従業員の望まない早期離職をAIで予測・防止 -「離職予測AI」がフランス有力紙ル・モンド紙で紹介されました
「離職予測AI」がフランスの有力紙ル・モンド紙で紹介されました。従業員のメンタルヘルスの問題やハラスメントの兆候を早期発見し、グローバルな課題である早期離職問題の解決に向けて新しいアプローチを提案します。
東京都市大学 ⽩鳥 成彦教授 と共同で研究に取り組んでいる「離職予測AI」が、フランスの有力紙「ル・モンド」で紹介されました。
■ 背景
新卒社員の早期離職が深刻な問題となっています。厚生労働省の調査によると、新卒社員(新規大卒就職者)の約12%が1年以内に、32%が3年以内に離職しています。企業にとっては、採用・教育コストの損失に加え、組織の持続可能性や生産性の低下にもつながる大きな課題です。
■ 離職予測AIについて
いま社会では、従業員のメンタルヘルスへの関心が高まっており、ストレスの多い職場、長時間労働、人間関係の問題が従業員の心の健康を脅かし、結果として望まない離職につながっています。
「離職予測AI」は、従業員のメンタルヘルスの問題やハラスメントの兆候をAIで早期に特定し、企業が迅速かつ効果的な支援や対策を講じることを可能にします。これにより、従業員の健康を守り、組織の持続可能性を強化することを目指しています。
本システムは、従業員データを分析し、客観的な指標に基づいて離職リスクを予測します。これにより、企業は経験や勘に頼ることなく、データドリブンな意思決定を行うことができます。
詳細はこちらからご覧いただけます。
URL: https://sknm.co.jp/products/retention
■ 共同研究の取り組み
本サービスは、⽩鳥 成彦教授(東京都市大学 共通教育部 教授)と共同研究に取り組んでいます。
東京都市大学 共通教育部 教授
2009年3月慶應義塾大学 政策・メディア研究科 後期博士課程単位取得退学、2023年東京工業大学 環境・社会理工学院修了、博士(工学)。2009年から2023年まで嘉悦大学に所属、2024年から現職。
大学における中退がなぜ起きるのか、どのように予測・防止ができるのかを考え、デザインと人工知能研究をベースにおいた教学施策、中退防止施策の研究・実践を行っている。
■ 今後の展望
従業員の性格特性、価値観などを分析することで、最適な配置先を提案するシステムの開発を進めております。従業員の能力を最大限に発揮できる環境を整備し、組織全体のパフォーマンス向上と従業員のメンタルヘルスの向上を目指します。その結果、メンタルヘルスの問題を未然に防ぎ、従業員満足度の向上に貢献できると考えております。
【株式会社シキナミについて】
会社名:株式会社シキナミ
所在地:東京都千代田区九段南1丁目5番6号りそな九段ビル5階KSフロア
代表者:能登 剛一
企業HP : https://sknm.co.jp/
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企業情報
企業名 | 株式会社シキナミ |
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代表者名 | 能登 剛一 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |