高校生×老舗佃煮店「ふりかけを通して琵琶湖の魅力を次世代に、そして全国に」高校生が「佃煮の伊吹」との共同開発プロジェクトを開始

リアビズ高校生模擬企業コンテストの1次審査を通過し、ファイナリストに選ばれた立命館守山高校の模擬企業「琵琶粉」（びわこな）は、このたび、滋賀県長浜市にある100年以上の歴史を持つ老舗佃煮店「佃煮の伊吹」と共同で、琵琶湖産の魚を活用した新たなふりかけ商品を開発するプロジェクトを開始しました。

■プロジェクト背景

「琵琶粉」は、立命館守山高校に在籍する5名の学生が「琵琶湖の魅力を次世代にそして全国に」というテーマのもとに結成した模擬企業です。幼少期から琵琶湖と深い関わりを持ってきたからこそ、近年、滋賀県内で若者の琵琶湖離れが進んでいるという現状に問題意識を抱き、琵琶湖の魅力を「食」を通じて身近に感じてもらうことができる商品を提供することが、琵琶湖の魅力を次世代へ伝える有効な手段と考え、滋賀の幸を使用したふりかけを開発するビジネスプランを考えていました。

【佃煮の伊吹さんとの協力について】

このプロジェクトは、私たちの思いに共感していただいた「佃煮の伊吹」との共同開発によって実現しました。「佃煮の伊吹」もまた、若い世代に向けた新たな取り組みを模索しており、両者の目指す方向性が一致したことから、今回の協力関係が生まれました。琵琶湖の伝統的な食文化を現代の消費者に再発見してもらうべく、新たな商品開発に挑戦します。

【商品案について】

私たちの商品である「琵琶湖の美味しい粉」は、創業70年を超える老舗店伊吹商店さんの佃煮を大胆に使い滋賀県の魅力を詰め込んだふりかけです。ふりかけのベースは、発売時期の秋が旬である琵琶湖産の魚の佃煮を乾燥させ砕き粉末状にしたものです。また、伊吹さんの名物である実山椒や滋賀県の幸をふんだんに入れることで子供から大人までご飯が進む佃煮味ふりかけにしたいと考えています。

「琵琶粉」は、今回のプロジェクトを通じて、琵琶湖の魅力をより多くの人々に伝え、地域経済の活性化と持続可能な社会の実現に貢献していきます。「琵琶湖の美味しい粉」をネット販売や店舗での販売し琵琶湖の食文化を広く滋賀県内外に発信していきたいと考えています。

■企業について

【会社概要】

社名：琵琶粉

本社所在地：〒524-0051 滋賀県守山市三宅町２５０

代表取締役：立命館守山高校3年　山田健太郎

事業内容：ふりかけ事業

HP： https://biwakona.wixsite.com/event

■リアビズ高校生模擬起業グランプリについて

　私たちは、「第5回リアビズ高校生模擬起業グランプリ」という、認定NPO法人金融知力普及協会が主催するプログラムに参加し活動しています。「リアビズ高校生模擬起業グランプリ」は、高校生が自分たちのビジネスアイデアを30万円の資金で実現するプログラムです。私たちを含む、書類選考を通過した全国6チームが、10月の販売開始に向け商品を作成しています。

　リアビズの目的は、実際のビジネスの様々な側面に深く触れることによって、自分の適性や将来のキャリア観、そして、自らの生業（なりわい）を生み出すことに対する心のエンジンを始動させることです。単なるビジネスアイデアのプレゼンコンテストではなく、ビジネスアイデアをもとに実際に企画、仕入れ、製造、広報、販売、顧客対応、経理など、すべてを実践するプログラムです。

公式HP：https://reabiz.jp

■開催概要

主催：　認定NPO法人　金融知力普及協会

日時：　2024年6月1日募集開始

　　　　10月8日～11月7日商品販売期間

　　 12月22日　　　　成果発表会

対象：　同じ高校に通う生徒で作ったチーム

参加費：　無料

優勝賞品：　オリジナルビジネス研修旅行

■プログラム主催者概要

商号　　：認定NPO法人　金融知力普及協会

代表者　：理事長　金子　昌資