットマトリックスLEDを用いたアニメーション作成、簡易ゲーム製作を実施しました。まず、シミュレーションソフトにて、電池、LED、抵抗を用いてLED点灯回路を構築し、回路シミュレーションを実行しました。その際、抵抗の働き・効果についてもシミュレーションしながら学びました。その後、2色ドットマトリックスLEDを使ったオリジナルのアニメーションを参加者に考えてもらい、プログラミングし、表示を確認しました。最後に、参加者が作ったオリジナルアニメーションを簡易ゲームプログラムと合体させ、マイコンに書き込み、完成させました。

【公開講座受講の中学生の様子 2】

 講座後のアンケートでは、「プログラミングができて楽しかった。」「自分がパソコン上でプログラムしたものが実際にLEDのライトに映っていてすごかったです。色々アプリやファイルがあって少し難しかったけど、もっと上手にできるようになりたいと思いました。今回貴重な体験ができたので、家でもやってみようとおもいます。」「ふだん知らない事を教えてもらって面白かった。楽しい内容で学生さん、先生方にも優しく教えていただき楽しかったです。」等の感想が寄せられました。

 指導教員の今村准教授からは、「今回、2回目となる学生主体の公開講座の開催でした。テーマ内容の決定、基板設計、基板の試作、マイコンプログラミングとデバッグ、

説明手順の決定、スライド作成、公開講座の実施など、ほとんどの事を学生達でやり遂げました。これらの経験が、今後の授業だけでなく、学生生活、社会生活でも活かされると思います。彼らの今後のさらなる成長を期待しています。」とのコメントがありました。

 

指導教員

今村 成明

電気電子工学科 准教授/博士(工学)  

電気情報システム工学専攻専攻長

グローバル・アクティブラーニングセンター副センター長

【今村准教授】

 

鹿児島高専について

所在地:鹿児島県霧島市隼人町真孝1460-1            

校長:上田 悦子

設立:昭和38年4月

URL:http://www.kagoshima-ct.ac.jp/

【鹿児島高専】

地域貢献の基本方針

(1) 地域社会及び地域産業界が抱える課題の把握に努め、地域が必要とする取組みや地域に実りある結果をもたらす活動を推進する。

(2) 産学官連携活動及び地域企業や機関等に対する技術開発支援等を集約的に推進するための組織を設置する。

(3) 教職員及び学生は、地域社会の一員として、地域住民や団体、自治体、他の教育機関等との相互協力に努め、地域社会との共生を図る。

 

 

【本リリースに関する報道お問い合わせ先】

鹿児島工業高等専門学校総務課企画係

 

TEL:0995-42-9038   e-mail:kikaku@kagoshima-ct.ac.jp



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企業情報

企業名 独立行政法人国立高等専門学校機構
代表者名 谷口 功
業種 教育

コラム

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