テレビ東京【内山理名が往く歴史ROMAN 京都近代産業の幕開け 後編】 において弊社代表【田邉康雄】が【琵琶湖疏水】をカメラの前で語ります。すでに日経CNBCおいて放映されました。

 計画推進者【北垣国道】の曾孫、かつ、設計・施工担当者【田辺/田邉朔郎】の孫、田邉康雄が祖父【生涯現役エンジニア】田辺朔郎を語ります。弊社【強い技術者】を育てる【技術者向け社内研修】サービスの基盤です。放送時間は、次をどうぞ。

<放送時間帯>
 テレビ東京   2月27日(金) 04:35
 テレビ北海道 2月28日(土) 06:00
 テレビ愛知   3月03日(火) 14:30
 テレビ大阪   2月28日(土) 05:55
 テレビ瀬戸内 3月01日(日) 04:45
 TVQ九州    2月28日(土) 06:00

 いずれも30分放送です。これらの一般放送に先立ち、日経CNBCにおいて以下の日時に繰り返して放映されています。1月24日(土)13:00、1月25日(日)7:30、1月27日(火)21:00、1月31日(土)13:00、2月1日(日)7:30、2月3日(火)21:00。
 弊社は日経CNBCを専用パラボラアンテナと専用チューナーを設置してスカパーHD経由で視聴しています。
 
<取材の契機>
 弊社田邉康雄著【びわ湖疏水にまつわる、ある一族のはなし】 http://www.bk1.jp/review/0000445315 をインターネットで検索され、これを購入したいとの御希望の電話を受けたことが取材の発端でした。
 この本は、北垣国道と田辺朔郎の周辺人脈を朔郎の孫、国道の曾孫の立場から描いた単行本で、国会図書館に納本済みです。


<番組の概要>
 女優内山理名さんが、京都南禅寺の琵琶湖疏水記念館を訪ね、井垣館長からその概要を聴取しながら、琵琶湖疏水の歴史的意義を解説します。その合間に3回、田邉康雄が以下のように語ります。

1. (田邉朔郎は田邉康雄にとってどのような存在であったかとの問いに答えて) 23歳であんな大工事の責任者となった。末は博士か大臣か、といわれた時代の博士に27歳でなった。いかに努力しても追い抜けない存在として子供のころから頭の上に重く圧し掛かっていた。

2. (なぜ田邉朔郎工部大学校の英語による専門科目授業において最優秀の成績を上げることができたかの問いに答えて) 入学前既に、徳川家沼津兵学校付属小学校で英語や数学など基本的知識を習得済みであった。なお徳川家沼津兵学校の設立目的は、薩摩長州に対して巻き返しを図るために、近代兵器、近代兵術を学ぶことであり、その技術レベルは当時の日本では最高だった。ここがわが国工学教育、エンジニア教育の発祥の地である。

3. (工部大学校ヘンリー・ダイアーの教育方針を聞かれて) 本家イギリスでも当時まだ実現していなかった、理論だけでなく実践を重んじた教育であった。廃藩置県で家禄を失った武士に対して、生活をかけて3Kへ挑むことを求めた教育であった。また後年田邉朔朗は言っている。当時は学問が分化していなかったので、土木だけをやっていれば済むという時代ではなかった。機械、電気、化学もやらなくてはならなかった。習得するために手を動かす必要があったと。

 琵琶湖疏水に関しては、従来多くのテレビ局が繰り返し紹介してきました。しかしながら今回の内容は、多くの従来内容と一味違う、よい味がしたと感じました。エンジニアとしての田邉康雄も納得の行く構成となっていると感じました。

 取材に弊社を訪れた、オルタスジャパンのディレクター久保伸一様、岡哲也様、ならびにカメラマン樋口辰男様の素晴らしい手腕に敬意を払わせていただきます。

 また、拙著【びわ湖疏水にまつわる、ある一族のはなし】http://www.bk1.jp/review/0000445315を大いに参考にしていただいたことを、本番組の製作著作日経CNBC、ならびに番組スポンサー日本経済新聞社に対して感謝の気持ちを捧げさせていただきます。


<本番組を通じて田邉康雄が視聴者に知っていただきたいこと>
 田邉朔郎は、【土木エンジニア】ということになっていますが、【電気エンジニア】でもあり、【機械エンジニア】でもありました。

