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オンラインテスト時の受講状況を監督(Proctoring)、受験後にAI顔分析を使用した受験者確認ができるLMS拡張サービスの提供を開始

LMS(Learning Management System:学習管理システム)のカスタマイズや運用サポートを早稲田大学はじめ、多くの大学等教育機関に提供しているレゾナント・ソリューションズ株式会社(東京支社:東京都中央区、以下レゾナント)は、教員がLMSを使用したオンラインテスト作成時に、誰が受験しているかを確認するために受験者のユーザーの画像を定期的に撮影し、AI顔認識による試験後の受験者の顔画像を分析し検証できるサービスの提供を12月13日から開始します。

■『Resonant LMS Proctoring』(オンライン試験監督)サービスとは

LMSでの試験(オンラインテスト受験)時にウェブカメラ経由で受験者の画像を撮影し、LMS上で誰が試験を受験しているかを監督するサービスです。受験者のウェブカメラの画像を設定した時間毎に自動的にキャプチャし、画像 (PNG形式)として保存します。管理者は、AI顔認識を使用して、予め登録した受験者の画像と試験後のユーザーの画像を分析し検証が可能になります。

■『Resonant LMS Proctoring』の主な特徴

①Moodle Proctoring Proバージョン

1.     現在使用しているLMS(Moodle3.7以降4.1まで)(※1)に監督試験機能を追加可能です。

2.     Moodle標準で作成している小テストに設定を追加することでそのまま自動で機能を追加可能です。

3.     受験者の操作は「小テストを受験する」をクリック、 「検証プロセスに同意します。」にチェック、 「受験を開始する」をクリックの3ステップのみでこれまでと同様に受験できます。

4.     オプションサービスでAWSの機械学習 (Amazon Rekognition)を使用し、プロフィール写真と実際の受験者の顔を高い精度で識別します。

5.     受験回数の制限はありません。

②SUMADIバージョン

1.     現在使用しているLMS(Moodle3.1以降、Canvas LMS)に監督試験機能を追加可能です。

2.     Moodle標準で作成しているコースに設定することでコース内の小テスト活動を追加することでそのまま自動で機能を追加可能です。

3.     受験者はコース内の「SUMADI」活動をクリック、SUMADIアプリを開く、SUMADIアプリ内に表示された小テストをクリックの3ステップでこれまでと同様に受験できます。

4.     AIを活用した顔認証、本人認証、物体検知、試験中の監視などでオンラインテスト時の不正防止できます。

 

■『Resonant LMS Proctoring』の主な機能

①Moodle Proctoring Proバージョン

1.     ウェブカメラ画像の撮影:ウェブカメラ経由でユーザーの画像をキャプチャし、シームレスに記録

2.     ウェブカメラ使用の強制:小テストを受験の前に、ウェブカメラの使用を強制

3.     画像の管理:ウェブカメラで撮影した画像は、PNG形式でMoodleデータに保存。データは個別または一括削除を簡単に行うことが可能

4.     画像パラメータのカスタマイズ:ニーズに合わせて画像サイズとウェブカメラのキャプチャ間隔を設定

5.     画面サイズ変更の自動検出:ユーザーによる画面サイズ変更を検出し、記録

6.     コピー&ペーストの検出:ユーザーのコピー&ペーストを記録または禁止させる。

7.     F12キー押下の監視:ユーザーのF12 キーの押下を監視および記録

8.     プロクタリングログ:検索機能を使って、ユーザーのログデータの検索・確認が可能

9.     サマリーレポート:各小テストごとのイメージ数の確認、データの一括削除などが可能

10.  顔認証サービス(オプション機能):AWSの顔認識サービスを使用し、管理者がアップロードした画像と比較し、ユーザーを識別

②SUMADIバージョン

・受験者機能

1.     専用アプリ:オンライン監督試験を行うための専用アプリが利用可能

2.     顔認証:登録された顔と受験者が一致しているかチェックする機能

3.     ウェブカメラによる監視:試験中の受験者の顔を監視する機能

4.     スクリーンショット:試験中の画面をスクリーンショットで撮影する機能

5.     アプリの使用禁止:ブラウザー、メール、Microsoft Office製品、リモートデスクトップなどのアプリの使用を禁止する機能

6.     物体検知:スマートフォン、パソコン、本などの物体を検知する機能

7.     試験の離脱防止:試験の退出を禁止する機能

8.     ショートカット禁止:Ctrl + C or V、Alt + Tabなどのショートカットを禁止する機能

9.     チャット:試験中、学生と教師がメッセージをやりとりできる機能

・教員機能

1.     オンライン監督試験のオン or オフ:小テストごとのオンライン監督試験のオン or オフの設定が可能

2.     小テストごとの設定:ユーザー監視、物体検知、禁止アプリ、スクリーンショット、試験の離脱防止、チャットなどの設定が可能

3.     顔登録の確認:学生の顔登録状況の完了有無と登録された顔情報の確認が可能

4.     ウェブカメラのデータの確認:ウェブカメラで撮影したデータ、顔の検知数、顔の向きなどを確認可能

5.     スクリーンショットのデータの確認:試験中の画面をスクリーンショットで確認可能              

6.     物体検知の確認:スマートフォン、PC、本、ヘッドホンなどの物体の検知有無を確認可能

7.     顔の表情分析:AIにより顔の表情から感情を分析が可能

8.     PDFファイルのダウンロード:試験中の画面のスクリーンショット、ウェブカメラで撮影したデータをPDFでダウンロード可能

9.     データの可視化:小テストごとの顔認証率、感情の比率を自動でグラフで可視化・確認可能

■『Resonant LMS Proctoring』 サービス価格

①   Moodle Proctoring Pro(既存Moodleで利用する場合)

・標準サービス 初期費用:¥300,000 年間ランニング費用 ¥480,000/年

・顔認証オプション利用:初期費用¥200,000 ユーザ数:5,000人ごとで¥300,000/年

■想定される導入ケース

1.すでに「Moodle」を導入、もしくは導入を検討している教育機関

2.教育サービス提供機関(予備校・塾・語学スクール等)やオンライン受講システム等の受験者へのサービス提供を考える機関

3.社員や職員向けにオンライン研修を実施もしくは実施を検討している企業・団体等

 

※1: Moodle™LMS(ムードル): Modular Object-Oriented Dynamic Learning Environmentの略で、オープンソースのeラーニングのプラットフォーム。「対象者を優先したダイナミックな教育環境システム」といった意味。大学など多くの教育機関で使用され、資料配布などにとどまらず、小テスト・ディスカッション・課題提出など教育に関する様々な必要性に対処できる機能を有している。

 

【Moodle Proctoring Proについて】

Moodle Proctoring Proは、Moodleの小テストを受験しているユーザーを識別、検証するためにユーザーのウェブカメラを使用して写真をキャプチャする小テスト拡張プラグインです。プラグイン開発はバングラデシュのMoodleパートナー企業、であるBrain Station 23社が行っています。

 

【SUMADIについて】

SUMADI (スマディ)はAIを活用した顔認証、本人認証、物体検知、試験中の監視などの機能が揃ったオンライン監督試験ソリューションです。製品の開発・提供はSUMADI社(ローリエット・エデュケーションのグループ)によって行われています。

 

 

 



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企業情報

企業名 レゾナント・ソリューションズ株式会社
代表者名 首藤 完治
業種 ネットサービス

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