【発売開始】AIを搭載したカメラで人を検知し人身事故を防ぐ！映像を録画することで事故記録や再発防止に！AIBC-1001SRを発売！

特殊車両業界のICTソリューションを提供する株式会社TCIは、2024年1月9日(火)より、重機や建機、フォークリフトなどの特殊車両の事故を未然に防ぎ、映像を録画することで万が一の事故記録で再発防止を促す、AI(人工知能)を搭載したカメラとモニター、録画ユニットセット(品番:AIBC-1001SR)を発売します。

開発背景

平成10年から令和元年までの間に発生したフォークリフトを起因とする休業4日以上の労働災害による死傷者数は213名(うち死亡者数は6名)に及びます。

フォークリフトの走行状態別に発生状況を見ると、【運転士】及び【運転士以外の者】両方のケースで、車両後退時に被災する割合が高いことが分かります。
また【運転士以外の者】が被災したケースでは8割近くがフォークリフト走行中に発生している状況です。

【運転士】が被災したケースを見ると、
「激突され」「はさまれ、巻き込まれ」の2つの事故が労働災害の6割を占め、
【運転士以外の者】が被災したケースを見ると、
「激突され」「はさまれ、巻き込まれ」の2つの事故が労働災害の8割近くを占める割合になっており、運転時の確認不足・運転士以外の注意不足であることが分かります。

そういった事故を未然に防ぐ製品、AI(人工知能)を搭載したカメラとモニター、録画ユニットのセット(品番：AIBC-1001SR)を発売します。
AIを搭載したカメラが、人を検知すると、LEDブザーが連動して警報を鳴らします。
LEDブザーの光と音で、運転士と車両周辺の人に接近をお知らせし、事故を未然に防止します。
モニターでは通常のバックカメラ同様に死角を確認することもでき、人身事故対策を徹底サポートします。
万が一の事故の際にも録画機能を搭載しているので、事故原因の解明や危険運転のチェックなど今後の改善の一助にもなります。

製品の特長

当製品は、カメラ本体に深層学習されたAI(人工知能)が内蔵されており、独自のAIが「人間のみ」を、形や動きから判断します。
障害物センサーとは違い、「人間のみ」に反応するため、狭い倉庫内のフォークリフト作業や重機などの旋回時など視界の悪い状況での人身事後対策としてご活用いただけます。
AIカメラが人を検知したとき、連動してLEDブザーが警報音を発します。
光と音で、運転手はもちろん周囲の人にも危険を知らせ、人身事故を未然に防ぎます。
カメラは最大4台まで連動させることができ、車両の四方に設置することであらゆる死角をカバーすることができます。

検知エリアの変更が可能

Wi-Fi接続ができるデバイス(スマホやタブレット、パソコン等)を使用し、AIカメラひとつひとつの検知エリアをカスタマイズすることができます。
台形や半円形など、ご使用の環境に合わせてカンタンに検知したいエリアを設定いただけます。

録画機能搭載

ドライブレコーダーのように車両の始動時から自動録画を開始します。
古いデータから消去し、「上書き」していくタイプと、

データがいっぱいになると録画を「停止」するタイプの２つから選択いただけます。

録画映像の確認・記録がカンタン

Wi-Fi接続ができるデバイス(スマホやタブレット、パソコン等)を使用し、記録映像のダウンロードが可能。
LTE回線などの携帯回線を使用しないため、回線料金などの追加料金も発生しません。

取付・設置工事は全国対応

当製品の取付・設置工事は、北海道から沖縄まで、全国47都道府県にて、出張取付対応が可能です。
全国各地に支店・協力店のネットワークがあり、迅速に対応いたします。
※離島など、一部の場所ではご対応できない場合がございます。

製品仕様・概要

品番：AIBC-1001SR

＜AI内蔵カメラ＞
視野角：140°(4台設置時：最大360°)
動作電圧：DC10~32V（~48VはDCコンバーターにて対応）
動作温度：-20℃～+70℃　
防塵防水規格：IP69K

＜モニター＞
ディスプレイサイズ：7インチ（10インチにも変更可能）
画質：HD
最大画面分割数：4分割
動作電圧：DC 10~32V（~48VはDCコンバータにて対応)
防塵防水規格：IP66
動作温度：-20℃～+70℃

＜録画メインユニット＞
動作電圧：DC10~32V（~48VはDCコンバーターにて対応）　
防塵防水規格：IP69K