 琵琶湖疏水建設に焼成炉を設計してトンネル巻きに必要なレンガ自家製造したから、【化学エンジニア】でもありました。弊社田邉康雄が育った田邉朔郎の旧宅においては化学実験室が存在しました。この実験室が田邉康雄をして【化学エンジニア】ならしめました。

 田邉朔郎は、化学の知識を駆使して、後に鉄筋コンクリートを発明しました。田邉朔郎の旧宅、【 百石斎】は、大正時代に自ら設計施工した鉄筋コンクリートです。
 現存する最古の鉄筋コンクリート製建物とされて、重要文化財として国に登録されています。琵琶湖疏水の観光名所、南禅寺水路閣や、ポンプ室など美しい建築物を設計施工したことから田邉朔郎は【建築エンジニア】でもあります。
 ちなみに迎賓館を設計した著名な建築家片山東熊は義兄です。おそらく片山東熊の意見も取り入れたことでしょう。

<この番組を契機として知っていただきたい歴史的事実>
 琵琶湖疏水は、長州軍として明治維新戦争を戦い抜いた勝者の北垣国道が、戦いに臨む場合と同じ強い決意で臨んで遂行したものであり、その国道が明治維新で戦いに負けた徳川幕府家臣で、生活をかけて必死に努力している敗者田邉朔郎を見出して完成したものです。

 そして田邉朔郎の後ろ楯として、函館五稜郭戦争の幕府軍総裁榎本武揚、陸軍奉行大鳥圭介、海軍奉行荒井郁之助が存在しました。そして田邉朔郎を支えた叔父、幕府外国奉行支配組頭田邉太一【岩倉使節団書記官長】がいました。すなわち、琵琶湖疏水は、旧徳川幕府家臣の生き残り者が結束して完成させた歴史的遺産です。

 岩倉具視の遣米欧使節団の成果、工部大学校の成果といわれていますが、実は徳川幕府時代の知識水準と技術水準が極めて高かったことを、以上の事実が如実に物語っています。

<田邉朔郎の真の姿>
 田邉朔郎は、電気、機械、化学、建築、土木と多くの技術要素を必要とする【工学(エンジニアリング)】という分野を日本においていち早く確立し、多くのエンジニアを育成したエンジニアの草分けです。
 すなわち、【エンジニア】 という職業分野を、120年も前の明治中期に確立し、その一生を【エンジニア教育】につくしました。これが田辺朔郎の偉大さです。単なる土木エンジニアではありません。
 そして田辺朔郎は、【生涯現役エンジニア】でありました。最後の仕事は関門海底鉄道トンネルでした。弊社代表【生涯現役エンジニア】田邉康雄は、そのことを誇りに思っています。この誇りの上に立って現在【強い技術者】を育成する【社内研修】を実施しています。

 生涯現役エンジニアに関しては、田邉康雄著【生涯現役エンジニア】を御参照ください。
amazon  http://www.amazon.co.jp/gp/reader/4901689622/
楽天  http://item.rakuten.co.jp/book/4277478/
セブンアンドワイ  http://store.shopping.yahoo.co.jp/7andy/31832743.html


<弊社紹介>
社 名: 有限会社田辺コンサルタント・グループ
代表取締役: 田邉康雄
所在地: 〒140-0014 東京都品川区大井6-20-6
TEL: 03-3776-2495
FAX: 03-5742-7695
URL: http://www.tanabe-consul.jp

<事業内容>
1) 公開講演【生涯現役エンジニアの勧め】
2) 社内研修【強い技術者の育成】
3) 安全OHSAS18001【内部監査代行】
4) 環境ISO14001【内部監査代行】
5) 品質ISO9001【内部監査代行】
6) 品質環境安全【統合マネジメントシステム】構築・運営サポート
7) 商店街の街並み設計(娘田邉寛子担当)


【本件に関するお問い合わせ先】
有限会社田辺コンサルタント・グループ
担当:田邉康雄
TEL: 03-3776-2495   FAX:03-5742-7695
e-Mail: tanabe-yasuo@tanabe-consul.jp


《関連URL》
オールアバウトプロファイルの出展http://profile.allabout.co.jp/pf/tanabe-consul
ベンチャーレポートhttp://www.venture-report.net/search/tanabe_consul/interview.html
士業ねっとの出展http://www.sigyo.net/list/archives/tanabe-consultant.html
有限会社田辺コンサルタント・グループのホームページhttp://www.tanabe-consul.jp

企業情報

企業名 有限会社田辺コンサルタント・グループ
代表者名 --
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