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長野高専と長野県作業療法士会との連携協定締結式を実施しました

 長野工業高等専門学校(長野県長野市 校長:江﨑尚和 以下「長野高専」)は、令和5年11月27日(月)に長野県作業療法士会と連携協定に関する締結式を執り行いました。

左から、長野高専・江﨑校長、長野県作業療法士会・荒井副会長

【協定の内容】

 連携協定の締結により、支援技術(AT:Assistive Technology)の開発・活用を通じて、長野高専の教育研究活動の推進や長野県作業療法士会の作業療法・作業療法士の質の向上を目指し、地域の教育及び医療・福祉分野に係る諸課題の解決に寄与してまいります。

 

【概要】

 長野高専は、令和2年度よりGEAR5.0プロジェクト※1に参画し、福祉分野において、地域課題の調査や課題解決のための支援機器開発を行っています。

 今回の協定により、長野県作業療法士会の作業療法士の方々に支援機器開発のためのアンケート調査へご協力いただき、医療・福祉現場のニーズを支援機器の開発に反映させていきます。また、長野高専が開発した機器を製作するワークショップを開催することで、機器を実際に現場で活用していただくことで、相互の連携・協力を深め、地域課題の解決に取り組んでいきます。

締結式後の集合写真

※1 GEAR5.0プロジェクト

 GEAR5.0プロジェクトは、国立高専機構の「Society5.0未来技術人財」育成事業の「未来技術の社会実装教育の高度化」(GEAR5.0)における「介護・医工」分野において、「持続可能な地域医療・福祉を支えるeAT-HUB構想※2とAT技術者育成による共生社会の実現」をテーマとした事業であり、熊本高専を中核拠点校、長野高専他3校を協力校として令和2年度より開始をしている事業です。

 

プロジェクトHP: https://www.nagano-nct.ac.jp/research/gear5/

GEAR5.0プロジェクトについて:https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/gakumu/Society50_KOSEN_GEAR5.0.pdf

 

※2 eAT-HUB構想

 従来の支援技術(AT)が対象としている心身機能の障がいに加えて、障がい者を取り巻く環境や社会をも対象にした、共生社会形成を支援することを目標とし、GEAR5.0プロジェクトの参加校を各ブロックのHUB校として設置し、全国高専のネットワークを通じて共生社会の形成を支援する構想。

 

【長野工業高等専門学校について】

 長野工業高等専門学校は、深く専門の学理、技術を教授し、職業に必要な能力を育成することを目的として、昭和38年(1963年)4月に開校しました。卒業生は9,000名を超え、理工系の早期一貫教育を行う高等教育機関として産業界等から高い評価を得て今日まで発展してきました。また、近年では複数の工学分野を融合させて問題解決する場面も多く、分野横断的に工学を学ぶ必要性が高いため、そのニーズに応えるべく令和4年(2022年)に従来の5学科が「工学科」の1学科に再編されました。

【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 長野工業高等専門学校
所在地:長野県長野市徳間716
校長名:江﨑尚和
設立:1963年
URL:https://www.nagano-nct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関

 

 

【本リリースに関する報道お問い合わせ先】

独立行政法人国立高等専門学校機構  長野工業高等専門学校

総務課総務企画係

TEL:026-295-7134 

Email:kenkyu@nagano-nct.ac.jp



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企業情報

企業名 独立行政法人国立高等専門学校機構
代表者名 谷口 功
業種 教育

コラム

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