安藤忠雄建築「北野アレイ」にて、感性を刺激する写真二人展開催!「Concrete(コンクリート)」オオスキトモコ × 宮下カツ
神戸市中央区「KITANO THE MAGNET」にて、2024年10月11日(金)~10月13日(日)、オオスキトモコと宮下カツによる写真二人展「Concrete(コンクリート)」を開催します。本展は、建築家・安藤忠雄氏の初期代表作「北野アレイ」内のギャラリーで行われます。二人の作品に共通するモチーフであり、安藤氏の代表的な素材でもある「コンクリート」をテーマとします。オオスキトモコは、2001年に解体された東京大学駒場寮を記録した写真作品を展示。取り壊し直前まで撮影を続けた唯一の撮影者である彼女の作品は、貴重な歴史資料となっています。宮下カツは、「高架のある神戸の景色」をテーマにした作品を展示。山、街、海という異なる視点から捉えた神戸の高架写真は、都市風景の中に潜む魅力を鮮やかに描き出します。オオスキの東京大学駒場寮の写真集や、宮下の写真集「高架世界」と「高架ドライブス」も販売します。
神戸市中央区「KITANO THE MAGNET」にて、2024年10月11日(金)~10月13日(日)、オオスキトモコと宮下カツによる写真二人展「Concrete(コンクリート)」を行います。
本展は、建築家・安藤忠雄氏の初期代表作「北野アレイ」内のギャラリーで開催。二人の作品に共通するモチーフであり、安藤氏の代表的な素材でもある「コンクリート」をテーマとします。
オオスキトモコは、2001年に解体された東京大学駒場寮を記録した写真作品を展示。取り壊し直前まで撮影を続けた唯一の撮影者である彼女の作品は、貴重な歴史資料となっています。
宮下カツは、「高架のある神戸の景色」をテーマにした作品を展示。山、街、海という異なる視点から捉えた神戸の高架写真は、都市風景の中に潜む魅力を鮮やかに描き出します。
オオスキの東京大学駒場寮の写真集や、宮下の写真集「高架世界」と「高架ドライブス」も販売します。
【本展の内容】
KITANO THE MAGNET(キタノ ザ マグネット 兵庫県神戸市中央区山本通2丁目)にて、2024年10月11日(金)~10月13日(日)まで、オオスキトモコと宮下カツによる写真二人展「Concrete(コンクリート)」を開催いたします。
本展は、神戸・異人館通りに佇む、世界的建築家の安藤忠雄氏による初期の代表作「北野アレイ」内のギャラリースペースで開催いたします。
展示タイトル「Concrete(コンクリート)」は、出展作家と会場に共通する要素から生まれました。展示作家のオオスキトモコと宮下カツの作品に共通するモチーフ、そして展示会場を手掛けた建築家・安藤忠雄の代表的な素材。この「Concrete(コンクリート)」という共通項が、本展のタイトルの由来となっています。
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オオスキトモコは熊本県出身。イラストレーターとしての活動の傍ら、大学の卒業制作として撮影した、東京大学駒場寮の写真・映像を保存し、建築の記憶を継承するプロジェクトに取り組んできました。
東京大学駒場寮は、東京都目黒区の東京大学駒場キャンパスにかつて存在した、鉄筋コンクリート造の学生自治寮です。1935年(昭和10年)に建設され、2001年に廃寮・解体されました。
オオスキは取り壊しの直前まで写真を撮っていた唯一*の撮影者のため、本展展示写真は当時の様子を伝える、大変貴重な資料となります。
本展では、オオスキが2001年7~8月にネガフィルムで撮影した1000枚以上の写真の中から「駒場寮の建物の雰囲気が伝わりやすい写真」を厳選し、カジュアルな形で展示する予定です。同会場では東京大学駒場寮の写真集や、ポストカードなどの関連商品も販売の予定です。
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宮下カツは新潟県出身。大学時代より写真に興味を持ち、2023年より本格的に写真作家としての活動を開始。「凡庸な日常に隠れた世界」をテーマとして、客観的視点にて日常を切り取っています。2020年に東京から神戸に引っ越し、その神戸で「高架」というモチーフに出会います。
今回の写真展では、宮下カツが現在取り組んでいる高架、具体的には「高架のある神戸の景色」を扱った写真の展示となります。神戸を表す山、街、海という切り口にて「高架のある神戸の景色」の写真を展示します。
同会場では2023年9月に発表した写真集「高架世界」を展示する予定です。「高架世界」は、高架のある神戸の景色を中心した写真集となります。今回展示する一部の写真も含まれています。
また、2024年9月に発表予定の写真集「高架ドライブス」を販売する予定です。「高架ドライブス」では、神戸だけでなく日本各地の高架のある景色や、日常の街角の風景をロードムービーのような切り口にて編集しています。自動車で遠隔地に移動するドライブでは気にかけることのない高架に焦点を当てています。
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★写真家からのコメント★
【オオスキトモコからのコメント】
神戸では初めての写真展となります。安藤忠雄建築で展示ができて嬉しいです。
現存する学生自治寮では、関西には京都大学吉田寮がありますが、現在、大学と学生側が裁判で係争中となっています。東大駒場寮でも大学と学生が裁判で争った結果、2001年の夏、強制執行によって学生は建物から退去させられました。
東大駒場寮は木造の京大吉田寮と違い、鉄筋コンクリート造で、かなり雰囲気が異なります。
カジュアルな写真展です。写真が好きな方、建築に興味がある方、お気軽に見に来てください!
