障がいのあるアーティストが絵本「ねこの洋服おしたてします」で絵本作家デビュー

一般社団法人障がい者アート協会の運営する「アートの輪」に所属する障がい者アーティストの「はちわれ」さんが、絵本作家としてデビューされ、商業出版として全国書店へ流通し、販売されます。

デビュー作の絵本「ねこの洋服おしたてします」では、絵作家として32ページもの作品を描きあげられました。

心温まる新刊絵本『ねこの洋服お仕立てします』が全国の書店およびオンラインストアで発売されます。この絵本は、孤独な洋服屋の老婦人・はるかさんと、彼女の才能を見出す一匹の灰色の猫との交流を描いた物語です。

■物語の背景と魅力

はるかさんの店「洋装店はるか」は人々の足が遠のいた小さな店。しかし、ある日を境に、猫たちの特別な洋服を仕立てることによって、はるかさんの日常は一変します。技術を磨き続けたはるかさんの元には、猫たちが訪れ、彼女の手によって生まれ変わる洋服は、猫だけでなく街の人々にも新たな話題を提供します。

■主な内容

-はるかさんと猫たちの出会い: ひょんなことからねこの洋服を仕立てることになったはるかさん。その出会いが彼女に新たな生きがいを与えます。

-洋服とともに変わる日常: 洋服を通じて猫たちとの絆を深め、忘れかけていた情熱を取り戻していく様子を描きます。

-美しい挿絵: 物語を彩るのは、感情豊かな挿絵。読者をはるかさんの世界へと誘います。

『ねこの洋服お仕立てします』は、人生のどんな段階においても新たな始まりがあること、そして小さな出会いが人生を豊かにする可能性を秘めていることを教えてくれます。読者にとって、この絵本が心の支えとなることを願っています。

絵本『ねこの洋服お仕立てします』は、全国の書店および主要なオンラインストアでお求めいただけます。さあ、はるかさんと猫たちの心温まる物語にぜひ触れてみてください。

■本書情報

媒体：紙媒体

ページ数：32ページ

定価：1600円（税別）

ＩＳＢＮ：978-4-911091-10-4　C0792  ¥1600E

絵：はちわれ　（アートの輪アーティストページ：https://artnowa.org/artist/19819）。 10代で鬱や摂食障害(心身症)と診断され入院、杯血漿、交通事故などを経験。現在は病状も落ち着き絵や漫画を描いています。

文：まみ燿子　絵本文作家。代表作『ぶなの森の緑のそよ風』（第１５回アンデルセンメルヘン大賞優秀賞）、『桜のひざかけ』（第３０回ＪＯＭＯ童話賞花束優秀賞受賞）。実美さんとはじめてお会いしたとき、さわやかな風を感じました。そしてできあがった絵は優しく可愛くて、物語ぴたりとはまりました。さあ、はるかさんと、はい色のねこが動きだしました。仕立ての腕はたいしたものです。みなさまのご註文をお待ちしています。

出版：愛育出版

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