Bio Art(バイオアート)が日本で初めて「Bio Art犬繁殖士」・「Bio Art猫繁殖士」認定制度を創設
2024年4月、専門教育プログラム開講 ~繁殖生理学や遺伝子病学など最新科学を理解する高度専門人材の育成を目指す~
一般社団法人日本小動物繁殖研究所Bio Art(代表理事:筒井 敏彦)は、犬・猫の繁殖学および遺伝子病学を正しく理解し、動物に優しい適切なブリーディングのスタンダードとして広く活用していただくことを目的とした「Bio Art犬繁殖士」ならびに「Bio Art猫繁殖士」認定制度を創設しました。Bio Artの犬・猫の繁殖教育プログラム(以下、「教育プログラム」という)を修了し、犬・猫それぞれの繁殖生理および機能を十分に理解した上で、ブリーディングに携わる人材を認定する、日本で初めての認定制度になります。
■認定制度創設の背景
全国で飼育されている犬猫頭数は1,500万頭以上と推計されており(1)、この数は15歳未満の子ども人口約1,400万人(2)を上回ります。犬・猫との暮らしは私たちの生活を豊かにして、幸せを運んでくれる存在であることは、この数字が示しています。同時に、家族の一員となった犬・猫の健康は、飼主さんにとって一番の願いであり、ブリーディングはその責任を負っています。
このような状況下において、繁殖学の知識と高い技術を持つ高度専門人材の育成と活躍が、伴侶動物である犬・猫の真の健康、そして人とのより良い共生に不可欠であると考え、「Bio Art犬・猫繁殖士認定制度」を創設するに至りました。「Bio Art犬・猫繁殖士」は、動物愛護・動物福祉の精神に則った動物の体に優しい繁殖を行い、健康な犬や猫の誕生を助ける役割を担い、将来に向かって健康な伴侶動物の命を繋ぎます。
認定試験は年2回、全国47都道府県で実施する予定です。将来的には、日本全国で活躍するブリーディング関係者の標準資格として広く普及することを目指しています。
(1) 一般社団法人 ペットフード協会, 2022年(令和4年)全国犬猫飼育実態調査 https://petfood.or.jp/topics/img/221226.pdf
(2) 総務省統計局, 令和5年5月4日報道資料 https://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/pdf/topics137.pdf
■教育プログラム(学習テキスト、eラーニング講座)
近年著しく進展している遺伝子病学により、犬・猫の遺伝子病の発生リスクを少しずつ回避できるようになりました。知識を得ることで、私たちは犬・猫の健康を守ることができます。Bio Artは、繁殖生理学、妊娠成立のメカニズム、繁殖障害とその治療、および遺伝子病学の基礎を、学習テキストとeラーニング講座「犬ブリーディング講座」と「猫ブリーディング講座」で丁寧に解説しています。学習テキストは、長年の研究と科学的な知見に基づき、犬・猫繁殖学の世界的な権威者である筒井敏彦(当法人代表理事・日本獣医生命科学大学名誉教授)が監修しました。またeラーニング講座は、Bio Artの獣医師、愛玩動物看護師が編集し、学習テキストと同時進行することで、よりわかりやすい内容になっています。本教育プログラムは、2024年4月から開講予定です。
▷主な学習内容:動物愛護法、繁殖生理学、妊娠成立のメカニズム、繁殖障害とその治療、および遺伝子病学の基礎
▷学習方法:
Bio Art犬繁殖士 | Bio Art犬繁殖士テキスト(1冊 118ページ) 犬ブリーディング講座(eラーニング16回、1回30分程度) |
Bio Art猫繁殖士 | Bio Art猫繁殖士テキスト (1冊 98ページ) 猫ブリーディング講座(eラーニング15回、1回30分程度) |
■認定試験について
主催: | 一般社団法人日本小動物繁殖研究所Bio Art |
受験資格: | ・Bio Art犬繁殖士教育プログラムを終了した方 ・Bio Art猫繁殖士教育プログラムを終了した方 ・犬・猫のブリーディングに興味のある方 ・国籍・性別・年齢・学歴不問 |
試験内容: | Bio Art犬繁殖士テキスト、犬ブリーディング講座の内容、 Bio Art猫繁殖士テキスト、猫ブリーディング講座の内容、 上記を理解した上での応用力を問います |
出題形式: | CBT方式(パソコンによる受験)、3肢択一式 |
試験時間: | 1時間 |
試験会場: | 全国47都道府県で実施します |
年間試験回数: | 年に2回実施します |
■2024年度スケジュール
前期 | 後期 | |
教育プログラム受講申込期間 | 2024年2月1日~3月25日 | 2024年8月1日~9月25日 |
教育プログラム受講期間 | 2024年4月1日~試験前日 | 2024年10月1日~試験前日 |
試験日(予定) | 2024年8月20日 | 2025年2月20日 |
※日程は変更が生じる場合があります。最新情報は公式ウェブサイト(https://bioart-breeding.jp/introduction/)でご確認ください。
※合否については、試験日からおよそ1ヶ月後を目処に受験者に通知する予定です。
■諸費用
犬ブリーディング講座、猫ブリーディング講座、それぞれの費用(1名あたり、税抜)を表示しております。
区分 | 受講料 (テキスト込) |
受験料 | 登録料*3 | 合計 |
一般 | 26,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 46,000円 |
Bio Art会員*1 | 20,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 40,000円 |
一般学生 | 20,000円 | 5,000円 | 10,000円 | 35,000円 |
認定校学生(助成制度)*2 | 8,800円 | 5,000円 | 10,000円 | 23,800円 |
*1: Bio Artは会員制です。詳しくはお問い合わせください。
*2:専門学校様で授業カリキュラムに採用していただく場合、認定校として助成制度をご利用いただけます。詳しくはお問い合わせください。
*3:登録を希望される方には、認定証を発行いたします。
■「Bio Art犬・猫繁殖士」公式ウェブサイト
本認定制度、教育プログラム、認定試験についての詳細は、下記公式ウェブサイトにて詳細・最新情報をご確認いただけます。https://bioart-breeding.jp/introduction/
*****
〈一般社団法人日本小動物繁殖研究所Bio Artについて〉
当法人は、犬および猫のブリーディング関係者の方々に、最新の各種知識、技術を提供し、より健康な子犬、子猫の誕生に貢献することを目的として設立されました。近年の獣医学の学術的進歩は著しく、これら知識、技術をブリーディング関係者の方々に提供するシステム作りが急務です。特に、犬および猫のゲノム解読が、それぞれ2005年、2007年に終了し、その研究成果を元に、遺伝子病検査項目が増加し、遺伝子病削減に大きく貢献できる環境も整ってきました。このような状況下、近年の獣医学的進歩を背景にした繁殖技術、各種遺伝子病検査をご利用いただき、世界に誇れる健康な子犬、子猫をご家庭に提供できるよう、さまざまな活動を推進しています。詳しくは当社の公式ウェブサイトをご覧ください。https://bioart.or.jp/
団体名: 一般社団法人 日本小動物繁殖研究所(Bio Art)
英語名: Japan Institute of Small Animal Reproduction
代表理事: 筒井 敏彦
所在地: 〒101-0047 東京都千代田区内神田3-16-9 松浦ビルB1階
TEL: 03-5256-4111
FAX: 03-5256-4113
■本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人日本小動物繁殖研究所Bio Art 担当:西村
Email:learning-program@bioart.or.jp
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企業情報
企業名 | 株式会社プランニングオフィスエスエムエス |
---|---|
代表者名 | 立田 喜嗣 |
業種 | その他サービス |
コラム
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