【宮下カツからのコメント】
歴史ある安藤忠雄建築にて写真作家として初めての展示を行えることを光栄に思います。普段、移動手段として利用されている高架をまじまじと見ることは少ないと思います。今回の展示では、いつもとは異なる視点で高架を見ることができる機会となっていると思います。是非、お気軽に足をお運びください。
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■「Concrete(コンクリート)」開催概要
会期:2024年10月11日(金)~10月13日(日)
会場:KITANO THE MAGNET 北野アレイb103(GALLERY MAGNET Alley b103)
住所:〒650-0003 兵庫県神戸市中央区山本通2丁目9-13 北野アレイ
開館時間:
10月11日(金) 14:00〜18:00
10月12日(土)・13日(日) 11:00〜18:00
入場料:無料
■写真家プロフィール
・オオスキ トモコ/大薄 朋子
1979 熊本県熊本市生まれ。
1998 武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科入学
大学の授業で写真の基礎を学ぶ
2002 武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業
「日本カメラ」2002年7月号(日本カメラ社)『卒展を見る 2002』に、大学の卒業制作 「東大駒場寮で暮らす」(写真・インタビュー集)が掲載(大薄朋子名義)
2007 『されどわれらが日々ー〈新装版〉』柴田翔(文春文庫/文藝春秋)表紙カバーに写真提供(大薄朋子名義)
2012 ホンマタカシ ワークショップ 「たのしい写真 よい子のための写真教室」第6期参加
2014 『たのしい写真3 ワークショップ編』ホンマタカシ(平凡社)に、ワークショップ課題作品が掲載(オオスキトモコ名義)
2015 『東大駒場寮物語』松本博文(KADOKAWA)カバー・表紙・扉に写真提供(オオスキトモコ名義)
2019~ 「DANRO」(朝日新聞社)『私と東大駒場寮』連載 2019年5月~2020年3月(オオスキトモコ名義)
*2020年10月1日に株式会社コルトネットにサイト譲渡
「DANRO」(コルトネット)『私と東大駒場寮』2020年10月~2022年2月
現在、マイペースで作品制作、写真集制作を行っています。
「STUDIO PETIT」主宰。イベントや独立系書店にて、写真集・写真作品の販売を行っています。
写真集をBOOTH、BCCKSにて販売中です。
写真集の仕入れをご希望の方は「一冊!リトルプレス」からお願いいたします。
https://1satsu.jp/publisher/257/
instagram
https://www.instagram.com/komabaryo/
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・宮下カツ
新潟県生まれ。早稲田大学教育学部卒。
大学在学中、卒業後に海外を放浪する。
2023年 写真作家活動を開始
2023年9月、文学フリマ大阪にて初の写真集「高架世界」を発表。
現在、1年に1冊、写真集を出すことを目標に、作品制作に取り組んでいます。
https://www.instagram.com/katsu_miyashita/
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■追加写真資料の請求、展示に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
担当者名:オオスキ トモコ
Email:studiopetit0822@gmail.com
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*「オオスキは取り壊しの直前まで写真を撮っていた唯一*の撮影者」である理由
2001年7月〜8月22日(強制執行による寮生退去日)までの期間にて、東大駒場寮を作品撮影の対象として、集中的に写真を撮っていた人物は、現地に継続的に通っていたオオスキトモコによって、確認できなかったため唯一としております。
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企業情報
企業名 | STUDIO PETIT |
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代表者名 | オオスキ トモコ |
業種 | その他サービス |